• 作成日 : 2022年11月25日

タイムカードの押し忘れ対策を解説!打刻忘れを防ぐには?

タイムカードの押し忘れ対策を解説!打刻忘れを防ぐには?

従業員にタイムカードの押し忘れが多く、注意しても改善されないのは何が原因でしょうか?

タイムカードの押し忘れは給与計算作業に影響を与え、給与計算担当者の負担も大きくなります。また、従業員の正確な労働時間の把握が困難になり、労務管理にも支障が出ます。

今回はタイムカードの押し忘れの理由、その対策について解説していきます。

タイムカードの押し忘れの理由

タイムカードの打刻忘れに多いとされる原因とは何なのでしょうか?

打刻機がわかりにくい場所に設置されている

出退勤時に打刻機が目に入りにくい場所に置かれている場合、タイムカードの押し忘れの原因になりやすいです。目に入りやすい場所にあっても、打刻機の回りに置かれたものに目が行ってしまい、打刻機が視界に入らなかったことによる打刻忘れなどがあります。

打刻機の近くにトイレや休憩室がある

トイレや休憩室の近くに打刻機がある場合、打刻機に気づいてはいてもトイレや休憩室を利用した後に打刻しようと思っていて、そのまま忘れてしまったことが打刻忘れの原因になることがあります。

始業前から頭の中が仕事のことしか考えられなくなってしまっている

始業前はその日の仕事の準備や予定の確認など、他のことに気を取られ過ぎてしまい、タイムカードの打刻のことが頭から離れてしまうことが打刻忘れの原因になることがあります。

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タイムカードの押し忘れを防ぐ対策

ここでは、タイムカードの打刻忘れが多い場合の対策について例を挙げて見ていきます。

打刻機の置き場所を工夫する

まず、打刻機の置き場所を見直してみましょう。出退勤時に打刻機が目に入りにくい場所に置かれているために、打刻忘れが多くなっている場合がよく見受けられます。従業員の目に入りやすい場所であるかどうかを意識して設置してみましょう。

ただし、人が多く通る場所や外部の人が出入りする場所は通行する際の邪魔になる場合がありますので注意してください。

貼り紙などで周知する

社員の目につきやすい場所に貼り紙やポスターを掲示するなどして周知するのも効果があります。更衣室やロッカーの壁など、従業員の目につきやすい場所に下記のように記載して掲示することにより、それを見た従業員の意識がタイムカードに向かいます。

  • 出勤時・退勤時はタイムカードを押そう!
  • タイムカードの押し忘れがないか確認しましたか?

ただし、長い期間、同じ内容の掲示をしていると見慣れてしまい効果が薄くなります。定期的にデザインを変えて注意喚起する効果が持続するようにしましょう。

打刻機での押し忘れをチェックする仕組みを導入する

タイムカードの打刻忘れが発生した場合に備えて、チェックする機能が必要です。例えば、部署ごとにタイムカードのチェック担当者を決めて、始業時などにタイムカードが打刻されているかどうかを確認する仕組みを作ってみるのはどうでしょう。当番制にして交替でチェックすることにより、本人の意識付けにも効果があります。

打刻忘れが多い従業員には、出勤時や退勤時に「タイムカード押しましたか?」と声がけするような方法も効果的です。

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タイムカード押し忘れは勤怠管理システムの導入で解決しよう!

タイムカードの押し忘れの原因や対策について見てきました。しかし、根本的な解決を図るという点では、勤怠管理システムを導入することで解決できるのではないでしょうか?勤怠管理システムを導入することによって下記のような効果が見込めます。

打刻漏れを自動で知らせてくれる

勤怠管理システムには、各従業員の勤務の実態を管理してアラートで知らせてくれる機能があります。タイムカードの打刻忘れをした従業員に対して、自動でアラートを出して知らせてくれる機能もあります。

スマートフォンやタブレットでも打刻できる

あわただしい始業前の時間帯で、頭からタイムカードの打刻が離れてしまっていても、スマートフォンやタブレットで打刻できる勤怠管理システムであれば専用アプリでログインして打刻するだけで済みます。

他にもICカード、GPSでの打刻や、指紋認証、顔判定など、いろいろな打刻方法があります。従業員への負担を考えながら、会社が利用可能な打刻方法とコストに合わせて選定していくことも有効です。

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タイムカードの押し忘れ対策をしっかりして、正しく勤怠管理を行いましょう!

タイムカードの打刻忘れは、会社にとっては、給与計算作業に影響を与え、給与計算担当者の負担も大きくなります。また、従業員の正確な労働時間の把握が困難になり、労務管理にも支障が出ます。

タイムカードの打刻忘れは、会社にとってリスクになり得ますから、打刻忘れを防ぐ仕組みづくりや勤怠管理システムの導入などにより、根本的な解決ができるように話し合いましょう。

よくある質問

タイムカードの押し忘れの原因は何ですか?

押し忘れの原因としては、「打刻機が分かりにくい場所に設置されている」「打刻機の近くにトイレや休憩室がある」「始業前から頭の中が仕事のことしか考えられなくなっている」などが考えられます。詳しくはこちらをご覧ください。

タイムカードの押し忘れを防ぐ対策には何がありますか?

押し忘れを防ぐ対策としては、「打刻機の置き場所を目に入りやすい場所に置くなど工夫する」「貼り紙やポスターなどで従業員に周知する」「打刻機での押し忘れをチェックする仕組みを導入する」などが考えられます。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

執筆:山本 務(特定社会保険労務士/AFP/2級FP技能士/日商簿記2級/第一種衛生管理者)

山本 務(特定社会保険労務士/AFP/2級FP技能士/日商簿記2級/第一種衛生管理者)
やまもと社会保険労務士事務所所長
大学卒業後、システム開発技術者、上場企業情報システム部&人事部を経て2016年に開業。
独立後も労働局の総合労働相談員として200件以上のあっせん事案に関与。労働相談は民間委託事業の電話相談も含めて1,000件以上の実績あり。
労務相談、就業規則、給与計算を中心に、各種手続きや労使問題対応など、外部人事部員として活動。システムのことも分かる社会保険労務士です。

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