• 更新日 : 2020年6月15日

企業会計基準委員会とは

企業会計基準委員会(ASBJ)とは、金融機関直轄の財団法人財務会計基準機構の内部委員会のことで、日本の会計基準設定主体のことである。

企業会計基準委員会は十数名で構成され、そのうち数名が常勤であるが、公認会計士や銀行などの出身者がほとんどである。委員会は他にも30名ほどの研究員が所属しており、25以上の専門委員会から構成されている。

委員会の主な役割は、会計基準の開発や研究調査など国際的な貢献を行なうことであるが、調査開発の効率をより高めるために、さらに多くの研究員が必要であると言われている。

企業会計基準委員会は、2001年に日本で初めての独立した民間の会計基準設定主体として発足した。それ以来、この委員会は企業会計基準の開発調査や国際的な後見を目的に、世界各国の会計基準設定主体と共同で開発を進めてきた。

今後も国際会計基準に合わせて、会計基準の統一化を図ることが委員会の主な役割である。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。