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  • 更新日 : 2021年9月17日

会社設立のお祝いにふさわしい贈り物は花や観葉植物の他にも?

会社設立のお祝いにふさわしい贈り物は?花や観葉植物以外も紹介!

親交のある人やお世話になった人が会社を設立した際には、心を込めてお祝いの品を贈りたいものです。この記事では、会社設立のお祝いにふさわしい贈り物をいくつかご紹介しながら、基本的なマナーもお伝えしていきます。喜ばれるお祝いの品を贈って相手との親交を深めましょう。

会社設立のお祝いを贈るときの基本的なマナー

会社設立時や移転時などにはお祝いを贈ることが多いものです。贈り物を贈る際に必ず守りたい基本的なマナーをいくつかご紹介しましょう。

金額の相場

会社設立などのお祝い金の相場は、相手と今後どのようなお付き合いをしていくのかによって異なります。目安としては、重要だと思われる得意先には3~5万円、一般的な得意先には1~3万円、知人や友人が会社を設立したときには5,000円~1万円くらいが相場とされています。お金は必ず新札を用意し、相手との関係性を考慮して適宜金額を調整しましょう。

また、お祝い金を送るときには必ず祝儀袋を用意しましょう。祝儀袋は、5本の水引と熨斗(のし)が付いているものを選びます。会社設立は喜ばしいお祝い事であり、何度重なってもよいことから、結び直しがしやすい紅白の蝶結びが最適です。表書きは基本的に毛筆や筆ペンを使い、楷書体でていねいに書くのが一般的ですが、どうしても毛筆で書くことに抵抗がある場合は、黒のマーカーでも問題ありません。太く濃い字で書くことが、会社設立を祝うマナーです。

表書きの文言は、4文字は縁起が悪いとされているため、3文字または5文字で書くようにしましょう。「御開業御祝」ならぴったりです。また「祝 御開店」のように、1文字+3文字なら問題ありません。
名前は、個人で送る場合は姓名を記載し、3人までなら右から格上、年長の順に並べて書きます。4人以上の場合は、代表者の姓名を書き、その左下に「外一同」と記して祝儀袋の中に全員の名前を書いた紙を入れておきましょう。

立札

会社設立のお祝いにふさわしい胡蝶蘭や観葉植物を贈る際には、立て札を忘れずに付けるようにしましょう。立て札を付けて贈ると、相手は誰からもらったのかわかりやすくなりますし、贈る人も、相手の会社を訪問した人へのアピールになります。

立て札には、必ずこうしなければならないという決まりはありません。一般的には「祝 御開店」「開店祝」などの文言を朱色で記載し、贈る側の会社名と代表者の役職・名前を記載します。また来店されたお客様にお店の名前を覚えていただけるよう、開店祝いの立て札にはお相手の社名・店名と代表者名を明記する場合もあります。これらのルールはフラワーショップ側も心得ていますので、相談しながら文言の内容を決めるとよいでしょう。

会社設立のお祝いにふさわしい贈り物は?

ここでは会社設立のお祝いにふさわしい贈り物をいくつかご紹介していきます。

お祝い金(現金)

お祝いの贈り物として喜んでもらえるのが現金です。現金を贈ると「金額がわかってしまう」「生々しい」と感じる人もいますが、贈り物に選ばれるような品物はある程度種類が限定されるため、他の方と重なってしまう場合もあります。その点現金はいくらあっても困らず、重なっても全く困らないため、無難かつ喜んでもらえる贈り物になります。もし現金では生々しすぎるというようでしたら、有名百貨店のギフト券にすれば、よりソフトな形にできるでしょう。

胡蝶蘭などの鉢花

花はお祝いの品として一般的な贈り物です。会社設立や移転のようなお祝い事には、「幸福が飛んでくる」といわれている胡蝶蘭が最適です。名前のように、蝶が飛んでいるような優雅で豪華な姿はお祝いの場にふさわしいでしょう。しかも胡蝶蘭は花持ちが良く、他の花に比べると水やりの手間も省けるため、開業間もない忙しい会社に最適です。

観葉植物

観葉植物は、会社設立のお祝いの品として人気です。観葉物は空気をリフレッシュさせる効果があり、目にも優しいため喜ばれる贈り物といえます。どの観葉植物がいいのか迷ったときには、フラワーショップに相談すると最適な観葉植物を教えてくれます。

ただし、虫の駆除や剪定などの世話が必要になることが多いため、贈る際には先方に一度確認しておく方が無難です。

お酒類(ワイン・シャンパンなど)

会社設立や移転の際には、関係者を呼んでパーティーを開くなど、お祝いの席を設ける機会が増えます。そのため、そうした場で提供できるようなお酒類は、実益も兼ねた贈り物として非常に喜ばれます。

贈られたお酒をインテリアとして飾る場合もありますので、相手の会社の雰囲気に合わせたお酒を選ぶと良いでしょう。日本酒なら、開業の験担ぎによく選ばれる「寿」や、慶弔のシンボルである松竹梅の「松」の名前が入った銘柄を選ぶと、お祝いの贈り物としての雰囲気がでます。

ただし、日本酒の外観は独特の雰囲気があるため、飾るお店を選ぶのも事実です。日本酒の雰囲気ではない場合は、ワインやシャンパンがおすすめです。代表者の生まれ年のワインなどは特に喜ばれるでしょう。

