- 更新日 : 2025年12月17日
チーミングとは?意味や方法を解説!
効率的な業務遂行には、組織におけるチームワークが重要です。チームワークを欠き、上手く連携できない組織では、目標達成も遠のいてしまうでしょう。
本記事では、良いチーム作りに欠かせない「チーミング」の意味や方法について解説を行っています。チームの最適化を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
チーミングとは?
チーミングとは、「Team」と進行形の「img」を組み合わせたチームを組むことを意味する言葉です。チーミングは、分野ごとに異なった意味を持つため、それぞれの解説を行います。
ネットワーク分野でのチーミング
ネットワーク分野でのチーミングは、複数のNIC(ネットワークアダプタ)をグループ化し、1つの仮想的NICとして使用する技術です。NICのグループ化により、負荷が分散され障害への耐性が向上します。
ゲームにおけるチーミング
ゲームにおけるチーミングは、一人でのプレイを前提としたゲームで、複数のプレイヤーによるチームを作り、ゲームを有利に進めることを指します。本来敵同士であるプレイヤーが、協力するため、禁止行為とされている場合が多くなっています。
人事・マネジメント分野でのチーミング
人事・マネジメント分野でのチーミングは、組織においてチームワークを模索し、実践することを意味します。チーミングにより、新たなアイデアが生まれ、問題解決のために組織の団結が可能です。本記事では、こちらの意味でのチーミングについて紹介しています。
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チーミングが注目されている背景
チーミングは、ハーバード・ビジネススクールのエドモンドソン教授により、提唱された概念ですが、近年注目を集めています。注目の背景には、新型コロナウィルス感染症の感染拡大が存在します。感染拡大を受けて、リモートワークの導入をはじめ、組織の在り方が大きく変容しました。
リモートワークの導入により、従業員同士の対面での業務が減少し、チームとしての意識低下が見られました。チームとしての意識が低下しては、良好なコミュニケーションも取れず、業務効率も落ちてしまいます。
この問題を解決するためには、出社による対面でなくてもチーム意識を持つことが必要です。そのため、チームワークの在り方を模索するチーミングに注目が集まっています。
良いチームを作る上での条件
ただ規定人数を集めただけでは、良いチームとはなりません。人数合わせのように作られたチームでは、連携も取れず業務効率も落ちてしまうでしょう。
ここからは、良いチーム作りのための条件について解説を行います。
心理的安全性があること
良いチームとするためには、メンバーによる活発な意見交換が必要です。そのため、メンバーが不安や恐れを感じることなく、発言可能な「心理的安全性」がチームには不可欠となります。心理的安全性のあるチームでは、失敗を恐れず発言し、新しい挑戦も実施しやすくなるでしょう。
失敗を認めそこから学ぶ文化
失敗を成功の糧とすることは、非常に重要です。チームにおいてもそれは変わりません。チームにおいて失敗を共有し、改善点を見つけることで次に繋げることが可能です。
誰しも失敗することはあるでしょう。失敗を認め、そこから学べる環境は、良いチームを作るうえで重要な要素となります。
部署間・チーム間の連携
組織におけるチームは一つとは限りません。むしろ、異なる部署やチームが複数存在する組織がほとんどでしょう。チームの知識やスキルの向上のためにも、異なった部署やチームと積極的に交流することが必要です。
リーダーとメンバーのコミュニケーション
リーダーが一方的に命令を下し、メンバーはそれに従うようなチームは良いチームとはいえません。良いチームであるためには、リーダーとメンバーによる双方向のコミュニケーションが必要です。リーダーとメンバーがそれぞれ意見を交換することで、新たな気付きや改善点の発見につながるでしょう。
チーミングに関わる「学習する組織」とは?
現代のビジネス環境は、目まぐるしく変化しています。そのため、時勢に合った組織への変化を常に求められることになります。
変化する環境に対応するためには、「学習する組織」であることが必要です。学習する組織とは、変化に対応する柔軟なチームであるためのチームワークを常に模索する組織であると定義され、チームのパフォーマンス向上を目的とします。
学習する組織では、一人ひとりがチームとして変化し続け、環境に適応し、自ら学び、創造・デザインを行う進化する自己組織化が重要となります。このような能力をチームが身に着けることで、長期間にわたる持続的パフォーマンスを発揮可能です。
「学習する組織」が学ぶべき領域
学習する組織が学ぶべき領域を「ディシプリン」と呼びます。ディシプリンは規律を意味する言葉ですが、学習領域としては、「学習し実践する理論や技術」となります。
ここからは、学習する組織が学ぶべきディシプリンについて解説を行います。
システム思考
解決すべき課題をシステムと見なすことで、解決を図る考え方を「システム思考」と呼びます。システム思考では、システムと捉えた課題を多角的な面から検討し、原因を特定することで問題の解決を行います。システム思考を学ぶことで、多角的な視点による問題把握が可能となり、複雑な課題への対応ができるようになるでしょう。
自己実現
自らが望む方向に、自分の役割を広げることを「自己実現」と呼びます。メンバーが自己実現を重要視するようになれば、報酬などの外的要因ではない「こうなりたい」という内的な動機から業務に挑むようになります。内的動機からの挑戦は、モチベーションも高くなり、高いパフォーマンスを発揮できます。
メンタルモデル
「メンタルモデル」とは、個々人の心の奥底にある固定されたイメージや考え方です。メンタルモデルは、周りから容易にうかがい知ることはできず、本人ですら、把握していない場合が多くなっています。行動の核ともいえるメンタルモデルの把握は、チームメンバーのより深い理解に繋がり、チームの方向性を決定する際に役立つでしょう。
ビジョン
チームとして賛同できる「ビジョン」を共有することは重要です。組織は、異なった考え方を持つ人たちから構成されています。しかし、個々人が自分の考え方のみに沿って行動していては、組織としての目標達成は困難となるでしょう。そのため、ビジョンを共有し、方向性を決めることが必要となります。
チーム学習
学習する組織の目標は、チームとしての成長です。個人では解決できない課題も、チームとして取り組めば、解決できる場合もあります。
チームとして学び合う「チーム学習」を行えば、課題に対してチーム一丸となって取り組むことが可能です。それぞれの知識やスキルを提供し、意見交換を行うことで、より良いチームへと変化できます。
チーミングを理解し効果的なチーム作りを
良いチームを作ることができれば、個人では解決できない課題を解決することも可能となります。そのためには、チーミングへの理解が欠かせません。効果的な良いチームを作るためにも、ぜひ当記事の内容をご活用ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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