- 更新日 : 2022年9月10日
開業や開店のお祝いに人気の贈り物・プレゼントは？相場やマナーについても解説！
開業・開店祝いとは、友達や取引先などがお店を開業するタイミングに合わせてプレゼントを贈る物です。花や胡蝶蘭・観葉植物、カタログギフト、お菓子、お酒などさまざまなプレゼントがあります。喜ばれるプレゼントを選ぶためには、まずは人気の贈り物が何か理解しましょう。
この記事では、開店・開業祝いにおすすめの人気のプレゼントや贈る時期、金額の相場、そもそも贈る意味、のし・立て札の書き方のマナー、メッセージ文例など開業・開店祝いに関するさまざまな情報を紹介しています。開業祝いに迷っている方は、ぜひご覧ください。
目次
開店祝いに喜ばれる！人気の贈り物・プレゼントは？
飲食店やアパレルなど、新しくお店を開いた方に対して贈り物をするのが「開店祝い」です。新しくオープンしたお店の入り口に大きなお花が置いてあるのを見たことがある方も多いと思います。
友人・知人がお店を開店するとなったら、お祝いの気持ちをこめて開店祝いを贈りましょう。開店祝いに喜ばれる人気の贈り物は以下のとおりです。
- カタログギフト
- 現金・商品券
- お酒類
- お花
- 観葉植物
- お菓子・スイーツ
以下では、開店祝いにおすすめのプレゼントについて解説します。
カタログギフト
カタログギフトは、こちらで商品を指定するのではなく、相手に好きなものを選んでもらえるプレゼントです。好みを外すことがないため、安心して贈りやすいというメリットがあります。
おすすめのカタログギフトを2つ紹介します。
1.開業・開店・移転祝いに Webカタログギフト「オフィスギフト」
「オフィスギフト」は、7,000社以上の企業に採用されている実績を持つWebカタログギフトです。人気のブランド品・家電・飲食品など、ラインナップが豊富なため、年代・性別問わず喜んでもらえます。最短即日発送・送料無料で気軽に素早く贈ることができるのも魅力で、開店祝いにおすすめです。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
2.カタログギフト専門店「MYROOM」
「MYROOM」では、48種類のカタログギフトからプレゼントを選べます。定番のギフトを揃えたものから、グルメ限定のカタログ、個性的なプレゼントを揃えたものまで、贈る相手に合わせて選べるのが特徴です。ラッピングもおしゃれなので、華やかさが重要な開店祝いに向いています。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
現金・商品券
現金・商品券は、開業時何かに役立てて欲しいと考える場合や、ほかの人からもさまざまな物をもらうであろうことを配慮して選ぶ方が多いです。現金や商品券は、相手が目上であっても、渡すこと自体は失礼にあたりません。ただし金額がわかってしまうのを避けたい場合は、カタログギフトを選ぶことがおすすめです。渡す際には蝶々結びのご祝儀袋に入れ、袱紗（ふくさ）で包むのがマナーです。
ここでは、おすすめの商品券を2つ紹介します。
1.お花の商品券「花とみどりのギフト券」
「花とみどりのギフト券」は、生花・鉢物、そのほかの関連商品と引き換えられるフラワーギフト券です。500円券と1,000円券の2種類から選べます。全国の取扱花店・園芸店で引き換えられ、お花を選ぶ楽しみも渡せるのがメリットです。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
花とみどりのギフト券
2.ハーゲンダッツギフト券
「ハーゲンダッツギフト券」は、1枚740円相当で、全国のコンビニ・スーパー・デパートなどで引き換えられます。金額が明記されていないため、生々しい印象を与えたくない場合におすすめです。専用の封筒や熨斗に入れて渡せます。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
お酒類
お酒類をプレゼントすることで、開店祝いの打ち上げなどで祝酒として楽しんでもらえます。また開店時にインテリアとして飾っておくことも可能なため、喜ばれることが多いです。
ここでは、お酒類のプレゼントにおすすめのショップを2つ紹介します。
1.名入れ泡盛本舗「かりゆし沖縄」
「かりゆし沖縄」では、商売繁盛の願いをこめて、名前入りの泡盛をプレゼントできます。
世界にたった1つの開業祝いを送りたい方におすすめです。種類が豊富なので、予算に合わせて選びやすいのも魅力です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
2.栃木県内最古の蔵元 日本酒・地酒通販「第一酒造 開華」
