- 更新日 : 2025年12月24日
昇給の稟議書の書き方は?テンプレートや例文でポイントが分かる!
昇給稟議書の例文やテンプレートをお探しの方も多いのではないでしょうか。本記事では、昇給の稟議書の書き方を具体的に解説し、テンプレートや例文を交えてポイントを分かりやすく紹介します。昇給に必要な情報や注意点を押さえ、適切な稟議書を作成できるようにしましょう。
目次
昇給の稟議書を作成するケース
昇給の稟議書が必要となる代表的なケースは、従業員の給与を変更する際です。例えば、飲食チェーン店の店長がアルバイト店員の時給を上げたいと考える場合、正当な理由をもとに稟議書を作成し、承認を得る必要があります。
まず、稟議書には昇給の目的を明確に記載することが求められます。理由としては、従業員の成果や勤続年数、市場相場の変化などが挙げられるでしょう。また、具体的な昇給額や財務上の影響も明記する必要があります。こうした情報が不足している場合、承認プロセスがスムーズに進まない可能性もあります。
さらに、昇給が組織の目標や方針に合致していることを説明することも大切です。例えば、優秀な人材を確保することが業績向上に貢献するという観点から、昇給が合理的であることを示します。こうした明確な説明により、稟議が承認されやすくなります。
稟議書の作成では、簡潔かつ具体的な記述を心がけ、承認者が必要な情報を迅速に理解できるよう配慮しましょう。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
給与計算の「確認作業」を効率化する5つのポイント
給与計算の確認作業をゼロにすることはできませんが、いくつかの工夫により効率化は可能です。
この資料では、給与計算の確認でよくあるお悩みと効率化のポイント、マネーフォワード クラウド給与を導入した場合の活用例をまとめました。
給与規程(ワード)
こちらは、給与規程のひな形(テンプレート)です。 ファイルはWord形式ですので、貴社の実情に合わせて編集いただけます。
規程の新規作成や見直しの際のたたき台として、ぜひご活用ください。
給与計算 端数処理ガイドブック
給与計算において端数処理へのルール理解が曖昧だと、計算結果のミスに気づけないことがあります。
本資料では、端数処理の基本ルールをわかりやすくまとめ、実務で参照できるよう具体的な計算例も掲載しています。
給与計算がよくわかるガイド
人事労務を初めて担当される方にも、給与計算や労務管理についてわかりやすく紹介している、必携のガイドです。
複雑なバックオフィス業務に悩まれている方に、ぜひご覧いただきたい入門編の資料となっています。
昇給の稟議書の書き方
昇給の稟議書には、適切な記載項目と説得力のある内容が求められます。ここでは、必要な記載項目と、承認を得やすい稟議書の作成ポイントについて解説します。
記載項目
記載項目と具体例は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 件名 | アルバイト「〇〇 〇〇」の時間給改定について |
| 理由 | 〇〇 〇〇は業務に精通しており、より高度な業務に従事させたいと考えている
業務の難易度が高まるため、時間給の引き上げを検討していただきたい |
| 提案の内容 | これまでの業務に加え、現場リーダーとしての役割 |
| 時間給改訂案:時給を〇〇円引き上げて〇〇円とする(現在の時給は〇〇円) | |
| 改訂の時期:〇〇年〇〇月〇〇日より | |
| 改訂による効果 | 〇〇 〇〇の時給上昇により、労災保険料負担や残業代は増えるものの、既存スタッフの業務負担が軽減されることで、全体としての人件費は抑制できると見込んでいる |
| 承認依頼 | 上記内容についての承認を依頼する文面 |
書き方のポイント
昇給の稟議書を作成する際は、昇給理由を明確にし、根拠となる実績や評価を具体的に記載することが重要です。例えば、業績向上への貢献や特別なスキルの発揮など、客観的なデータや具体例を示すと説得力が増します。
また、昇給後の給与条件や待遇を正確に記載し、会社方針に合致していることを説明することで、承認が得られやすくなります。要点を押さえた、簡潔な記述を心がけましょう。
稟議書の無料テンプレート
マネーフォワード クラウドでは、稟議書の無料テンプレートをご用意しております。
無料でダウンロードできますので、ぜひお気軽にご利用ください。
昇給の稟議書の例文
飲食チェーン店の店長がアルバイトの時給引き上げを検討し、稟議を申請する際の例文は、以下のとおりです。実際に稟議書を作成する際の参考にしてください。
【昇給の稟議書の例文】
〇〇年 〇〇月 〇〇日
〇〇部部長 〇〇様
〇〇部 〇〇課
〇〇〇〇 印
アルバイト「〇〇 〇〇」の時間給改定の件
標題の件につきまして、下記の通り稟議申請いたしますので、ご検討いただき、ご承認くださいますようお願い申し上げます。
