• 作成日 : 2023年6月2日

経営を学ぶとき手に取りたい本は?ベストセラーから名著まで紹介

経営を学ぶとき手に取りたい本は?ベストセラーから名著まで紹介

経営を学びたいなら、初心者向けに書かれた入門書や有名な経営者が書いた本、マネジメントや戦略の教科書などのビジネス本や経営の本が参考になるかもしれません。今回は、経営について理解を深めたい人向けに、おすすめの経営本やビジネス本を紹介していきます。

経営やビジネスの本は読むべきか?

経営やビジネス本は数多く出版されています。経営を学びたいなら、読むべきでしょうか。経営本やビジネス本を読んだ方が良い理由を3つ取り上げます。

初心者や学生に多くの知識を与えてくれる

入門書や教科書的なビジネス本は、経営学を始めて学ぶ人や学生に多くの知識を提供してくれます。基礎的な知識が不足していると感じている場合は、経営本やビジネス本を読むことで知識量の増加を図れるでしょう。

ビジネスの視野をさらに広げてくれる

経営本やビジネス本の中には、事例を紹介したもの、ビジネスモデルを紹介したものなどさまざまなタイプがあります。普段あまり読まないタイプの本なら特に、自分とは違った思考やアイデアを知ることができ、ビジネスの視野を広げられるかもしれません。実際に自分が経験しなくても、本を通して失敗や成功事例を知れる本もあるため、経営センスを磨くにも有効です。

有名な経営者にも読書好きは多い

意外にも、日々忙しい有名な経営者は読書好きであることが少なくありません。これは、人としての洞察力を高めるためだとか、リーダーとして課題に向き合うためなどと言われています。

経営の基礎知識を学びたいなら

経営の基礎について知識をつけたいなら、初心者でも理解しやすい入門本や、高校生・大学生向けの本、親しみのある芸能人や有名人などが著者になっているビジネス本が読みやすいでしょう。おすすめの本をいくつか紹介します。

経営や経済の基礎を学べる入門書

入門書や経営学に関する知識がなくても理解しやすいものが多くあります。経営は経済とも関連が深いため、経済の入門書もあわせて読むと、経営に関する理解がより深まります。

■『東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!』ムギタロー(著)、井上智洋、望月慎(監修)

スケールの大きい経済を、日本を100人が住む島に例えてコンパクトにすることによって、経済の仕組みをわかりやすく説明した本です。経済を理解することで、国や政府の役割、景気や物価の決まり方、貿易と為替について理解が進みます。

https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/book1331.html

■『知識ゼロでも今すぐ使える!行動経済学見るだけノート』真壁昭夫(著)

人の感情や決断が市場にどのような影響を与えるのかという行動経済学に特化した入門書です。ビジネスにも関係するバブル発生の理由やセールスについても学びがあります。

https://tkj.jp/book/?cd=TD286710

■『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』佐藤耕紀(著)

防衛大学校で20年以上教えてきた公共政策学科の准教授の著書。経営学に興味の薄い大学生向けに、価格の仕組みやライバルとの競争、強いチームの作り方など、身近な例から経営学の基礎を学べます。

http://www.dobunkan.co.jp/books/detail/003182

有名人や芸能人などのビジネス本

教科書のような入門書はなかなか頭に入ってきづらいという場合は、有名人や芸能人のビジネス本もおすすめです。

■『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣(著)

キングコングの西野亮廣氏は、クラウドファンディングで国内最高額を調達し、さらに調達した資金で制作した絵本をヒットさせました。現代的な資金調達の仕方と使い方について、戦略的な思考がわかる本です。

https://www.gentosha.co.jp/book/b11145.html

■『時間革命 1秒もムダに生きるな』堀江貴文(著)

一挙一動が注目されることも多い、ホリエモンこと、堀江貴文氏の著書。時間をムダにしないための考え方が述べられた本で、ビジネスにも活きてくる一冊です。

https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21363

■『イーロン・マスクの生声』ジェシカ・イースト(編)、鷹取孝(訳)

Twitter買収で話題を呼ぶなど、その言動が注目される自動車メーカーTeslaのCEOであるイーロン・マスク氏の株主総会や記者会見などでの言葉を集めた本です。仕事に対する考えなど有名な実業家の思考に触れられます。

https://bunkyosha.com/books/9784866515786

高校生や大学生向けに書かれたビジネス本もおすすめ

高校生や大学生などに向けたやさしめの本もあります。マンガ形式のものや身近な例が多く理解しやすいものも多いため、経営学に初めて触れる場合は、こうした読みやすいものから手に取ってみるのもおすすめです。

■『まんがでわかるセブン-イレブンの16歳からの経営学』勝見明(著)

