• 更新日 : 2024年3月5日

鹿児島県で会社設立する際の主な方法3選！お得に設立するには？

鹿児島県での会社設立をはじめ、日本で株式会社や合同会社を設立する際は、主に【①無料の会社設立サービスを利用して自分で進める、②専門家である税理士や司法書士に依頼する、または③法務局のサイトを参照しながら自分で手続きを行う】という3つの主な方法があります。

鹿児島県での会社設立を検討している方に向けて、会社設立をスムーズに行うための方法や税理士の探し方のコツ、鹿児島県の創業家支援制度・相談先などを、ギュッとまとめた記事となっています。

鹿児島県で会社設立をする3つの主な方法

鹿児島県で会社設立をする場合、主に3つの方法が考えられます。まずは自分に合った方法を選んでみましょう。

①無料の会社設立サービスで自分で行う

画像出典：マネーフォワード クラウド会社設立（※画像は執筆時点のイメージであり、最新の画面と異なる場合がございます）

近年では、ステップに沿って必要項目を入力すれば、かんたんに会社設立に必要な書類や定款が作成できる「会社設立サービス」を使って会社設立する人が増えています。

画像：会社設立の意思決定調査

実際に、マネーフォワード クラウド会社設立が2024年に行った調査によれば、2018～2023年に会社設立をした方は、44.9%の方が会社設立サービスを利用しています。

「自分一人で会社設立したい」「手間とお金をかけずに効率的に会社設立をしたい」という方におすすめです。

マネーフォワード クラウド会社設立の場合、サービス利用料は0円でお使いただけます。鹿児島県をはじめ、全国の方に多くご利用いただいていますので、ぜひお気軽にお試しください。

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②司法書士・税理士・行政書士などに依頼する

専門家に会社設立を依頼する方法は、昔からの主流でもあります。

メリットは、会社設立に関するアドバイスや手厚いサポートを受けられる点、デメリットは自分で会社設立するよりも費用面が高くなることでしょう。また、各専門家で依頼できる内容がやや異なるので注意してください。

③法務局のサイトを見ながら自分で行う

画像出典：法務局

法務局でも会社設立のサポートをしています。

また、「法人設立ワンストップサービス」というサービスも提供しており、マイナポータルを通じて、法人設立に必要な諸手続きを一括して提出できます。

国が運営しているため安心感がある一方で、説明などはやや専門的となっているので、一度確認してみて自分に合っているかどうかを検討してみましょう。

また、会社設立サービスではなく、自分で書類作成をする場合は紙定款を使用することが多いため印紙代（4万円）が発生します。（※自分で電子定款を作成する場合は、ICカードリーダーや利用者クライアントソフトのダウンロードが必要です）

マネーフォワード クラウド会社設立は鹿児島県で会社設立する方を応援！

マネーフォワード クラウド会社設立では、鹿児島県をはじめ、全国で会社設立を志す・会社設立を行おうとしている方を応援しております。

具体的には、「マネーフォワード クラウド会社設立」のサービスを通じて、以下のようなサポートを行っており、このような方におすすめのサービスです。

①会社設立の費用を抑えたい方

マネーフォワード クラウド会社設立のサービス利用料は0円です。また、電子定款の利用で最低3.5万円を節約することが可能です。

司法書士・行政書士等の専門家に依頼する場合、一般的に手数料が発生しますので、マネーフォワード クラウド会社設立を利用して自分で設立するとグッと費用を抑えられます。

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②会社設立に必要な書類をラクに準備したい方

マネーフォワード クラウド会社設立で入力した内容をもとに、定款や設立登記申請書をはじめ、様々な書類を簡単にダウンロードできます。やさしい説明・ガイドもあるので、自分でも会社設立の準備が行えます！

③会社設立後にお得なサービスを受けたい方

マネーフォワード クラウド会社設立をご利用いただいた上で、実際に会社を設立された法人様に限定で、「サクセスパック」をご用意しています。

バックオフィスツール/決済システム/ビジネスカードクラウドコンピューティング/卸・仕入れサービス/オフィスサービス/マーケティング/予約／顧客台帳サービス/人材マッチング/法人銀行口座/ストックオプション/資金調達…など、様々な特典をご用意していますので、ぜひご活用ください。

④100本以上の資料・テンプレートが欲しい方

マネーフォワード クラウド会社設立には、無料登録して頂いた方限定でアクセスできる「会社設立ナビ」があります。

「会社設立ナビ」では、業界別の事業計画書テンプレート・作成例や、会社設立・会社経営に使う書類テンプレートなど‥、会社設立を考えている方や経営者、個人事業主の方は必見の100本以上の資料が無料でダウンロードいただけます。

