• 更新日 : 2021年7月9日

「e-Gov」って何?その全容と活用法を知っておこう!

「e-Gov」って何?その全容と活用法を知っておこう!

e-Gov(イーガブ「電子政府の総合窓口」)とは、政府が運営する行政情報のポータルサイトをいいます。

このe-Govを使えば、オンライン上で行政手続きを行うことができたり、政府の試みなどの情報を簡単に共有・活用することができます。私たちの政府のことをよく知って、日々の生活やビジネスに役立ててみませんか?

電子政府の総合窓口「e-Gov」と「電子政府」

e-Govの基盤「電子政府構築の原則」とは?

e-Govは総務省管轄の行政情報のポータルサイトです。2003年に各府省情報化統括責任者連絡会議によって提出された「電子政府構築計画」では、このe-Govを政策を立てる過程における政府と国民の重要な接点として位置付けています。

また、同会議は電子政府を構築するにあたって、以下の8つの原則を掲げています。

1.国民にとって使いやすく分かりやすい、高度な行政サービスの提供
2.政策に関する透明性の確保、説明責務の履行及び国民参加の拡大
3.ユニバーサル・デザイン(誰もが使いやすい設計)の確保
4.業務効率の徹底的追求
5.民間活力の活用
6.情報システムの安全性・信頼性の確保と個人情報保護
7.国の行政機関以外の機関との連携及び国際連携の確保
8.活力ある社会形成への配慮

政府は電子政府で何を目指しているの?

この8つの原則に基づいて電子政府を構築する目的は一体何なのでしょうか。

「電子政府構築計画」によれば、それは「利用者本位の行政サービスの提供」と「予算効率の高い簡素な政府の実現」です。

電子政府の構築により、効率的で透明性の高い行政サービスの提供と行政業務の効率化を図ることを目的としています。

例えば、通常は、公的な手続きをする際には必ず役所に出向いていかなくてはなりません。しかし、電子政府が完成すれば「24時間365日ノンストップ」かつ「ワンストップ」で行政サービスを受けることができます。

また、各公共機関の業務も電子化することで、無駄な手続きや人材コストなども削減でき、私たちの税金をより効率的に使うことができます。以下では、電子政府の構築がもたらすメリットについて見ていきましょう。

e-Govがもたらすメリット

e-Govは政府と国民の接点として位置づけられたシステムです。そのため、より効率的に手軽に両者を繋ぐことができるシステムに整備されています。例えば、それまで書面で公表していた行政の情報がe-Govに掲載されることでスピーディに国民に提供されるようになりました。

また国税庁の国税電子申告・納税システム(e-tax)や、法務省への登記・供託オンライン申請システムなど各府省の電子申請システムなどを統合することで、ワンストップで行政手続きが行えるようになりました。

e-Govは利用者側の利便性を向上させる点が多いですが、行政側にとっても多くのメリットが期待できます。各府省で共通の業務を1つのシステムで管理するようになれば、複数の府省で重複した業務を行う必要がなくなるため、処理の時間や人材コストの削減などが見込めます。

私たちがe-Govでできること

e-Govでできること「調べる」

では、具体的に私たち国民がe-Govでできることについて見ていきましょう。まずは「調べる」。例えば、憲法や法律、政令に勅令、規則など現在日本で実効力を持っている「法令」をオンライン上で簡単に調べることができます。

また、「行政手続き案内検索」を使えば、検索エンジンに「飲食店 営業」などと入力するだけで、それに関する行政手続きが表示されます。他にも各府省の予算情報や、公文書の情報、独立行政要人や特殊法人に関する公開情報もここから調べられます。このように、施設に出向かなくても簡単に情報を仕入れることができるのです。

e-Govでできること「申請・手続き」

住民票や異動届のように1つの公共機関に出向くだけで済むものは負担は少ないですが、複数の機関に出向く必要のある申請や手続きの場合、時間と労力が随分とかかってしまいます。e-Govの電子申請システムを使えば、あちこちで申請・手続きをしなくとも自宅のパソコンの前で操作するだけで手続きをまとめて済ませることができるのです。同時に各申請・手続きのガイダンスへのリンクも貼られているので、わからないことがあってもワンストップで調べられます。

e-Govでできること「意見・要望」

平成11年から、公共機関が新しい規則や命令などを定める時に公に対して意見を求める制度として「パブリックコメント」が実施されてきました。e-Govではインターネットを通じて、この制度を利用し、メールで各府省の政策についての意見や要望を伝えることも可能となっています。

つまり、e-Govを利用することで、より手軽に国民が直接政府に意見を提出できるのです。

まとめ

e-Govは、利用者である国民側や運営者である政府側の双方にメリットのある取り組みです。

現在もこの計画は進行中で、より便利により効率的に政府が運営できるようシステムが整備されつつあります。

e-Govによって、政府の動向を簡単に知ることができ、政府がより身近に感じられるかもしれません。行政手続の効率化のためにも、利用を検討されてはいかがでしょうか?

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よくある質問

e-Govとは?

e-Govは総務省管轄の行政情報のポータルサイトです。詳しくはこちらをご覧ください。

政府は電子政府で何を目指しているの?

「電子政府構築計画」によれば、「利用者本位の行政サービスの提供」と「予算効率の高い簡素な政府の実現」です。詳しくはこちらをご覧ください。

私たちがe-Govでできることは何?

主に、「調べること」「申請・手続き」「意見・要望」です。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:土屋 英則 (税理士)

税理士法人ゆびすい
ゆびすいグループは、国内8拠点に7法人を展開し、税理士・公認会計士・司法書士・社会保険労務士・中小企業診断士など約250名を擁する専門家集団です。
創業は70年を超え、税務・会計はもちろんのこと経営コンサルティングや法務、労務、ITにいたるまで、多岐にわたる事業を展開し今では4500件を超えるお客様と関与させて頂いております。
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