• 更新日 : 2023年8月29日

専業主婦も起業して成功できる!儲かる仕事で経営者として成功しよう

専業主婦も起業して成功できる!儲かる仕事で経営者として成功しよう

専業主婦が家事や育児と仕事を両立させたい場合は、起業がおすすめです。自宅でできる仕事や自身の趣味を活かせるビジネスに取り組むことで、起業がスタートできるでしょう。今回は、専業主婦におすすめの事業や、成功のポイント、実際の成功事例などを紹介します。個人事業主になるか法人化すべきかも解説しているため、必見です。

専業主婦が起業するならどんな仕事がおすすめ?

育児がひと段落し「仕事に挑戦したい」という方にぜひ考えてほしいのが、起業という選択肢です。

これまで専業主婦であった場合は、職務経歴にブランクがあり、希望する仕事に就くのが難しい可能性があります。さらに家事や育児と両立できる仕事となると、選択肢が狭まってしまうのも難点です。

起業であれば、自分の好きなペースでやりたい仕事に取り組めます。専業主婦としての経験や趣味、過去の仕事経験などを活かせるビジネスを始め、楽しみながら収入を得ましょう。

ここでは、専業主婦が起業する場合におすすめの仕事について解説します。

専業主婦の経験が活きる仕事を探してみよう

専業主婦が起業する際は、専業主婦ならではの経験を活かせる仕事がおすすめです。

専業主婦として、日々家事や子育てに専念しているからこそわかるニーズもあるでしょう。そうしたニーズに対応できるきめ細やかなサービスを提供できれば、競合他社と差別化でき、成功できる可能性が高いです。

隙間時間に取り組めるものも多く、家事や育児との両立も比較的難しくありません。

専業主婦ならではの経験を活かせる仕事としては、以下が挙げられます。

  • 家事代行
  • 料理の作り置きサービス
  • ベビーシッター
  • 子育て相談
  • 掃除代行
  • 整理・収納アドバイザー

趣味や特技を仕事にしてみよう

趣味や特技を活かして起業するのも1つの選択肢です。好きなことを仕事にでき、自分ならではの強みを発揮できます。「自分らしい人生を送りたい」という思いから、起業を検討している方におすすめです。

趣味や特技を活かせる仕事としては、以下が挙げられます。

  • ハンドメイド作品の販売
  • ピアノ・楽器教室
  • ネイルサロン・エステサロン
  • ヨガ・ピラティス教室
  • パン屋・カフェ
  • 料理教室
  • 写真家・アーティスト
  • ライター
  • 翻訳家
  • Webデザイナー
  • イラストレーター
  • 動画編集者

たとえば、手先が器用な方なら、ハンドメイド作品を販売するという方法があります。オンラインで販売できるため、実店舗を構える必要がありません。

サロンや教室であれば、自宅でも開業できるケースがほとんどです。

パソコンスキルに自信がある方には、パソコン1台で始められて需要も高いライターやWebデザイナーといった仕事が適しています。

このように、趣味や特技を活かせる仕事には多くのメリットがあるため、ビジネスにつなげられないかを考えてみましょう。

結婚前の仕事経験を活かしてみよう

結婚前の仕事経験や知識を活かせる仕事もおすすめです。

たとえば、前職で広報やクリエイティブ系の仕事をしていた場合は、Webライターとして記事を執筆する、動画編集をするといった選択肢があります。法律や会計などの知識がある場合は、Webライターとして独立し、専門性の高い記事を執筆するのも1つの選択肢です。専門知識が必要な案件は単価が高い傾向にあり、高収入を得るのも夢ではありません。

看護師や介護士、カウンセラーといった資格を持っている場合は、資格を活かして、フリーランスの看護師や訪問介護、生活相談員などで活躍することもできます。

主婦や子育てママが起業で成功するポイントは?

起業は、決して簡単な道ではありません。家事や子育てと両立しながらビジネスに挑戦する場合は、なおさら覚悟が必要です。

主婦や子育てママが起業で成功するためには、以下のポイントが大切です。

  • 家族から協力を得る
  • 無理せず取り組める仕事から始める
  • 初期投資をかけ過ぎないようにする
  • 積極的に行動に移す
  • ビジネスに必要な知識を勉強する

ここでは、専業主婦が起業で成功するためのポイントについて見ていきましょう。

大切なのは家族の協力

専業主婦が起業する場合は、家族から協力を得ることが欠かせません。

起業した後は、比較的短時間で取り組める仕事であっても、どうしても家事や育児にかけられる時間が少なくなります。家族に理解してもらい、協力してもらうことが求められます。

