- 更新日 : 2025年11月18日
定額減税は育休中や産休中どうなる?詳細をわかりやすく解説
「育休中の定額減税はどうなるのか知りたい」とお悩みの方は多いでしょう。原則、令和6年6月1日時点で在職者(基準日在職者)であれば育休中の従業員も対象となります。ただし、育休復帰が令和6年中であるかによって事務処理が異なります。
今回は、育休などで休業している従業員について、定額減税のポイントを解説します。
育休中・産休中の定額減税はどうなる?適用される?
育休や産休を取得している期間中で、給与の支払いが停止されている場合でも一定の条件を満たせば定額減税の対象となります。
定額減税の月次減税の対象となるのは、以下のような人です。
- 日本国内に住所を有している
- 令和6年分の合計所得金額が1,805万円以下である
育休や産休で休業していても、上記の条件に該当し、基準日である令和6年6月1日に会社に在職中(基準日在職者)で「扶養控除等申告書」を提出している場合には、定額減税が適用されます。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
給与計算の「確認作業」を効率化する5つのポイント
給与計算の確認作業をゼロにすることはできませんが、いくつかの工夫により効率化は可能です。
この資料では、給与計算の確認でよくあるお悩みと効率化のポイント、マネーフォワード クラウド給与を導入した場合の活用例をまとめました。
給与規程(ワード)
こちらは、給与規程のひな形(テンプレート)です。 ファイルはWord形式ですので、貴社の実情に合わせて編集いただけます。
規程の新規作成や見直しの際のたたき台として、ぜひご活用ください。
給与計算 端数処理ガイドブック
給与計算において端数処理へのルール理解が曖昧だと、計算結果のミスに気づけないことがあります。
本資料では、端数処理の基本ルールをわかりやすくまとめ、実務で参照できるよう具体的な計算例も掲載しています。
給与計算がよくわかるガイド
人事労務を初めて担当される方にも、給与計算や労務管理についてわかりやすく紹介している、必携のガイドです。
複雑なバックオフィス業務に悩まれている方に、ぜひご覧いただきたい入門編の資料となっています。
育休中の定額減税はいつ・どこで引かれる?
通常、育休中の従業員に対する給与支払いはないため、定額減税の月次減税事務の対象になる給与等も存在しません。
しかし、育休中の従業員が夫の扶養に入っている場合であっても「国内に住所を有し、かつ合計所得が48万円以下である」という条件を満たさない限りは、自身の勤めている会社における定額減税の対象者となります。
参考:
給与等の源泉徴収事務に係る 令和6年分所得税の定額減税のしかた |国税庁(p2、p4)
育休中だが6月以降に復職する場合
令和6年中に育休から復帰し会社から給与支払いを受ける場合には、令和6年6月1⽇以後に初めて⽀払う給与等があるため、その給与から月次減税事務が開始されることになります。
例えば令和6年9月に育休から復職する従業員のケースで考えてみましょう。9月以降の給与や賞与で月次減税額が調整され、控除しきれない分は翌月以降に繰り越されます。
さらに、年内に定額減税で控除しきれないと見込まれる場合には、控除しきれない額を1万円単位で切り上げ、調整給付金として市区町村から支給されることとなっています。
参考:「定額減税しきれないと見込まれる方」への給付金(「調整給付金」)のご案内|内閣官房
育休中のため2024年に給与所得がない場合
育休中で2024年内に職場復帰の予定がない従業員の場合は、年内の給与所得がないため定額減税の月次減税の適用はありません。所得税は本年の所得に基づき課税され、支払い給与がないと減税ができないためです。
そのため、復帰が2025年以降になる場合には、定額減税の対象にはならず確定申告が必要になります。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
人事労務の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# 給与計算
出向者の給与計算はどうする?負担割合や社会保険の注意点
出向者の給与計算は、出向元と出向先、どちらの企業が給与を支払い、どちらがその費用を負担するかを、事前の出向契約で明確に定めるのが基本です。この契約内容によって、給与の支払い方法から…
詳しくみる -
# 給与計算
産休・育休での有給休暇の注意点、手当金への影響を解説
産休や育休を取得する際に、多くの人が気にするのは有給休暇の取り扱いや手当金への影響です。 特に、産休前に有給休暇を利用できるかどうか、有給休暇を取得した際に出産手当金へどのように影…
詳しくみる -
# 給与計算
給与計算を簡易化するには?方法からメリット、注意点まで徹底解説
本記事では、複雑な給与計算を簡易化するための具体的な方法を、メリットや注意点と共に徹底解説します。 毎月の給与計算前になると、山積みのタイムカードと複雑な計算式に頭を悩ませていませ…
詳しくみる -
# 給与計算
60歳以降の再雇用の給与相場とは?業種や男女の違い、企業の取り組みを解説
60歳以降の再雇用が進む中、年齢に伴う給与の減少や、業種ごとに異なる給与水準が影響を与えています。この記事では、60歳以降の再雇用における給与相場、減額される理由や実際の事例につい…
詳しくみる -
# 給与計算
退職金規定の記載事項は?作り方のポイントをテンプレートとあわせて解説
退職金制度は、従業員の長期雇用においてモチベーションの維持や安心して働ける環境づくりに欠かせません。 しかし、退職金規定を作る際には、法的な要件を考慮して記載しなければ思わぬトラブ…
詳しくみる -
# 給与計算
中小企業向け給与計算ソフトのおすすめの選び方を解説
日本には非常に多くの中小企業があり、それぞれの会社で従業員が勤務して給与を受け取っています。給与の計算は複雑な工程が求められるため手間がかかりますが、給与計算ソフトを使用すれば手間…
詳しくみる


-e1762740828456.png)