記
-
- 対象者氏名:〇〇 〇〇
- 担当業務内容:接客ならびに店内清掃、他のアルバイト店員の教育等
- 理由:
- 〇〇 〇〇は業務に精通しており、より高度な業務に従事させたいと考えている
- 業務の難易度が高まるため、時間給の引き上げを検討していただきたい
- 提案の内容:
- これまでの業務に加え、現場リーダーとしての役割
- 時間給改訂案:時給を〇〇円引き上げて〇〇円とする(現在の時給は〇〇円)
- 改訂の時期:〇〇年〇〇月〇〇日より
- 契約のメリット:
- 〇〇 〇〇の時給上昇により、社会保険料負担や残業代は増えるものの、既存スタッフの業務負担が軽減されることで、全体としての人件費は抑制できると見込んでいる。
以上
昇給の稟議書のレビューポイント
昇給の稟議書をレビューする際には、複数の重要なポイントを確認する必要があります。従業員のモチベーション維持と会社の収益性のバランスを考慮しながら、以下のポイントを重点的にチェックしましょう。
- 昇給が必要な根拠が明確である
- 昇給後の労働条件が記載されている
以下で、それぞれのチェックポイントについて解説します。
昇給が必要な根拠が明確である
昇給の稟議書をレビューする際には、昇給が必要な根拠を明確に示しているかが重要です。昇給は会社のコスト増加に直結するため、記載内容が具体的な成果や行動に基づき、客観的な指標で裏付けられているかを評価します。
曖昧な評価や感情的な理由では説得力を欠くため、業績向上や特別な貢献など、根拠がしっかり示されているかを慎重にチェックしましょう。
昇給後の労働条件が記載されている
昇給の稟議書をレビューする際は、昇給後の労働条件が具体的に記載されているかを確認することが重要です。新たな時給額や適用開始日が明確に示されているかをチェックします。
また、昇給に伴い役職の変更や業務内容の調整がある場合、それらが詳細に記載されているかを評価します。記載が曖昧な場合、承認後の誤解やトラブルにつながるおそれがあるため、すべての条件が明確に表現されていることを確認しましょう。
根拠のある昇給稟議書で、スムーズな承認を目指そう
昇給稟議書を作成する際は、給与変更の理由や対象者の業績、貢献度を具体的に記載し、昇給後の条件を明確にすることが重要です。また、会社の方針との整合性を説明し、客観的なデータや具体例を用いて昇給の必要性を示すことで説得力が高まります。
さらに、昇給が財務面に与える影響を考慮した内容にすることで、承認者の理解を得やすくなります。適切な稟議書を作成し、従業員と会社双方にとって納得のいく昇給を実現していきましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
人事労務の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# 給与計算
給料手当とは?手当の種類や仕訳方法、課税対象について解説
企業で働く従業員には、労働の対償として賃金が支払われます。賃金には、給与や給料、手当など様々な呼び方や種類がありますが、それぞれにどのような違いがあるのでしょうか。 当記事では、給…
詳しくみる -
# 給与計算
住民税の特別徴収とは?納付手続きの流れと効率化のポイントを解説
住民税の特別徴収は、企業が従業員に代わって市区町村に住民税を納付する仕組みです。企業には法律で義務づけられており、適切に対応しないと延滞金などのリスクもあるため、注意が必要です。 …
詳しくみる -
# 給与計算
賃金支払基礎日数の算出方法について紹介!
支払基礎日数とは賃金や報酬の支払対象の日数のことです。賃金支払基礎日数が原則11日以上の月が2年間のうち12ヵ月以上あると、雇用保険の基本(失業)手当が支給されます。数え方は完全月…
詳しくみる -
# 給与計算
固定残業代制度とは?仕組みからメリット・デメリット、注意点まで徹底解説
「固定残業代」や「みなし残業」という言葉を、給与明細や求人票で目にしたことがある方は多いでしょう。しかし、その仕組みを正しく理解しているでしょうか。本記事では、固定残業代制度につい…
詳しくみる -
# 給与計算
給与制度(賃金制度)とは?種類や設計手順、見直し方法を完全ガイド
給与制度はどう設計し、いつ見直せばよいのでしょうか。 等級制度や評価制度と連動させ、就業規則に明文化したうえで事業環境の変化に応じて見直します。 基本給・手当・賞与を等級と評価に連…
詳しくみる -
# 給与計算
役員死亡退職金は規定がない場合でも支給される?従業員と兼務の場合や準備方法を解説
役員死亡退職金は規定なしでも支給できる? 役員死亡退職金は規定がなくても株主総会の決議があれば支給可能ですが、金額の妥当性や受取人を巡るトラブルを防ぐため、規定の整備が推奨されます…
詳しくみる


-e1762740828456.png)