「第一酒造 開華」では、純米酒やスパークリング日本酒など、さまざまなお酒をプレゼントできます。箱入れや無料包装も選択でき、オリジナルの包装紙やメッセージカードと一緒に贈れるのが魅力です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
お花
鉢植えには「根付く」という意味があり、幸福に関する花言葉を持つお花を鉢植えで贈ることで、「幸福が根付く」という演技の良いプレゼントになります。
お花の中にも、以下のようにさまざまな種類があります。
- 胡蝶蘭
- フラワーアレンジメント
- バルーンフラワー
ここでは、それぞれの特徴やおすすめのショップについて紹介します。
胡蝶蘭
お花の中でも、胡蝶蘭は開店祝いとして高い人気を誇ります。胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」で、開店祝いにぴったりです。見た目も高級感があって華やかなため、店内のインテリアとしても適しています。また、花粉が少なく、花独特の匂いも少ないため、幅広いお店に適しているのもメリットです。胡蝶蘭はサイズが大きいので、事前に購入し、花屋さんに手配してもらってプレゼントしましょう。
ここでは、胡蝶蘭のプレゼントにおすすめのショップを2つ紹介します。
1.胡蝶蘭やフラワーギフトの通販・宅配「ビジネス花キューピット」
「ビジネス花キューピット」では、開花輪ごとに胡蝶蘭を選べます。梱包材が不要なので、贈られた側の片付けの手間がないのも魅力です。胡蝶蘭以外にも、スタンド花を取り扱っているため、お店の雰囲気に合わせて選択できます。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
2.開店祝いの胡蝶蘭はベストフラワーへ「胡蝶蘭専門店ベストフラワー」
「胡蝶蘭専門店ベストフラワー」は、スタンド型や縁起の良い紅白の胡蝶蘭、スワロフスキークリスタルでアレンジしたものなど、胡蝶蘭のなかでもバリエーションが豊富なのが特徴です。相手に合わせて、こだわって選びたい方に向いています。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、サイズやお花の種類などを自由に注文できます。お店に合わせて自由にカスタマイズできるのが魅力です。また1週間程度日持ちし、器に入っているためプレゼントしてすぐに置けます。
フラワーアレンジメントを選ぶなら、東京目黒の花屋「Jepung」がおすすめです。ラインナップが豊富で、価格帯も広いので予算に合わせて選べます。オーダーメイドにも対応していて、こだわって選びたい方におすすめです。立て札とメッセージカードにも無料で対応してくれます。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
バルーンフラワー
バルーンフラワーは、お花と風船を組み合わせたギフトのことです。カラフルなバルーンやさまざまな形のバルーンがあり、メッセージが印字されたものも選べます。お花と組み合わせることで、華やかな印象を与えられるギフトです。
バルーンフラワーを選ぶなら、バルーンフラワーが人気のフラワー&バルーンショップ「アミティ」がおすすめです。メッセージ入りのバルーンやカラフルなバルーンを使用したものが選べます。お花の色も選べるため、お店の雰囲気に合わせてプレゼント可能です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
観葉植物
観葉植物は、お花に比べて育てやすいことが多いです。なかには、1〜2週間に1回の水やりでも枯れないものもあり、相手に負担をかけずにプレゼントできます。それぞれに花言葉があるので、花言葉で選ぶのもおすすめです。
ここでは、観葉植物のプレゼントにおすすめのショップを2つ紹介します。
1.観葉植物の通販と販売 観葉植物の専門店「彩植健美」
「彩植健美」は、観葉植物の専門店で、豊富なラインナップから選べます。明治時代から観葉植物を扱っている実績を持つ、大阪の植物専門店「株式会社 珍樹園」が運営しているショップです。即日発送可能な商品を取り揃えているため、開店祝いをすぐに用意したい場合に重宝します。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
2.祝い花と供花の販売 ネットの花屋「ビジネスフラワー」
「ビジネスフラワー」は、独自のネットワークを活用し、最短2時間で配達できる点が魅力のショップです。観葉植物以外にも、お花やお酒とのセットといった幅広い商品を展開しており、2,000商品以上から選べます。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
