- 更新日 : 2024年8月8日
レターパックを経費にする時の仕訳に使う勘定科目まとめ
事業でレターパックを購入したとき、仕訳方法は通信費として経費に計上するか、貯蔵品として資産計上するかの2通りがあります。どちらを選ぶかで、決算時や使用時の仕訳は異なるため注意が必要です。
本記事ではレターパックを購入したときの仕訳について、それぞれの方法を仕訳例とともにお伝えします。
レターパック購入時の仕訳と勘定科目
レターパックとは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で送れるサービスのことです。レターパックの取扱いは消費税法上「郵便切手類等」に該当し、原則として購入時は非課税となります。しかし、使用するときは課税対象となるため、仕訳の際は注意が必要です。
レターパックの会計処理は以下の3種類あり、どれに該当するかで勘定科目は異なります。
- 毎期継続して購入している場合
- 費用として計上する場合
- 資産に計上する場合
ここでは、レターパックの会計処理ごとに、仕訳例をご紹介します。
毎期継続して購入している場合
レターパックは、毎期継続して購入している場合は全額課税仕入れとして扱ってよいという条件が定められています。
条件にあてはまる場合は、通信費として計上が可能です。購入したレターパックを使用する際の仕訳は必要ありません。
仕訳例は、以下のとおりです。
毎期購入しているレターパック(520円)を10枚購入した
購入時に通信費として計上する場合
購入時に費用計上する場合は、「通信費」の勘定科目で仕訳します。未使用分は期末に調整をするため、課税仕入れとして計上しましょう。
費用に計上するため使用時の仕訳は必要なく、期末に未使用分があれば「貯蔵品」勘定に振り替えます。
購入時の仕訳は以下のとおりです。
レターパック(520円)を10枚購入した
決算日(3月31日)に未使用分が2枚ある場合、以下のように処理します。
さらに、期首(4月1日)の仕訳が必要です。期末に計上した「貯蔵品」勘定の金額を「通信費」勘定に振り替え、購入時と同様に課税仕入れとして処理しましょう。
購入時に資産として計上する場合
購入時に資産計上する場合、「貯蔵品」の勘定科目で仕訳し、使用したときに通信費に振り替える処理を行います。「貯蔵品」勘定の税区分は、非課税仕入れです。
購入時の仕訳は、以下のとおりです。
レターパック(520円)を10枚購入した
レターパック使用時の仕訳と勘定科目
レターパックの使用時に仕訳するのは、購入時に資産計上した場合のみです。購入時に費用計上する処理をしていれば、使用時の仕訳は行いません。
貯蔵品で計上していたレターパック使用したときは、貯蔵品を通信費に振り替えます。振り替えた金額は課税仕入れとなります。
なお、決算時の仕訳は必要ありません。
レターパックを使用した場合の仕訳例は、以下のとおりです。
貯蔵品で資産計上していたレターパックを4枚使用した
レターパックの会計処理は複数ある
レターパックは購入時が非課税で、使用するときは課税対象となるため、仕訳処理には注意が必要です。
毎期継続して購入している場合、通信費の勘定科目を使った簡単な仕訳処理が可能です。継続購入していない場合は、通信費で費用計上する方法と、貯蔵品で資産計上する2通りの方法があります。それぞれ会計処理が複雑になるため、よく確認して仕訳しましょう。
よくある質問
レターパック購入時の仕訳はどうやる?
通信費として費用計上する方法と、貯蔵品として資産計上する方法の2通りの仕訳があります。詳しくはこちらをご覧ください。
レターパック使用時の仕訳はどうやる?
購入時に資産計上した場合のみ、貯蔵品から通信費の勘定に振り替えます。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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