個別財務諸表

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個別財務諸表とは、単体の企業について作成される財務諸表である。これに対し、子会社など支配従属関係にある企業集団をひとつの組織とみなし、企業集団全体について作成される財務諸表のことを連結財務諸表という。
なお日本における財務諸表とは貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・株主資本等変動計算書(基本財務諸表)であり、決算期にはこれらに加えて注記及び附属明細書の確認など副次的な情報とともに開示される。

個別財務諸表と連結財務諸表

個別財務諸表は単体の企業が決算時に作成する財務諸表であるが、連結財務諸表は子会社等の個別財務諸表を合算し、企業集団内部の取引等を修正して作成される。
日本の投資家は伝統的に個別財務諸表を重視する傾向にあったが、証券取引法のディスクロージャー制度が大幅に見直しされたことにより、2000年の3月期から連結財務諸表中心の開示制度が義務づけられることとなった。

基本財務諸表について

基本財務諸表は主に以下4つの計算書類から構成される。

・貸借対照表(B/S)
企業や事業体の資産、負債、資本の状態をまとめて記載した計算書。「バランスシート」ともいわれ、企業の安全性や流動性を判断するために使用される。

・損益計算書(P/L)
会計期間における企業の経営成績を明らかにする計算書。企業の一定期間の経営成績や損益の発生源特定などに利用される。

・キャッシュフロー計算書(C/F)
会計期間の資金の流れを活動区分別に表示した計算書。企業の現金創出能力と支払い能力を査定するのに役立つ情報を提供するために作成され、企業の利益の質を評価するのに役立つ。

・株主資本等変動計算書(S/S)
会計期間における貸借対照表の純資産の変動状況を表す。会社法および会計基準の改正に伴い、利益処分の時期や方法が柔軟になったことを受け、期中の純資産の変動を適切に把握する必要性から作成されることになった。



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