税理士が開設した起業関連セミナーアーカイブ動画などもあるのでぜひお気軽にご利用ください。

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⑤初めてでも安心？サポート体制を重視する方

マネーフォワード クラウド会社設立の操作方法等の案内に関しては、メールやチャットでお気軽にお問い合わせできるので、安心です。

※登記や定款に関する内容など、 マネーフォワード クラウド会社設立の操作方法以外に関するご質問につきましては、法務局などの専門家にご確認ください。

また、実際の使用事例も多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

鹿児島県の会社設立に対応している司法書士・税理士を探すなら

Google検索で「鹿児島県 司法書士（税理士）」などと検索したり、お知り合いから紹介してもらったりするのが一般的かもしれませんが、ほかにも以下のような方法があります。

司法書士

マネーフォワード クラウド会社設立では、オプションで「専門家（司法書士）による登記代行プラン」もご用意しています。

サービス費用は40,000円（税込）（※定款認証費（株式会社の場合）や登録免許税などの法定費用は別途発生します。）で司法書士にまるっとお任せできるので、「自分で会社設立するのは不安なものの、費用はなるべく抑えたい」という方におすすめです。

マネーフォワード クラウド会社設立に無料でご登録いただいたのち、プランをお選びいただけます。

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税理士

マネーフォワード クラウドでは税理士検索サイトも運営しており、多数のエリアから税理士検索が可能です。

「会社設立をサポートしてほしい」「資金調達の相談にのってほしい」「ITツール導入に詳しい先生に相談したい」…など、様々なご相談に対応していますので、税理士を探している方はぜひご活用ください。

・マネーフォワード クラウド 税理士検索はこちら

鹿児島県で会社設立を検討している方におすすめの人気資料

マネーフォワード クラウド会社設立が提供する、会社設立を検討している方におすすめの資料をここでは3つ取り上げます。多くの方に読まれている人気の資料なので、ぜひお気軽にお読みください。

①創業時の資金調達マニュアル

起業・創業前後で活用したい「資金調達」について、出資・融資・補助金・助成金‥‥などの資金調達方法の種類をわかりやすくご紹介しています。

会社設立する予定の方・会社設立した直後の方をはじめ、手元に置いておきたい内容をまとめています。

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②経理業務を一人で乗り越える方法

会社設立したばかりの企業では、経理業務を1人で担当するケースも多いのではないでしょうか。1人でも簡単に経理業務を効率化する方法についてギュッとまとめた資料です。

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③創業前後カレンダー

法人設立（株式会社・合同会社）を検討している方向けに、創業前後（創業1年前～創業日～創業1年後）にやるべきことを、カレンダー形式でまとめております！

業種問わずやるべきことをタスク形式で書きだしていますので、この創業前後カレンダーを活用しながら、創業に向けて1つ1つ着実に進めていきましょう。

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鹿児島県の会社設立に関する相談先

鹿児島県の会社設立で悩んだ際に、相談できる機関などについていくつかご紹介します。

鹿児島県よろず支援拠点

鹿児島県よろず支援拠点では、創業から経営改善まで、各支援機関と連携を図りながら幅広いアドバイスを行っている場所です。鹿児島市内だけでなく、遠方にも出張相談窓口を設け定期相談会を実施しています。遠方にお住まいの方も相談しやすい体制を整えています。出張相談窓口は、次の5つです。

鹿児島県よろず支援拠点では、販路拡大や経営全般、商品開発、Webデザインなど、専門的な知識を持つコーディネーターが相談にあたります。コーディネーターのスキルはさまざまで、公式サイトではコーディネーターについても詳しく紹介しています。

ソーホーかごしま

ソーホーかごしまでは、鹿児島市内で創業を目指す方を育成支援する拠点施設です。創業や企業の運営・維持に関する内容や融資に関して相談できます。

当施設では、無料で利用できる交流サロンや会議室、商談コーナーなどビジネスシーンを応援する施設が充実しているのが特徴です。ほかにも、創業を準備するための施設として創業準備ブースを月額10,000円で貸し出しています。利用者は、創業時の事業計画書の作成や会社設立の手続きに関してアドバイスを受けられます。使用期間は原則3ヶ月間で、最長1年まで利用可能です。

