負債

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負債とは、会社が債権者に対して負う支払義務のことである。支払手形・買掛金・借入金・未払金などが主たる負債の種類となる。負債は一般に財貨・サービスの受入れ、費用・損失の発生およびその見積りから生じる。貸借対照表上は流動負債と固定負債に分けられる。
なお、支払条件の不確定性を理由とした見積負債(負債性引当金等)も負債の一種である。

負債の考え方

企業会計における負債とは、総資本から自己資本を引いた部分を指す。有利子負債・買掛金と将来的に支払いが予想される負債性引当金などを合計したもので、有利子・無利子に関係なく、負債者は債権者に対して返済義務を負う。
仮に手形を振出した企業が期日までに支払いの義務を果たせなかった場合、手形は不渡りとなり、6ヵ月以内に二度目の不渡りを出すと銀行取引停止のペナルティが課せられる。この処分を受けると手形交換所に加盟しているすべての銀行との取引が2年間停止され、現金での資金運用しかできなくなり、事実上の倒産に至る。負債はプラスの資産をマイナスにする性質を持っているため、積極財産に対して消極財産といえる。

流動負債と固定負債

正常営業循環基準とワン・イヤー・ルールに則り、負債は「流動負債(短期負債)」と「固定負債(長期負債)」に分けられる。流動負債は貸借対照表日の翌日から1年以内に返済期限が到来するものであり、固定負債は返済期限が1年以上のものを指す。
ただし長期負債であっても、正常な営業サイクル内で取引されている負債は正常営業循環基準によって流動負債に分類される。主に受取手形・支払手形・買掛金・売掛金・前受金・前受金などがこれに該当する。
また分割返済の定めがある長期借入金については、その一部の返済期限が1年以内に到来する。そのため借入金全体を長期借入金勘定で処理することができない。この場合は「1年以内返済長期借入金勘定」などを使用して処理を行う。



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