安全余裕率

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安全余裕率とは、企業や事業主の実際の売上高が損益分岐点からどの程度上回っているのか、その比率を示す指標のことであり、経営の安全性に対する評価指標でもある。

安全余裕率は「(売上高 - 損益分岐点売上高) ÷ 売上高」の計算式によって求められ、単位は%で表される。

たとえば安全余裕率が20%であれば、仮に売上高が20%減少したとしても赤字に転落することはないという意味になり、安全余裕率が高ければ高いほど不景気に強く安全性の高い経営状態にある企業だということができる。

安全余裕率を高める方法としては、売上高を上げることよりも、景気変動に左右されにくい人件費や設備投資費などの固定費を極力低く抑えることが効果的となるが、非正規雇用を増やして正社員を大幅削減してしまうと長期的な競争力を失うことにもなりかねない。

経営体質を端的に評価する指標であるため、経営者にとっては安全余裕率の向上を目指すことが経営体質の改善に直結するが、目先の数値にとらわれる危険性もあるので注意が必要となる。



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