家電製品

開業直後は必要な家電製品が揃っていないことが多いものです。掃除機や空気清浄機、コーヒーメーカーなどを贈ると喜ばれるでしょう。贈る場合はどんなインテリアにも合うシンプルなものを選ぶと無難です。

ただし、開業される業種によっては必要のないものだったり、他の方が同じものを贈ったりするケースがあります。観葉植物同様、先方に必要な家電製品を確認しておくと安心です。

カタログギフト

現金では金額がわかってしまう、品物は他の方と重なってしまう可能性があると悩むのなら、カタログギフトをおすすめします。

カタログギフトなら、何を贈ろうかと悩む必要もなく、先方も自分の会社で必要なものを選べるので非常に効率的です。ただ、カタログだけを渡してしまうと、素っ気ないと感じられてしまい、祝福の気持ちが伝わりにくい恐れがあります。その場合は、お祝いとわかる包装をしたカタログにメッセージを添えておくと、心からのお祝いの気持ちが伝わるでしょう。

家族や友人ならリクエストを聞くのもあり

家族や親しい間柄の人が会社を設立したのなら、欲しいものはないか、足りていないものはないかと直接聞いておくと良いでしょう。現金、観葉植物、家電製品などさまざまなリクエストが届くはずです。お祝いの言葉を添えて喜ばれるものを贈りましょう。

会社設立のお祝いに添えるメッセージは必要?

新たな門出を祝うときには、贈り物を手配する前にメッセージを送付しておくと良いでしょう。メッセージは、会社設立のお知らせをいただいた当日、遅くても開業日の1週間前までに送るのがベターです。
お祝いのメッセージは会社の名前や役職は絶対に間違わないように気を付け、今後の成長をお祝いする気持ちを込めて送りましょう。

会社設立のお知らせをいただいたときのメールの送り方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

会社設立のお祝いで避けたいタブーは?

会社設立時や移転などの際に、贈ってはいけないとされるものがあります。ここで会社設立のお祝いで避けたいタブーをご紹介しましょう。

赤いものや火を連想するもの

赤字を連想させる赤いものや、火事を連想させる火を使うものは非常に縁起が悪いため、贈り物として使うのはタブーとされています。
たとえば、ライターや灰皿、キャンドル、真っ赤な花、暖房器具などが該当します。

敷物やスリッパ

敷物やスリッパは「踏みつける」を連想させるため、目上の方のみならず、これからお世話になる方へ贈るのはタブーとされています。ただし、先方からリクエストがあった場合はこの限りではありません。気持ちよく贈りましょう。

不吉な本数の花

お祝いの品としてよく使われる花ですが、贈る数に注意しましょう。日本では「4」は「死」を、「9」は「苦」をイメージさせる数字として広く認知されています。この本数の花を贈るのは禁物です。

また、海外では「13」を忌み嫌う人が多いため、13本の花を贈るのもタブーです。花を贈る際には、これらの不吉な数字は避けた上で、設立年月日のような記念の数字に合わせた本数を贈ると喜ばれます。

縁起が悪いもの

普段当たり前のように使っているものの中にも、贈り物としては縁起が悪いといわれているものが多くあります。たとえばお茶や乾物は、弔事を連想させるためタブーとされており、またハンカチは手切れの意思表示、刃物は縁切り連想させます。贈り先からリクエストをもらったなら問題ありませんが、そうでない場合はこうした縁起が悪いとされる品物は避けた方が無難です。

マナーを守って相手に喜ばれるお祝いを贈りましょう

会社設立時や移転時にお祝いを贈るときは、マナーに気をつけ、お祝いにふさわしいものを贈るよう心がけましょう。何を贈ればいいのかは、相手の立場や好みを知れば、おのずと見えてくるかもしれません。今後もより良い関係を築くためにも、印象に残るもの、相手が本当に喜んでくれるものを探してみましょう。

なお、個人事業主や法人が贈る開業祝いの費用は「交際費」として計上します。法人には年間に計上できる交際費に上限が設けられていますので、他の接待交際費と合わせて超過しないように注意しましょう。

またお祝いを受け入れる側は「雑収入」として計上するのが原則です。受け取った金額は金封に記載されますので、捨てずに残しておくように注意しましょう。

よくある質問

会社設立時、お祝いの金額の相場は?

目安としては、重要だと思われる得意先には3~5万円、一般的な得意先には1~3万円、知人や友人が会社を設立したときには5,000円~1万円くらいが相場です。詳しくはこちらをご覧ください。

会社設立のお祝いにふさわしい贈り物は?

会社設立時には何かと出費がかさむため、現金が喜ばれます。また、幸せが飛んでくるといわれている胡蝶蘭もお祝いを伝えるには最適なお花だといえます。 詳しくはこちらをご覧ください。

会社設立のお祝いで避けたいタブーは?

赤字を連想させる赤いもの、火を連想するものは避けましょう。また、「踏みつける」を連想させる敷物やスリッパなどはリクエストがない限り、贈ることはやめておきましょう。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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監修:岡 和恵 (税理士 / CFP)

大学卒業後、2年間の教職を経て専業主婦に。システム会社に転職。 システム開発部門と経理部門を経験する中で税理士資格とフィナンシャルプランナー資格を取得。 2019年より税理士事務所を開業し、税務や相続に関するライティング業務も開始。