- 更新日 : 2024年10月30日
面接評価シートとは?無料テンプレート付き!作成例・ポイント
面接評価シートとは、面接における評価項目と評価基準を明確化するために用いられるシートです。面接で聞くべきことや評価のポイントが明確になるため、面接官による評価のずれが少なくなるというメリットがあります。新卒と中途採用とでは求めるスキルが異なるため、別に作成するとよいでしょう。この記事では、面接評価シートの概要と作成例などを紹介します。
目次
面接評価シートとは
面接評価シートとは、採用面接などの際に何を評価すべきかという「評価項目」や、どのように評価すべきかという「評価基準」を明確化するという目的で作成されるシートです。
評価項目と評価基準をあらかじめ定めておくことで、何をどのように評価すべきかが明確になり、面接官による評価のずれが少なくなるという利点があります。
面接官がそれぞれ主観で評価を行うと評価軸がばらばらになってしまいますが、面接評価シートで評価項目・評価基準を明確にしておくことで、会社として一貫性のある評価が可能です。さらに、作成した面接評価シートを面接官同士で共有することで、より客観的で公平・公正な面接評価が可能となります。
また、面接評価シートは、全社が共通して使えるものはありません。企業ごとに求める人材が異なるため、自社に合わせた面接評価シートを作る必要があります。
実際に作成して、面接をしてみて、項目を変えるなど改善をして自社に合う面接シートを活用しましょう。
面接評価シートの5つのメリット
面接評価シートのメリットは下記の通りです。
- 会社として一貫性のある評価ができる
- 面接官に依らない客観的な評価ができる
- 聞くべきことが明確でスムーズに面接を進行できる
- 求職者の特性や人柄が可視化され社内で共有しやすい
- 面接の振り返りができる
1つずつ見ていきましょう。
会社として一貫性のある評価ができる
面接評価シートに基づき面接を行うことで、会社として一貫性のある評価が行えます。例えば、面接官によって、評価基準が異なったり、主観が入ったりすると、評価にばらつきが出てしまいます。それを防ぐために、面接シートを使い、応募者を同じ項目で評価するようにしましょう。評価の一貫性が保たれます。
面接官に依らない客観的な評価ができる
面接官全員が同じ評価項目に基づき質問を行い、同じ評価基準に基づき評価を行うことで、客観的な面接評価が実現可能です。新卒採用などで多数の応募者に対し同時並行で面接を行うような場面であっても、主観を排除し公平・公正に評価を行うことができます。
聞き漏れを防止できる
会社によって評価項目は多くあることがあり、限られた面接時間の中ですべてを聞くのは難しいでしょう。面接評価シートがない場合、質問の数が多いと聞き漏れをしてしまう可能性が出てきます。
しかし、面接評価シートには面接で聞くべきことがまとめられているため、聞き漏れを防止できます。聞き漏れをなくすことで、公平性が保たれるでしょう。
また、経験の浅い社員が面接官になったとしても、聞く項目が決められているためスムーズに面接を行えます。面接評価シートがテンプレート化とならないように注意しましょう。
求職者の特性や人柄が可視化され社内で共有しやすい
面接評価シートによって求職者の特性や人柄が可視化されるため、社内で共有しやすいというメリットもあります。複数回の面接を行う場合は、面接評価シートの内容をふまえて、次回の面接で聞くべきことを事前に検討することができます。新卒採用の場合は、次年度以降の参考にすることも可能です。
採用の振り返りができる
評価シートを使うことで、採用した求職者の面接の振り返りができることもメリットです。入社後に活躍している人、していない人の面接の評価を見ることができます。
評価を見ることで、自社に合う人をどのように選べばいいか明確になり、今後採用する際の参考になります。
面接のときだけでなく、採用後も面接評価シートを活かせることが大きなメリットでしょう。
面接評価シートの3つのデメリット
一方、面接評価シートのデメリットは下記の通りです。
- 求職者とのアイコンタクトが取りにくい
- 求職者の潜在的な能力やスキルが評価しにくい
- 評価項目以外の魅力を引き出しにくい
以下に解説します。
求職者とのアイコンタクトが取りにくい
