- 更新日 : 2025年12月8日
ダイアローグとは?意味や実施方法を解説!
ダイアローグとは、深いコミュニケーションを求める際に行われるコミュニケーション手法です。ファシリテーターを置き、設定したテーマで対話を行います。相手に対する理解が深まるだけでなく、自分の意見や主張の根拠も明らかにできます。対話を有意義で実のあるものにするだけでなく、チームワークも良くなります。
目次
ダイアローグとは?
ダイアローグとは、ビジネスで注目されているコミュニケーション手法の一つです。1対1や複数で行う、相手の意見を深く知るための対話のことを指します。同じようなコミュニケーションに「ディスカッション」がありますが、ディスカッションとダイアローグでは結論を出す必要性に違いがあります。
ディスカッションは課題に対して解決策を出すために行う話し合いや討論であるため、参加者の意見をまとめた答えを出す必要があります。これに対して、ダイアローグは参加者の意見や本音を聞いて、お互いのことを知ることを目的に行うため、必ずしも結論・答えを出す必要はありません。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
人事・労務の年間業務カレンダー
毎年大人気!人事労務の年間業務を月別にまとめ、提出や納付が必要な手続きを一覧化しました。
法改正やシーズン業務の対応ポイントについて解説するコラムも掲載していますので、毎月の業務にお役立てください。
従業員の見えない不満や本音を可視化し、従業員エンゲージメントを向上させる方法
従業員エンゲージメントを向上させるためには、従業員の状態把握が重要です。
本資料では、状態把握におけるサーベイの重要性をご紹介いたします。
エンゲージメントサーベイを用いて、離職防止を推進する⽅法
離職防止には従業員エンゲージメントの向上が効果的です。そのために、従業員の状態把握が必要です。
本資料では、従業員の状態を把握する具体的な手段としてマネーフォワード クラウドサーベイをご紹介します。
【テンプレート】育成計画書(エクセル)
従業員の育成計画書の準備は進んでおりますでしょうか。
本資料は、すぐにお使いいただける育成計画書のExcelフォーマットです。ぜひダウンロードいただき、貴社の人材育成にご活用ください。
ダイアローグを導入するメリットは?
ダイアローグは組織に何をもたらすのでしょうか?企業がダイアローグを導入するメリットを説明します。
相手を理解できる
ダイアローグを実践すると、まず参加している相手のことをよく知ることができます。ダイアローグでは、テーマについて真摯に意見をお互いに語るため、普段語られない本音や考えを聞くことができるでしょう。
自己理解が深まる
ダイアローグのメリットには、自分のことも理解できるようになる点も挙げられます。自分の意見をしっかりと言うためには、考える過程をしっかりと認識して思考を深めていかなければなりません。なぜそのような考えに至ったのかに注意を払うようになり、自己理解を深めることができます。
チームワークが良くなる
ダイアローグにはチームワークが良くなるというメリットもあります。相手のことが理解できるようになり、親密度がアップするためです。ダイアローグによってチームメンバーの趣味などがわかることも多く、プライベートな会話ができるようになり、活発なコミュニケーションが行われるようになることも期待できます。それにより、職場の雰囲気も良くなり、業務において良い影響が期待できます。
ダイアローグの実施方法は?
ダイアローグ導入でメリットを実感するには、正しい方法で行う必要があります。どのようなやり方で行うのが正しいのでしょうか?ダイアローグの具体的な実施方法を紹介します。
ファシリテーターを置く
ダイアローグではファシリテーターを置くことが非常に重要です。ファシリテーターとは話し合いを進める人を意味し、内容がテーマから逸脱してしまったときに軌道修正したり、活発な発言を促したり、対立が起こった場合には仲介したりする役割を担います。ファシリテーターが十分にその役割を果たすことで、スムーズで活発な対話ができるようになります。
テーマを設定する
テーマが決まっていると、参加者は話しやすくなります。テーマが決められていないと参加者は各々の話したい内容を話し、収拾がつかなくなる可能性がありますが、設定テーマがあると脱線も起こりにくく、スムーズな対話が可能になります。
傾聴する
ダイアローグでは参加者がそれぞれ相手の話をきちんと聞きます。結論を出すために実施するディスカッションとは異なり、ダイアローグは話し合いによって何らかの答えを導き出す必要はありません。他者を理解することが重要とされ、参加者の意見をきちんと聞くことが求められます。
ダイアローグを効果的に実施するポイントは?
