• 更新日 : 2020年6月15日

諸会費とは

諸会費とは、企業の業務に関連して加入している、商工会議所や自治会など様々な団体に支払うべき会費のことである。

諸会費は、企業が業務活動を行なう上で加入している、同業多団体や地域社会の様々な団体に支払う年会費や組合費、賦課金などの会費のことを指す。企業が加入する団体に支払う会費は、諸会費の勘定科目で管理する。

企業が取引を行なう上では、取引先や関連する団体との接待交際費広告宣伝費が必要になることがあるが、諸会費と明確に区分する必要があるので注意も必要である。

諸会費の対象になる団体には、同業者団体や法人会、ロータリークラブ、ライオンズクラブなどが含まれ、これらに支出される諸会費は、税務上で損金に算入されないこともある。

例えば忘年会や新年会、親睦会や政治家パーティーなどの飲み会は、諸会費ではなく接待交際費として分類して、会計処理する。

企業の経営を円滑に行なうためには、加入する団体との関係を維持する諸会費が必要である。

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