セブン-イレブンでアルバイトを始めた高校生を主人公にした本です。マンガ形式で、セブン-イレブンのマネジメントやマーケティングなどの経営哲学が学べます。アルバイトという身近な経験から理解が深まる一冊です。

https://tkj.jp/book/?cd=02302901

■『大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる』高橋伸夫(著)

東京大学大学院経済学研究科教授の著書で、大学生が学ぶ経営学をマンガ形式で学習できます。経営用語の理解が深まるほか、経営学的視点を鍛えることができます。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321803001301/

■『13歳からの経営の教科書 「ビジネス」と「生き抜く力」を学べる青春物語』岩尾俊兵(著)

高校生向けや大学生向けでも少し難しいと感じるなら、中学生でも理解できるように書かれた身近な例から学べる経営の本がおすすめです。物語形式で経営とは何か、ビジネスの基礎を学べます。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322201000840/

ビジネスの現場から経営を学ぶなら

経営の知識をより深めたいなら、成功事例や市場・業界の研究、プランニング、失敗事例など、より実践的な内容のものがおすすめです。テーマごとにおすすめの本を紹介します。

ビジネスや経営の成功事例を紹介する本

ビジネスや経営をより良い方向に導くには成功事例が役に立つこともあります。ここでは、成功モデルや成功事例を扱っているビジネス本をいくつか紹介します。

■『ビジネスモデル2.0図鑑』近藤哲朗(著)

セイコーマートやAmazon Goなど、100のビジネスモデルの事例を図解で取り上げた、さまざまなビジネスモデルの成功事例とその仕組みを知れる本です。ビジネスモデルの共通点についても解説があります。

https://product.kadokawa.co.jp/321801000685.html

■『ワークマン式「しない経営」―4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』土屋哲雄(著)

急成長を遂げたワークマンは、「しない経営」を貫くことで成功を収めました。10期連続で最高益を達成したワークマン式の経営と戦略を知れる一冊です。

https://www.diamond.co.jp/book/9784478111451.html

■『ビジネスモデル・ナビゲーター』オリヴァー・ガスマン(著)、カロリン・フランケンバーガー(著)、ミハエラ・チック(著)、渡邊 哲(訳)、森田 寿(訳)

スイスのガスマン教授が、長年の研究をもとに突き止めた成功するビジネスモデルの55のパターンを紹介したビジネス本です。ビジネスモデルの理解や自社モデルの改革に役立ちます。

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798146881

市場や業界の研究本

市場調査やデータ分析、業界の研究に関する本も経営の参考になります。

■『会社四季報 業界地図 2023年版』東洋経済新報社(著)

上場企業のさまざまな情報が一冊にまとまった会社四季報で知られる東洋経済新報社が出している、さまざまな業界の今と未来がわかる本です。毎年出版されている本で、注目の業界などもわかります。

https://str.toyokeizai.net/magazine/gyoukai/

■『マーケティングリサーチとデータ分析の基本』中野崇(著)

デジタル化が進む現代において、データをうまく活用してマーケティングに反映させていくことは重要です。この本では、市場調査やデータ分析といったマーケティングの基礎を学べます。

https://www.subarusya.jp/book/b353378.html

■『「それ、根拠あるの?」と言わせないデータ・統計分析ができる本』柏木吉基(著)

数字的な裏付けをもとに事業プランを練るための実務をベースにした本です。プレゼン資料の作成をストーリー形式で紹介していますが、データをもとにした計画のリスクや収益性などの評価は経営にも活用できます。

https://www.njg.co.jp/book/9784534050724/

具体的なプランニングなどの教科書

経営の成功には、企業戦略がカギになります。ここでは、戦略について理解が深まる本をいくつか紹介します。

■『ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件』楠木建(著)

大きく成功する企業は、戦略がストーリーとして構築されているという点を共通事項に、企業の競争戦略や思考パターンを解説した本格的な経営本です。

https://str.toyokeizai.net/books/9784492532706/

■『良い戦略、悪い戦略』 リチャード・P・ルメルト(著)、村井 章子(訳)

戦略研究の第一人者で世界的権威であるリチャード・P・ルメルト氏の著書です。さまざまな企業事例から、悪い戦略の特徴、良い戦略を立てるための思考法や実行法を学べます。

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/2012/9784532318093/

■『なぜ「戦略」で差がつくのか。 戦略思考でマーケティングは強くなる』音部大輔(著)

ユニリーバや日産自動車、資生堂などのマーケティング部門を指揮してきた著者が戦略について説いた本です。戦略の目的や構成要素、戦略の組み立て方、管理など、企業戦略への理解が深まります。

https://www.sendenkaigi.com/books/senryaku/

事例からリスクや失敗を学べる本

失敗の事例や不祥事の事例から、失敗の共通点や企業のリスクマネジメントを学べる本もあります。安定した経営を維持するには、失敗やリスクについても理解しておくことが重要です。