面接官は評価シートを記入しようと、シートに集中してしまうことがあります。そのため、求職者とのアイコンタクトを取りにくい傾向があります。面接とは、面接官にどれだけ自分をアピールできるかが勝負です。話を膨らませて求職者の魅力を引き出すためにも、アイコンタクトをして柔軟な評価ができるよう、しっかり聞くことが大切です。
求職者の潜在的な能力やスキルが評価しにくい
面接評価シートに基づく面接では、評価項目に従って質問を行い、面接を進行するのが一般的です。画一的な評価項目が多くなり、求職者の潜在的な能力やスキルまで深掘りできない傾向があります。潜在能力は数値で表すのが難しいため、数値化以外で評価できるようにするとよいでしょう。
評価シートにない項目を面接官が準備しておくと潜在的な能力を見つけるヒントとなります。1つ2つであれば、項目になくても質問できるという取り決めをしておくとよいでしょう。求職者の話を広げ、より潜在的な能力を引き出すためには必要なことです。求職者の体験談で自社に求めるものと合致しているものがあれば、余白に記入しておくと、ほかの面接官と共有できます。
面接評価シートだけの質問だけでは型にはまった面接となってしまいます。臨機応変に質問をしてみるのもよい方法です。
評価項目以外の魅力を引き出しにくい
面接官は評価項目に基づく質問を行い、回答を得ることに集中してしまうため、評価項目以外の魅力を引き出すのは難しいかもしれません。評価項目に縛られることなく、柔軟に質疑応答をすることで、潜在的な能力やスキルを会話から引き出す必要があります。
新卒採用の場合は、ポテンシャルを見極めるような質問を行い、自社とマッチしているか判断するとよいでしょう。
これらのデメリットを解消するには、面接評価シートの評価項目を画一的なものではなく、会社が求める人物像を反映したものにしましょう。さらに、面接官は全員、会社で活躍しうる人材を見抜くという意識をしっかりと持たなければなりません。ポテンシャルなど定量評価が難しい場合は、自由評価項目を作り、面接官が気になったところや、いいと思ったところをメモして残せるとよいでしょう。
面接評価シートはあくまで補助的なもので、シートの内容を埋めることが目的ではありません。採用面接では面接評価シートを活用しつつ、求職者との対話を大切にしてください。
面接評価シートの項目例・チェックポイント
面接評価シートは、採用面接の際のチェックシートとして非常に有用なものです。ここでは、面接評価シートの一般的な評価項目を紹介します。評価項目を事前に定めておけば、応募した求職者に対しどのような項目をチェックすればよいか明確になるでしょう。また、面接官による評価のばらつきを防ぐ役割もあります。こちらで例示した内容を元に、求める人物像に合わせて会社ごとに適宜調整してください。
評価項目 | チェックポイント |
---|---|
マナー・身だしなみ | 清潔感があるか、礼儀正しいか |
理解度 | 質問の意図を理解して回答しているか |
簡潔さ | 簡潔に要点をまとめて回答しているか |
話し方・声の大きさ | はきはきと話ができているか |
やる気・熱意 | やる気や熱意は感じられるか |
冷静さ | 物おじせずに落ち着きはあるか |
積極性 | 前向きな姿勢が伺えるか |
協調性 | 自己中心的ではなくチームプレーができそうか |
面接評価シートを作成するためのポイント
面接評価シートを作成するにあたり、3つのポイントを紹介します。
- どのような人材を採用するか明確にする
- 評価項目を決める
- 評価基準を決める
1つめは、どのような人材を採用するかを明確にすることです。
例えば、リーダーシップがある人材を採用したい場合は、積極性や協調性を重視した項目を多めに入れるなどします。
会社が優先する条件などがあれば、項目に盛り込むことで、より求める人材像を採用できる確率が高まります。
2つめは評価項目を決めることです。
求める人材に合わせて、項目を決めましょう。先に聞きたい要素を取り上げて、ジャンルを分けておくと決めやすいです。
例えば、協調性や向上心、問題解決などがあげられます。大まかなジャンルが決まってから、細かい項目を作成しましょう。
3つめは評価基準を決めることです。
評価基準は、1~5の5段階制などで数値化するなど、定量評価が基本です。定量評価の難しい潜在的なスキル等については、特記事項欄などで定性評価をしてください。採用の確度が高い求職者については、次回の面接に向けて申し送り事項などを記載しましょう。