前段ではダイアローグの基本的な実施方法を説明しました。それでは、より実のあるものとするためには、どのようにすればよいのでしょうか?ダイアローグを効果的に実施する方法を解説します。
全員に発言させる
ダイアローグの効果的な実施には、まず全員に発言させることが必要です。参加者が発言する人と発言しない人に分かれてしまうと、相手への理解度に偏りが生じ、きちんとした相互理解ができなくなります。話さない参加者がいた場合は、ファシリテーターが発言を促し、全員に発言させるようにしましょう。全員に発言させるだけでなく、回数や時間なども平等にするとなおよいでしょう。
自分の意見を述べる
効果的なダイアローグを実施するためには、参加者に自分の意見を述べさせることも重要です。自分の意見は「アイメッセージ」を使うと、容易に述べられるようになります。アイメッセージとは主語に「私」を用いる会話技術です。私を意味する英単語の「I」を使用することから、アイメッセージと呼ばれています。「私は~」と話し出すことで自然に「私は〇〇です」「私は〇〇だと思います」という話し方になり、自分の意見が述べられるようになります。日本人は一般的に自己主張を苦手とするため、アイメッセージを活用するなどして積極的に自分の意見を言うようにするとよいでしょう。
アイスブレイクを設ける
ダイアローグでは本格的な対話を始める前にアイスブレイクを設けるとよいとされています。アイスブレイクとは本題に入る前の雑談を意味します。ダイアローグで開始とともに積極的に発言する参加者は少ないでしょう。そのため、アイスブレイクを設け、参加者同士を和ませたり場の雰囲気を和ませたりして、発言しやすい空気にすることが必要とされます。
他人の主張を尊重する
ダイアローグで十分な効果を得るためには、他人の主張を尊重することも大切です。メンバーの関係を良好にすることがダイアローグの実施メリットとの一つとされており、そのためには他の参加者の意見を十分に効かなければなりません。他人の主張にきちんと耳を傾け、真摯に受け止め、その主張を尊重することが必要です。
効果的なダイアローグを行ってチームワークをよくしよう
ダイアローグは相互理解を目的に行う、コミュニケーション手法の一つです。相手をよく知るとともに自己理解を深め、チームワーク向上が図れます。設定したテーマで話し合いますが、必ずしも結論を出す必要はありません。ファシリテーターを置き、傾聴を心がけましょう。
本題に入る前にアイスブレイクを行うと、話しやすくなります。また、アイメッセージで自分を主語にして話し出し、きちんと自分の意見を言うことも大切です。ファシリテーターは全員に話す機会を与えると、ムラなく理解を深められます。ダイアローグを効果的に行い、チームワークを良くし、効率や生産性の向上を図りましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
人事労務の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
社内エンゲージメントを高めるには?具体的な向上施策、ツール、イベント事例を解説
社員エンゲージメントとは、従業員が企業のビジョンや目標に共鳴し、自ら進んで貢献しようとする姿勢や意欲の度合いを表すものです。少子高齢化による労働力不足や働き方の多様化が進む現代において、優秀な人材を確保し、組織全体の生産性を高めるためには、…
詳しくみる【例文あり】コンピテンシー評価とは?評価項目や書き方、導入事例まで徹底解説
人事評価について調べていると、コンピテンシー評価というものを目にする機会が増えてきたかと思います。コンピテンシー評価とは、業務において高いパフォーマンスを発揮する人材に共通する行動特性「コンピテンシー」をもとに、評価基準を作成する人事評価の…
詳しくみる評価制度設計で目指すべき3つのゴールとは?進め方や成功のコツを徹底解説
人事評価制度の設計とは、企業の目標達成と従業員の成長を結びつける、公平な仕組みを構築することです。しかし、制度設計の具体的な進め方や自社に合ったやり方がわからず、何から手をつければよいか悩む担当者の方も少なくありません。 この記事では、人事…
詳しくみる【テンプレート付き】内定承諾書とは?内定通知書との違いや送り方のマナーを紹介
企業は内定の意志を改めて確認し、企業としても口頭だけではなく書面で送付することで、改めて内定者に対して正式な契約を交わす、という意味合いから内定承諾書を内定者に向けて送付することが一般的です。 この記事では、内定承諾書とはそもそも何か、さら…
詳しくみる採用基準の設定方法は?スキルや人柄などの項目例やテンプレートの活用ポイントも解説
採用活動において、「求める人物像が曖昧で、面接官によって評価がぶれてしまう」「採用した人材が期待した活躍をしてくれない」といった悩みはありませんか。これらの課題の多くは、明確な採用基準が設定されていないことが原因です。 この記事では、新卒・…
詳しくみるキャリアとは?意味や開発方法を紹介
日本では、学歴が重視される傾向があります。しかし、人生においては、学歴以上に重要なものとしてキャリアがあります。この記事では、キャリアの意味など基本的な事項と、その必要性の他、キャリア開発について詳しく解説していきます。 キャリアとは? キ…
詳しくみる


-e1761040031323.png)