お菓子・スイーツ
お菓子やスイーツは消耗品なので、ほかの贈り物と被っても迷惑になりにくいギフトです。飾り場所に困ることなく、日々のおやつとして楽しめるので開業祝いに向いています。
お菓子を選ぶ際は、日持ちがするものや、個包装になっているものを選ぶのがおすすめです。また、パッケージが赤いお菓子は「赤字」と関連づけられ、縁起が悪いので避けるようにしましょう
お菓子やスイーツを贈るなら、「シャディギフトモール」がおすすめです。有名ブランドのお菓子からかわいいキャラクターのものまで取り揃えており、相手の好みに合わせて選べます。正午までに注文すれば当日出荷できる商品もあるため、急ぎの際も安心です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
そもそも開店祝いを贈る意味・理由とは？
そもそも開店祝いは、親族や友人、会社の取引先などが新規事業や新店舗運営をスタートさせた時に、お祝いとして贈るお金やギフトのことです。大切な方の新しい門出をお祝いする気持ちを表し、お店の発展を願う気持ちを伝えるために贈ります。
開業・開店は、相手にとって大きな節目です。応援の気持ちや繁盛の願いをこめて、喜んでもらえるプレゼントを贈りましょう。
開店祝いの金額の相場は？
開店祝いの相場は、渡す相手との関係性によって変わってきます。目安は以下のとおりです。
- 取引先：10,000円〜30,000円
- 友人・知人：5,000円〜10,000円
- 家族・親戚：30,000円〜50,000円
もちろん、上記はあくまでも目安であり、日頃から深い関係を築いている方や、特に応援の気持ちが大きい場合は、多めに贈ることもあります。
取引先の開店祝い：10,000円～30,000円
一般的な取引先の場合は、10,000円〜30,000円が相場です。ただし、取引先の中でも親しいところや重要なところについては、30,000円〜50,000円と、予算を高めに設定することが望ましいです。また、以前その取引先から開業祝いを受け取っている場合は、その金額も参考にし、失礼がないようにしましょう。
友人・知人の開店祝い：5,000円～10,000円
友人や知人の場合、相手との関係にもよりますが、5,000円〜10,000円が相場です。5,000円〜10,000円であれば、カタログギフトや高級なお菓子の詰め合わせ、フラワーギフトなどをプレゼントできます。取引先の場合と同様、以前相手からお祝いを受け取っている場合は、その際の金額を目安にするのもおすすめです。
家族・親戚の開店祝い：30,000円～50,000円
家族や親戚なら、少し高めですが30,000円〜50,000円ほどのお祝いが望ましいです。家族や親戚は非常に近しい存在なので、特に高めの予算を設定しましょう。30,000円〜50,000円であれば、高級な酒類やプレミアムなカタログギフトなどを贈れます。また、開業資金に使ってもらうよう、少し多めに現金を包む場合も多いです。
開店祝いにタブーな贈り物は？
開店祝いには、どのような商品でも構わない、というわけではありません。一般的に、赤字や火を連想させる以下のようなものはタブーとされています。
- キャンドル
- ライター
- 灰皿
- ストーブ
- バラのような真っ赤なお花
また以下のものは踏みつけるイメージがあるため、タブーとされています。
- マット
- スリッパ・サンダルなどの履き物
さらに時計は壁に穴を開けないと設置できません。業種によっては、店内に時計を設置しない場合もあるため、贈らないことがおすすめです。
ただしタブーとされるものでも、相手が望むものなら贈ってよいとされています。贈る相手のニーズを優先して選びましょう。
開店祝いのマナーは？
開店祝いを贈る際には、贈る時期やタイミング、のしの書き方、立て札の書き方など、さまざまなマナーが存在します。失礼のないよう、開店祝いのマナーについて理解しましょう。特に、贈るタイミングや時間帯によっては、相手の迷惑になってしまう可能性もあります。適切なタイミングは品物によって異なるため、注意してください。
開店祝いを贈る時期・タイミング
開店祝いを贈るのは、「開店まで」です。そのため、開店1週間ほど前には贈れるよう、開店の知らせを受けたらすぐに準備しましょう。
万が一開店に間に合わない場合は、お客さんとして直接お店を訪れ、手渡しするのがおすすめです。開店日から1ヶ月後までなら、開店祝いとして贈ることができます。それよりも遅くなる場合は、「祈御発展」という表書きにしたり、開業1年のお祝いにしたりなど、節目のプレゼントとして贈りましょう。