かごしま産業支援センター

かごしま産業支援センターは、起業や新事業立ち上げを次の4つの支援事業でサポートしています。

起業支援伴走プログラム事業は、資金調達やアクションプランの作成など、各フェーズにあわせた支援を実施しています。また、ビジネスプランコンテストを実施し、最終審査会参加者を対象に必要な費用の一部を助成しています。助成金は対象経費の2/3以内で、上限額は1,500万円です。

ほかにも、窓口相談を随時受け付けていますが、電話やメールでの相談も可能です。

鹿児島県で会社設立する方が検討したい創業支援

鹿児島県で行っている創業支援について、ここではいくつかご紹介します。

※内容は執筆当時のものとなりますので、最新情報は各公式サイトよりご確認ください。

創業支援資金（鹿児島県制度）

鹿児島県の融資制度である創業支援資金は、県内で新規に事業を開始する方を対象とした支援資金です。融資対象者は、次のいずれかに該当する方です。

1. 国が認定した市町村の特定創業支援等事業による支援を受けて、6ヶ月以内に新たに事業を開始しようとする者（開業して5年未満を含む）
2. 商工団体の推薦を受けて、1ヶ月以内に個人で、または2ヶ月以内に会社設立して新たに事業を開始しようとする者（開業して5年未満を含む）
3. 商工団体の推薦を受けて新たに事業を開始しようとする者（2以外の者）（開業して6ヶ月未満を含む）

運転資金と設備資金の両方の借り入れが可能です。限度額は、運転資金と設備資金をあわせて2,000万円です。

参考：創業支援資金

創業支援資金（鹿児島市制度）

鹿児島市の融資制度である創業支援資金は、鹿児島市内で創業を予定している方を対象とした支援資金です。限度額は2,000万円で、うち運転資金は1,400万円までです。保証の対象者は、「創業関連保証対応」と「一般保証対応」により異なります。それぞれの対象者は詳細に定められているため、ホームページなどで確認するとよいでしょう。

こちらの創業支援資金は、場合により連帯保証人が必要です。

参考：創業支援資金（鹿児島市制度） – 鹿児島県信用保証協会

かごしま地域課題解決型起業支援事業

かごしま地域課題解決型起業支援事業とは、デジタル技術を活用し、地域の課題解決を目的として起業する方を支援する助成金です。鹿児島県内で新たに起業する方を対象に、最高200万円（対象経費の1/2）まで助成します。

助成金の対象となるビジネスモデルは、IoTやビッグデータ、人工知能、ロボットなどを活用した新しい社会システムづくりを想定しています。申し込みは年1回のため、対象となるビジネスの起業を目指している方は、申し込みの期間や流れについて押さえておくとよいでしょう。

参考：シン・起業応援

鹿児島県で会社設立をする魅力

鹿児島県は九州の南部に位置し、農業、漁業、観光業、および製造業が特に発展しています。農業では、鹿児島県はさつまいもや緑茶、特に知覧茶の生産で知られ、これらの農産物は高品質で全国的にも有名です。また、黒豚や黒牛といった畜産品も鹿児島の代表的なブランドです。

漁業では、豊富な海洋資源を背景にカツオやマグロの漁獲が盛んで、特に枕崎市はカツオの一本釣りで知られています。観光業においては、桜島や霧島温泉、指宿の砂むし温泉など、豊かな自然と独特の文化が魅力の一つとなっており、多くの観光客を惹きつけています。製造業では、鹿児島県は宇宙開発産業も注目されており、種子島宇宙センターが位置しています。

鹿児島県で会社を設立する魅力は、これらの多様な産業基盤と地域資源の豊富さにあります。地域特有の農産物を活用した加工食品業や、観光資源を生かしたサービス業は、特に成長が期待される分野です。

また、鹿児島県は地理的にアジア諸国への玄関口としての位置づけもあり、国際ビジネスの拠点としてのポテンシャルも秘めています。さらに、県の積極的な支援策を活用すれば、ビジネスの立ち上げや展開をスムーズに行うことが可能です。これらの要素が組み合わさり、鹿児島県は新たなビジネスの展開に適した環境を提供しています。

• 中田　宏樹（不動産証券化協会認定マスター / 2級ファイナンシャル・プランニング技能士）

  1984年生まれ。大学卒業後、2007年に大手金融機関に入社。資産運用・ファイナンス分野での新規事業の立ち上げに従事。不動産金融、資産運用等のテーマについて実務経験に基づいた情報を分かりやすくお届けします。保有資格：不動産証券化協会認定マスター（M1808036）、相続診断士（20337845）、2級ファイナンシャル・プランニング技能士（国家資格）他