約定日

Pocket

約定日(やくじょうび)とは、
1) 契約で定められた日
2) 金融市場などで有価証券の売買が成立した日
のことをいう。
2の意味の場合は、一般的には「売り注文/買い注文が成立した日」と認識されており、株式、債券、投資信託など幅広い金融商品全般でこの語が使われる。

株式売買における約定

ここでは株式市場における約定と約定日を例に取り説明する。
株式市場での株価の決まり方は大きく「ザラバ方式」と「板寄せ方式」の2つの方式に分けられる。
ザラバ方式はザラバ中(寄り付き後の取引時間中)に行われる証券取引所の売買成立方法のこと。注文が入ってきたらその度ごとに取引を成立させる方法で「オークション方式」とも呼ばれる。
また、前場が始まる9時、前場が終わる11時、後場が始まる12時30分、1日の取引が終了する15時の株価は「板寄せ方式」によって決定される。板寄せ方式では、すべての注文を「板」と呼ばれる場に集約し、特定の条件を満たす注文に対して売買を成立させる。

株式売買における約定日と受渡日

株式市場では上記のような方法により売買が成立した時点で「約定した」と考える。約定した日がすなわち株式市場における「約定日」である。

さて、株式市場の場合、約定した株式の代金決済が行われるのは約定日から起算して3営業日後、つまり中二日の後である。また、実際に買手が当該株式を保有する日付もこの日となる。これを「受渡日」という。
買い注文が約定すれば3営業日後の受渡日に株を手に入れ、売り注文をしていれば受渡日に保有株式を引き渡し、証券会社の口座で決済が行われる。ただし、買い注文については約定日から保有銘柄として売却することも可能である。

また株主の権利には配当や株主優待、議決権などがあるが、これらの権利を獲得・行使するためには、権利をもらえる権限が確定する「権利確定日」の前日までに株式の受渡しを終了させておかなくてはならない。したがって、権利確定日の前日に受渡しをするためには、さらにその3日前に約定しておかなくてはならないことになる。つまり約定日は権利確定日の4日前にあたる。



法人会計をラクにするクラウド会計ソフト
会計ソフト「MFクラウド会計」

中小企業の経理業務はサポート充実の会計ソフト「MFクラウド会計」を是非ご利用下さい。