- 更新日 : 2020年6月10日
固定資産売却益とは
固定資産売却益とは、土地や建物、車両運搬具などの固定資産を、帳簿価格を上回る価格で売却した時に得ることができる売却収益のことである。
通常、固定資産売却益には、土地売却益や建物売却益、機械装置売却益などが含まれている。
これらの固定資産を売却した時の売却価額が、帳簿価格を上回った時に発生する差額のことを売却益や資本利益と呼び、固定資産売却益として管理を行う。
固定資産売却益における固定資産とは有形固定資産のことであり、無形固定資産や投資目的有価証券などは含まれないのが原則である。また、固定資産売却益は、企業会計においては勘定科目の特別利益として計上されることになる。
一般的にこの売却益は、会社の営業に係る土地や建物、備品などの固定資産を売却することで生じるのだが、営業外費用として分類されることになる。売却する際にも手数料などの経費が必要となるが、売却益から引いて計上処理することができる。
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