• 更新日 : 2020年6月10日

支払利息割引料とは

支払利息割引料とは、銀行などの金融機関からの借入金に対する、借入金利息や手形割引利息の割引料のことである。

支払利息割引料の支払利息とは、会社の取引先や銀行などの金融機関からの社債や借入金に対して支払う利息のことであり、支払利息割引料の勘定項目で管理する。支払利息割引料は手形売却損と合わせて、支払利息割引料の項目で処理されることもある。

一般的に計上処理を行う場合には、償却原価法に基づいて、加減した金額を支払い利息に含めて調整するのが通例である。

支払利息割引料における割引料とは、金融機関に対して決められた期日の前に支払いを済ませた場合に、一定の割引を受けられるという処理方法である。

支払利息割引料を規定しておくことによって、より早い時期に債務を確実に回収することができるという利点がある。割引料で割り引くと損をしているように感じるが、支払利息には予め利息が足されているため、損をすることはない。

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