- 更新日 : 2026年6月15日
建設業許可の始末書の書き方は?記載例・無料テンプレートつき
建設業の許可を取得後、許可申請時に提出した内容に変更があった場合や事業年度の終了後には変更内容を届け出なければなりません。こうした変更届や更新申請には提出期限が定められており、期限を守らなかったときは始末書の提出を求められることがあります。
本記事では、建設業許可の始末書の書き方の詳細とポイントを中心に解説します。
建設業許可の始末書を求められた場合の対応は?
建設業の許可に関して始末書を提出する必要があるのは、ほとんどが建設業法で定められた提出期限に遅れた場合です。反省をしながら、再発防止策も提示しましょう。
失敗を繰り返さない対策を講じる
建設業の許可に関わる内容に関する変更届が提出されていなければ、更新手続きができません。始末書の提出は、提出が遅れたことの反省だけでなく、二度と同じような失敗を犯さないための対策を求めているものと考えることができます。速やかに届出を行うとともに、提出できなかった原因を確認し、今後の対策を講じることが必要です。
許可更新の期限には要注意!
建設業許可の更新申請は「有効期間満了する日の90日前から30日前まで」に行うこととされています。建設業法第3条第3項により、5年の許可期間が経過すれば許可は失効するのです。
更新期限を経過してしまった場合でも、許可の失効日までは始末書を提出することによって申請書は受理される場合がありますが、許可期間が満了すれば許可は失効し、新たに許可を取り直す必要があります。
当然ですが、失効後は新たに許可をもらえるまでの期間は500万円(消費税込み)以上の工事を行うことはできません。許可期間が満了したらもはや始末書の問題ではないことに注意してください。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
就業規則の作成・変更マニュアル
就業規則には、労働者の賃金や労働時間などのルールを明文化して労使トラブルを防ぐ役割があります。
本資料では、就業規則の基本ルールをはじめ、具体的な作成・変更の手順やよくあるトラブル事例について解説します。
労働基準法の基本と実務 企業がやりがちな15のNG事項
労働基準法は「労働者が人たるに値する生活を営むための労働条件の最低基準」を定めた法律です。
本資料では、企業がやりがちな違法行為を軸に、最低限把握しておきたい労働基準法の基本ルールをまとめました。
就業規則(ワード)
こちらは「就業規則」のひな形(テンプレート)です。ファイルはWord形式ですので、貴社の実情に合わせて編集いただけます。
規程の新規作成や見直しの際のたたき台として、ぜひご活用ください。
就業規則変更届 記入例
こちらは「就業規則変更届 記入例」の資料です。就業規則変更届の記入例が示された資料となります。
実際に届出書類を作成する際の参考資料として、ぜひご活用ください。
建設業許可の始末書を作成するときのポイントは?
始末書は、書類の提出期限を遅滞したことに関する報告ですから、①提出が遅れたという事実、②遅滞の理由と当事者としての反省、③再発防止に関する措置という3つの柱で構成するのが一般的です。
それぞれの柱の書き方のポイントをまとめておきましょう。
状況・内容
報告すべき事案が発生した日付、規程や手引きで定められている提出期限、実際に提出した日付を正確に記載しましょう。遅滞について特筆すべき事情があれば簡潔に記載するのが妥当です。ただし、言い訳をしないように心がけましょう。
反省など
仕事のスケジュール管理の失敗など、提出が遅れた理由を端的に記載します。また、自社の事業における建設業許可の重要性に触れ、率直な反省の気持ちを表しましょう。
今後の防止策
始末書の一番のポイントは、今後の防止策です。法令や手引きなどに定められているルールを再確認し、事務のスケジュール管理を徹底するなど、今後の再発防止策を明確に説明しましょう。
建設業許可の始末書の無料テンプレート
建設業許可の始末書を作成する際、テンプレートを利用すれば文章のトーンも把握できるだけでなく、提出先である行政機関が納得してもらえる始末書を効率的に作成することが可能です。
下記からダウンロードして是非ご利用ください。
建設業許可の始末書の記載例は?
建設業の許可が下りたあとも、①許可更新申請、②決算変更届(決算期終了届、事業年度終了報告)、③役員、経営業務の管理者、専任技術者などの変更届を提出する必要があります。ここでは、上のテンプレートを使った記載例を紹介します。
許可更新申請の遅滞
|
※提出期限:通常「許可の有効期間が満了する日の30日前まで」
|
決算変更届の遅滞
|
※提出期限:毎事業年度経過後4カ月以内(建設業法第11条第2項)
|
役員変更届などの遅滞
|
※提出期限:その事実が発生してから30日以内(建設業法第11条第1項)
|
届出は建設業許可の要件を満たしていることの確認
建設業の許可を得るためには、次の要件を満たさなくてはなりません。
- 経営業務の管理責任者・専任の技術者の配置
- 請負契約に関する誠実性(役員などについて)
- 請負契約を履行できる財産的基盤・信用の保持
- 欠格要件に非該当
そして、変更届はこうした要件を常にクリアしていることを届出る手続きとなります。許可の要件に関する届出は許可を継続するための重要な手続きであることを忘れないでください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
人事労務の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# 人事管理
異動時に労働条件通知書は必要?再交付のルールや確認すべきポイントを解説
企業から人事異動の辞令を受けると、「給与や勤務地、仕事内容は具体的にどう変わるのだろうか」「そもそもこの異動は法的に問題ないのか」といった不安や疑問を感じる方は多いでしょう。異動は…
詳しくみる -
# 人事管理
生産年齢人口とは?日本の割合や推移、減少している理由を解説!
生産年齢人口とは生産活動を支える15〜64歳の人口層のことです。就業者や完全失業者を指す労働力人口とは異なります。少子高齢化によって日本の生産年齢人口は年々減少を続けており、企業の…
詳しくみる -
# 人事管理
退職勧奨に応じない場合の5つの対処法!注意点や拒否される理由も紹介
退職勧奨とは、会社が従業員に退職を促す行為のことです。解雇と違って強制力はないため、従業員は退職勧奨をされても断れます。 そのため、実際に退職勧奨を断られて「今後どのように対応すべ…
詳しくみる -
# 人事管理
パワハラが発生した時の対処方法は?手順やポイントをわかりやすく解説
パワハラが発生した際の適切な対処は、職場環境を守るために非常に重要です。本記事では、パワハラの具体的な対処方法や手順、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。迅速かつ効果的な対…
詳しくみる -
# 人事管理
SDGsとは?17の目標や事例を簡単に解説!
SDGsとは、2015年に国連で採択され、2030年までの達成を目指す17の目標が掲げられた「持続可能な開発目標」のことです。貧困や教育、気候変動など広範な課題の解決に向け、持続可…
詳しくみる -
# 人事管理
【テンプレート付】ビジネスで使えるお見舞いの手紙例文や書き方を解説
お見舞いの手紙を送る機会は、ビジネス・プライベートを問わず多くあります。書き方や文例を解説するので、ぜひ参考にしてください。また、無料でダウンロードできるテンプレートや、一筆箋で気…
詳しくみる



-e1762754602937.png)