家族から協力を得るためには、自身の夢について語りましょう。なぜ起業したいか、起業することでどのようなメリットがあるかなどを詳しく説明することで、家族からも理解してもらえます。ただ「やりたい」ことをアピールするだけでなく、そのために実際に行動に移している様子を見せることも重要です。

無理は禁物、初期投資もかけ過ぎない

専業主婦が起業する際は、できるところから小さく始めましょう。

いきなり多額の初期投資をかけて起業した場合、事業が失敗して貯金がなくなったり、多額の借金を抱えてしまったりといったリスクがあります。また、事業自体はうまくいっても、家事や子育てとの両立ができず、家族に影響を与えてしまう可能性もゼロではありません。

まずは、少ない初期費用で小さく始め、成功しそうか、問題なく取り組めるかを検討することがポイントです。ビジネスに慣れ、事業が軌道に乗ってきた後に、事業を拡大させましょう。

可能な範囲で積極的に行動する

起業したいと思ったら、可能な範囲で積極的に行動に移しましょう。

成功する経営者の特徴として、行動力の高さが挙げられます。良いビジネスアイデアが思いついたらすぐに実行に移す、必要な情報や人脈を獲得するために、積極的にセミナーや交流会に参加する、など、行動力がある方は成功しやすいです。

行動力やフットワークの軽さは、起業後にビジネスを拡大するうえでも欠かせません。

実際に行動に移してはじめてわかることもあります。やりたいことをあれこれ考えるだけでなく、「とりあえず行動してみる」という姿勢を大切にしましょう。

必要な勉強はできるだけしておこう

ビジネスに関して必要な勉強を進め、知識をつけることも重要です。知識不足のまま起業すると、トラブルにつながる可能性があります。勉強してさまざまな知識を習得することで、提供できるサービスの幅が広がることもあるでしょう。

ただし、「起業する前に完璧に勉強しよう」と思うと事業開始が遠のいてしまいます。ビジネスを実際にやるなかで得られる知識も少なくありません。起業に必須の基礎を勉強した後は、事業をスタートさせることも大切です。

成功したママさんの事例から学ぼう

専業主婦から起業し、成功した事例はいくつもあります。事例を知ることで、ビジネスのヒントを得られたり、起業のモチベーションがアップしたりするでしょう。

ここでは、以下の5つの成功事例を紹介します。自身と似た境遇の事例や、やりたいビジネスで成功している事例があれば、ぜひ参考にしてください。

  • 主婦という立場を利用して家事代行で起業
  • 服作りの趣味を活かした商品開発
  • 好きなパンだけを好きなペースで販売するパン屋を開店
  • 評判のハンドメイドでネットショップを開店
  • 「ママは家にいて!」それなら自宅をネイルサロンに

主婦という立場を利用して家事代行で起業

結婚を機に専業主婦になったAさんは、わけあって再就職を決意しました。しかし、仕事をしていない期間が長く、再就職に苦労します。「就職が難しい」という現実に直面したAさんは、起業を決意しました。

Aさんが目をつけたのは、主婦としての立場や経験を活かせる家事代行サービスです。利用者のニーズに沿ったサービスを提供したり、採用する主婦の労働環境を整備したりと主婦ならではの目線を活かしてビジネスを進めました。結果、きめ細やかなサービスで人気を博し、事業に成功した事例です。

服作りの趣味を活かした商品開発

専業主婦をしていたBさんは、もともと起業に憧れを抱いていました。独立を目指し、行政書士の勉強に挑戦します。しかし、子育ての隙間時間で勉強時間を確保するのが難しく、断念せざるを得ませんでした。

のちに宅建の資格を取得して、不動産の営業として働きます。しかし、ハードワークであったため、自分のペースで働ける起業を再検討するようになりました。

Bさんが取り組んだのは、ハンドメイドの服の販売です。趣味で子供服を作っていた経験を活かして、ブランドを立ち上げます。売れるための努力も欠かさず、インスタ投稿やブログの立ち上げにも取り組みました。現在は主にリネン服の販売を行い、成功しています。

好きなパンだけを好きなペースで販売するパン屋を開店

「好きなパンを作って売りたい」という思いから、Cさんはパン作りを独学し、パン屋をオープンしました。

「好きなパンだけを焼き、好きなペースで働く」という、自分らしさを重視した働き方を貫いているのが特徴です。「決まったメニューを作らず、その日Cさんが焼きたいパンを焼いて販売する」というスタイルが好評を博し、人気のパン屋さんになりました。