■『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド(著)、有枝春(訳)

22カ国で刊行され、ベストセラーになった本です。著者のさまざまな業界での経験から、失敗の構造と失敗を積極的に受け入れて学習することの大切さを説いた本で、失敗に対してポジティブな思考を持つのに役立ちます。

https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-2023-5

■『企業不祥事を防ぐ』國廣正(著)

不祥事を起こした企業を例に、企業不祥事がなくならない理由やコンプライアンスが機能しない理由などを取り上げつつ、実効化のために工夫している企業事例も取り上げるなどリスクマネジメントに役立つ内容が詰まった本です。

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/2019/9784532323035/

■『なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則』日経トップリーダー(編)、帝国データバンク、東京商工リサーチ(協力)

粉飾により経営破綻に陥ってしまった18社の社長たちの告白も織り交ぜた失敗事例を取り上げた本です。どのようなことが倒産という大きな失敗につながってしまうのか、企業経営において参考になることが書かれています。

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/06/02/00208/

有名な経営者の本や名著を読んでみよう

成功を収めた経営者や創業者の言葉、広く親しまれている評価の高いベストセラー本からも、経営に関するさまざまなヒントを得られる可能性があります。

有名な経営者・創業者の著作やインタビュー集

有名な経営者や創業者の著書やインタビュー集では、有能な経営者の思考を垣間見ることができます。代表的なものをいくつか紹介します。

■『経営者になるためのノート』柳井正著(著)

ユニクロやGUなどで知られるファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長である柳井正氏の著書です。仕事で必要な4つの力についてまとめられており、自分で完成させるノートタイプの本になっています。

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82695-0

■『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』稲盛和夫(著)

現KDDIの設立を始め、現京セラの社長(現名誉会長)、日本航空会長(現名誉顧問)を務めた稲盛和夫氏の著書です。経営の12カ条として、経営者の思考や経営者が貫くべきことなどが述べられています。

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/08/08/00305/

■『「好き嫌い」と経営』楠木建(著)

好き嫌いを通じて経営や戦略に迫るインタビュー集です。ローソンの新浪剛史氏、星野リゾートの星野佳路氏、サイバーエージェントの藤田晋氏、スタートトゥデイの前澤友作氏、マネックスの松本大氏など、全14名の有名な経営者との対話が掲載されています。

https://str.toyokeizai.net/books/9784492533444/

今でも評判のベストセラー本

多くの人に読まれていて評判の良いベストセラー本は、今読んでも刺さります。人気のベストセラー本をいくつか紹介します。

■『チーズはどこへ消えた?』 スペンサー・ジョンソン(著)、門田美鈴(訳)

2匹のネズミと2人の小人、そしてチーズ。ストーリー形式でビジネスがわかる一冊です。世界で2,800万部を突破したベストセラー本で、アップルやIBMなどのトップ企業での研修にも採用されています。

https://www.fusosha.co.jp/special/cheese/

■『プロフェッショナルマネジャー』ハロルド・ジェニーン(著)、アルウィン・モスコー(著)、田中融二(訳)、柳井正(解説)

58四半期連続での増益を達成したハロルド・ジェニーン氏の著書で、ファーストリテイリング会長兼代表取締役の柳井正氏も教科書にしていることで知られる名著です。結果を出し続けてきた経営者の思考を学べます。

https://presidentstore.jp/category/BOOKS/005002.html

■『夢をかなえるゾウ1』水野敬也(著)

成功を夢見るダメなサラリーマンをインドの神ガネーシャが成功に導くサクセスストーリー。成功の哲学を楽しく読めます。成功したいと思っているけれども何をすればいいかわからない人におすすめの本です。

https://bunkyosha.com/books/9784866512419

今の自分が必要としている内容から経営本を選ぼう

今回は、テーマごとにおすすめの経営本や経営に関連する本を紹介しました。本選びは、今自分が必要としている要素や興味のあるものから選ぶのがおすすめです。まずは、気になる本を一冊手に取ってみましょう。

よくある質問

本を読めば経営はうまくいきますか?

経営本やビジネス本からは、自分では思いつかなかった発想や経営のヒントが得られることもありますが、本を読んだだけで経営がうまくいくわけではありません。詳しくはこちらをご覧ください。

高校生向けだと簡単すぎるのでは?

経営学の知識がない場合は、高校生向けなど簡単なものから読んだ方が理解しやすいこともあります。詳しくはこちらをご覧ください。


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