評価基準は、1~5の5段階制などで数値化するなど、定量評価が基本です。定量評価の難しい潜在的なスキル等については、特記事項欄などで定性評価をしてください。採用の確度が高い求職者については、次回の面接に向けて申し送り事項などを記載しましょう。
【新卒採用の場合】面接評価シートの項目例
下記に新卒採用の場合の評価項目の例を紹介します。
評価項目 | チェックポイント |
---|---|
マナー・身だしなみ | TPOに合っているか、清潔感があるか |
志望理由 | 自社の志望する理由を明確に答えられているか |
目標達成力 | 目標達成のために改善点を見つけられるか |
向上心 | 自ら課題を設定し、解決したことがあるか |
成長性 | 今後の成長が期待できるか |
協調性 | チームで進められる協調性はあるか |
ストレス耐性 | 困難な状況をどのように乗り越えるか |
コミュニケーション能力 | 言葉遣い、質問への理解力、声の大きさ |
新卒者は社会経験がないため、ポテンシャルやパーソナリティーを重要視する傾向にあります。
また、新卒者の若さあふれる受け答えを見て、将来どのように成長できそうかを確認するためにも、成長性や主体性を確認する項目が含まれています。
志望動機については、自社の求める人材にマッチしているか、志望理由を明確に答えられるかを評価するようにしましょう。
自社に必要な最低限の項目を用意して、どの面接官が面接評価シートを見ても公平になるように、活用しましょう。
【中途採用の場合】面接評価シートの項目例
中途採用の場合は、新卒採用とは違い、社会人経験がある方が多いため、これまで経験したことや、専門性が重視される傾向にあります。
以下に評価項目の例を紹介します。
評価項目 | チェックポイント |
---|---|
志望動機 | 志望動機に説得力はあるか |
身だしなみ | TPOに合っているか |
技術性・専門性 | どんな実務経験があり、どのように活かせるか |
成長性 | 今よりもスキルアップする意欲はあるか |
解決力 | 自ら課題を見つけて、解決できるか |
理解力 | 業務遂行にあたり、指示をスムーズに理解できるか |
マネジメント力 リーダーシップ | リーダーとして成果をあげた経験はあるか |
論理的思考能力 | 論理的に考え、業務全体の構造を考えられるか |
資格 | 自社に活かせる資格を持っているか |
中途採用では、これまでの社会人経験や技術・専門性、マネジメント力などが重要視されるでしょう。
また、他社で培ってきた経験を自社でどう活かすか、自社でどのように成長できるかを見極める項目があります。中途採用では、即戦力を求められることが多いため、実績やスキルを重点的に聞くことが多いでしょう。
このように、新卒と中途採用では、求めるものが変わるため、面接評価シートを分けて使うようにして自社への適正を判断しましょう。
面接評価シート運用の4つのポイント
面接評価シートは、正しく運用できれば客観的な評価が可能となる非常に有用なシートです。ここでは、面接評価シートを正しく運用するための4つのポイントを解説します。面接評価シートはポイントさえ押さえて運用すれば採用面接の強い味方となるため、下記で運用時のポイントを確認しましょう。
評価項目の数は必要最低限にする
まず、面接評価シートの評価項目は必要最低限にしましょう。面接評価シートは面接をスムーズに進行するための補助的なもので、シートを埋めるのが目的ではありません。多すぎる評価項目は面接官の負担となり、求職者の潜在的な能力やスキルを深掘りする時間を奪う結果となるでしょう。
面接評価シートの評価項目は客観的な評価を行う上で非常に重要なものですが、面接評価シートだけにとらわれることなく、求職者との対話を重視してください。
もし、求める人材を反映した結果、評価項目が多くなった場合は、面接回数を増やす方法もあります。
例えば、面接を2回に分ける場合、一次面接では、志望動機や基本的なマナーを重点的に確認します。二次面接では、求職者の持っている個性や魅力、人間性などのパーソナリティーを重視した面接を行うなどです。
このように、面接を2回に分けることで、面接評価シートも分けることができるため、より濃い内容を聞けたり、時間が長すぎないように工夫できたりします。