さらに、おすすめのパンやパンへのこだわりなどをSNSで発信し続け、ファンを増やしました。

現在でも、多くの方がCさんのパンを楽しみにしています。

評判のハンドメイドでネットショップを開店

Dさんは、海外旅行に行きたいという目標を立て、子育てと両立しながらお金を稼ぐために、起業を選択しました。

Dさんはハンドメイドが得意であったため、特技を活かしてハンドメイド作品の販売を始めます。中でも、材料費を抑えて利益率を確保しやすいアクセサリー販売に目をつけました。

週に3〜5時間ほどの空き時間を利用してアクセサリーを作り、ネットショップで販売しています。子育てと両立しながら隙間時間を有効活用して、収入を確保している事例です。

「ママは家にいて!」それなら自宅をネイルサロンに

専業主婦だったEさんは、子育てだけの毎日から抜け出そうと仕事を始めようとします。しかし、旦那さんは「Eさんに家にいてほしい」と考えており、夫婦間の対立を経験しました。

そこで、折衷案として、Eさんの趣味であったネイルを仕事にすることを決意します。ネイルサロンの開業にあたって、技術を磨くために改めて専門学校に通いました。自宅でネイルサロンを開業し、開業後も実際の施術例をSNSにアップし続け、サロンの認知拡大に努めました。Eさんの地道な努力が実を結び、地域でも人気のサロンへと成長した事例です。

専業主婦が起業するなら個人?法人?

専業主婦が起業する場合、個人事業主として開業するパターンと法人を設立して経営者になるパターンが考えられます。個人事業主はすぐに開業できる、法人なら社会的信用度を得られるなど、それぞれにメリットがあります。ビジネスの規模や種類に応じて、適切な方法を選びましょう。

ここでは、個人事業主と法人化それぞれのメリットと起業方法について紹介します。

個人事業主のメリットは?

個人事業主のメリットは、以下のとおりです。

  • 開業手続きが簡単で、書類を提出すればすぐ開業できる
  • 初期費用がかからない
  • 所得が一定までの間は、法人税よりも所得税のほうが税額は低い

法人化するためにはさまざまな準備が必要ですが、個人事業主の場合は、必要書類を提出するだけですぐに開業できます。売上が少ないうちは所得税のほうが税額は低いため、税負担が少なくすむのもメリットです。

個人事業主としての開業は気軽に挑戦しやすいため、まずは個人事業主からスタートするのもおすすめです。

個人事業主として起業する方法

個人事業主として起業するステップは、以下のとおりです。

  1. 事業内容や屋号などを決める
  2. 白色申告青色申告の2種類から、確定申告の方法を決める
  3. 開業から1ヶ月以内(提出期限が土・日・祝日等に当たる場合は、翌日)に、税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出する
  4. 青色申告をする場合は、「所得税の青色申告承認申請書」も提出する
  5. 開業

書類を提出すれば、すぐに開業できます。開業にあたって、特別な費用もかかりません。必要な書類は、以下よりダウンロードできます。

国税庁 [手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続

法人にするメリットは?

法人を設立するメリットは、以下のとおりです。

  • 社会的信用度が高い
  • 所得が一定金額を超えた場合、所得税よりも法人税のほうが税負担は少ない
  • 必要経費に認められる幅が広い
  • 法人の種類や規模によって、さまざまな優遇措置を受けられる
  • 社会保険に加入できる

個人事業主に比べて法人のほうが社会的信用を得やすく、取引の際に有利になる可能性があります。事業規模が拡大してある程度の売上を立てられるようになった場合、法人税のほうが税負担が少なくなるのもメリットです。

さらに、必要経費として認められる範囲が広い点やさまざまな優遇措置の対象になりうる点、社会保険に加入できる点も法人化ならではのメリットと言えます。

法人として起業する方法

法人として起業するステップは、以下のとおりです。

  1. 事業内容や商号などを決める
  2. 定款を作成する
  3. 公証役場で認証を受ける
  4. 法務局で設立登記を行う
  5. 法人設立届出書」を提出する
  6. 労働保険・厚生年金・健康保険に加入する

開業よりも準備すべき項目が多いため、計画的に準備する必要があります。法務局に登記申請してから登録が完了するまで1週間ほどかかる場合が多いため、余裕のあるスケジュールで手続きを進めましょう。

パートもいいけど思い切って起業してみませんか?

専業主婦が仕事をしたいと思ったら、起業も選択肢に入れましょう。会社のルールに縛られることなく、自分のペースで働けます。専業主婦ならではの経験や自身の趣味、特技を活かせる仕事なら、強みを発揮して成功できる可能性が高いです。実際、専業主婦から起業して成功している事例は複数存在します。自分らしい人生を送る手段の1つとして、起業に挑戦してみましょう。


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