なお前日など開店直前は準備に追われることが多いです。そのタイミングに渡すと迷惑になってしまう可能性もあるため、前日はなるべく避けてください。
胡蝶蘭などお花を贈る時間帯
お花の場合、種類によって贈るべき時間帯が異なります。胡蝶蘭やフラワーアレンジメントなど、店内に置くお花の場合は、インテリアの一部にもなるため前日までに届けるようにしましょう。開店当日は、来客対応に追われて開封・設置する時間がない場合もあるため、当日は避けてください。
スタンド花のように店外に置くお花の場合は、基本的にはフラワーショップのスタッフが設置してくれます。そのため、当日でも問題ない場合が多いです。またスタンド花に使われる切り花はあまり日持ちしないため、前もって贈ると肝心の当日に枯れてしまう場合があります。そのため当日の方が望ましいことも多いです。ただし前もってスタンド花を店外に置くことで、宣伝効果になる可能性もあります。贈る相手に都合を聞いて、日時を選びましょう。
のしの書き方・マナー
開店祝いを贈る際は、のし上に「御開店祝い」と記載します。なお事務所をオープンする場合は「開業祝い」、病院のオープンなら「開院祝い」と文言が異なるため、注意してください。そしてのしの下に送り主の名前を記入します。
水引は、贈るものによって変わります。現金を贈る場合や紅白の花結びか淡路結びの水引を選びましょう。現金以外の品物を贈る場合は、花結びの水引を使います。
立て札の書き方・マナー
鉢植えのお花や観葉植物などを贈る場合は、のしの代わりに立て札を使用します。立て札には「祝 御開店」と記載しましょう。のしと同様に、事務所なら「祝 御開業」、病院なら「祝 御開院」と、適宜文言を変えてください。立て札には、贈り主である自身の名前も記載します。会社同士で贈りあう場合は、会社名と肩書きも明記しましょう。
開店祝いにおすすめのメッセージ文例
開店祝いを贈る際は、品物に加えてメッセージカードを添えるのもおすすめです。ショップによっては、無料でメッセージカードをつけられるサービスを実施しているところもあります。ぜひ積極的に利用してください。ここでは、メッセージカードに記載する際のメッセージ文例を紹介します。
ご開店おめでとうございます。
千客万来・商売繁盛を心からお祈りいたします。
微力ながら、私どももできる限り支援させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
令和○年○月○日
○○○○
ご開店おめでとうございます。
とても素敵なお店になることでしょう。
近々、友人一同でお祝いに伺います。
今後のご繁栄とご健康をお祈りしています。
令和○年○月○日
○○○○
友人にメッセージカードを贈る場合は、これまでの努力について言及したり、お店や相手を褒める言葉を使用したりするのがおすすめです。しかし目上の相手にねぎらいの言葉をかけるのは失礼にあたります。またお祝いの品と同様に、赤字や火を連想させる言葉や、縁起の悪い言葉を使うことはNGです。
開店・開業祝いにおしゃれな贈り物を選びましょう
この記事では、開店・開業祝いを贈る意味やおすすめのギフト、相場やタブー・マナーなどについて詳しく解説しました。開業祝いは、友達や取引先などがお店を開業する際、応援の気持ちをこめて贈ります。カタログギフト・お花・酒類などが人気で、相手に喜んでもらえるようなプレゼントを選ぶことが大切です。この記事を参考に、贈る相手に合ったプレゼントを選んで、大切な方の節目をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
開店・開業祝いにおすすめのギフトは？
カタログギフトや現金・商品券、お酒類、お花、観葉植物、お菓子・スイーツなどです。また花の中では、特に胡蝶蘭が人気です。お店を探す際は、ラインナップ豊富で配送に素早く対応してくれるところを選びましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
開店・開業祝いを贈るタイミングは？
開店・開業1週間ほど前には贈れるよう準備しましょう。当日や前日は忙しいので、避けるのがおすすめです。ただし切り花のように日持ちしないものは当日や前日など、開店ギリギリに届けましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
開店・開業祝いでタブーな品物は？
火や赤字を連想させる「ライター・キャンドル・赤いお花」、踏みつけるというイメージがある「マット・履き物」、さらに壁に穴を開けないといけない「時計」はタブーとされています。詳しくはこちらをご覧ください。
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