評価項目に優先順位をつける
面接評価シートの評価項目は、会社が求める人物像を反映した上で、評価項目の優先順位をつけておくことも重要です。例えば、経験やスキルを重視する場合は、スキルに関する評価項目を優先して確認する必要があります。積極的な人材を採用したい場合は、パーソナリティーに関して深掘りして確認すべきでしょう。
逆説的ですが、評価項目の優先順位を確認すれば、どのような人材を求めているか分かることがベストです。なお、評価項目の優先順位、すなわち求める人物像は、経営陣の意向・現場の意向・人事部門の意向を総合的に判断して設定してください。
求める人物像を反映して評価項目の優先順位をつけられれば、精度の高い採用活動が行えます。設定した優先順位は面接官全員で共有し、足並みをそろえて採用面接を行いましょう。
新卒・中途採用など判断材料が異なる場合は追記やシートを分ける
新卒採用と中途採用では重視するポイントが異なるため、面接評価シートも個別に作成すべきです。新卒採用の場合は社会人経験がないため、ポテンシャルやパーソナリティーを重視した採用活動にならざるを得ません。一方、中途採用の場合は社会人経験が伴うため、前職での経験やスキルなどを重視した採用が可能です。
新卒採用で用いる面接評価シートは、パーソナリティーや志望度などに関する評価項目を多めに設けて、優先順位を高く設定しておくとよいでしょう。中途採用や経験者採用では、経験・スキルに関する評価項目の優先順位を高く設定し、深掘りして確認すべきです。
このように、新卒採用・中途採用などで判断材料が異なる場合は、個別に面接評価シートを作成し、評価項目の優先順位を設定してください。会社が一貫して重視する項目については共通項目とし、新卒採用・中途採用に固有の項目はそれぞれ追記するのも一つの方法です。
定期的に評価シートの項目を見直す
面接評価シートの評価項目は、定期的に見直しましょう。会社の経営方針が変われば、求める人材も変わります。評価項目は会社が求める人物像を反映した重要なものなので、会社の方針に合わせて適宜見直しが必要です。
例えば、即戦力を求めているのであれば経験・スキルに関する評価項目に重み付けすべきです。ポテンシャル採用であればパーソナリティーに関する評価項目を優先すべきでしょう。また、新卒採用の場合は、前年度の結果をふまえて面接評価シートをブラッシュアップすることも重要です。内定辞退や早期離職が多い場合は、志望度に関する評価項目を優先して確認すべきです。
このように、面接評価シートの評価項目は、会社の方針や採用活動の種類によって異なります。作成したら終わりではなく、常に内容を見直し、ブラッシュアップするように心がけましょう。
面接評価シートのテンプレート
面接評価シートのテンプレートは、以下リンクからダウンロードできます。
無料で、利用制限もなく自由にご利用いただけます。ぜひご活用ください。
面接評価シートを活用し公平に評価できるようにしよう
この記事では、面接評価シートの活用法や評価シートの項目例を解説しました。面接評価シートとは、新卒や中途採用などの採用面接を行う際に、評価項目と評価基準を明確化するためのシートです。
面接シートを用いることで、パーソナリティーやポテンシャルなどをどのように評価すべきか可視化できるため、どの面接官が見ても評価のずれが少なくなります。
新卒と中途採用では、求める人材や経験が異なるため、面接採用シートを分ける必要があります。
面接評価シートを活用して、公平に評価できるようにしましょう。
よくある質問
面接評価シートとは何ですか?
採用面接を行う際に評価項目と評価基準を明確化するためのシートです。面接評価シートを用いることで何をどのように評価すべきかが明確になるため、面接官による評価のずれが少なくなるという利点があります。詳しくはこちらをご覧ください。
面接評価シートに入れる項目やチェックポイントを教えてください。
マナーや身だしなみから、やる気、積極性、協調性などを設定するのが一般的です。評価項目は会社が求める人物像を表す重要なものなので、優先順位を設けて客観的にチェックするようにしましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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