• 作成日 : 2022年6月11日

20代で起業に成功するには?失敗しづらいおすすめの職種は?女性起業家も必見!

20代で起業に成功するには?失敗しづらいおすすめの職種は?女性起業家も必見!

20代で起業に成功した起業家たちはどのような人たちなのでしょうか?男性・女性別におすすめの業種はあるのでしょうか?

この記事では起業したいとお考えの方に、おすすめの職種などとともに具体的に起業にあたって何をするかを解説します。また、失敗例や資金調達のための補助金制度や融資についても触れていきます。

20代で成功する起業家の特徴は?

起業するには年齢は特に関係はないとはいえ、起業のベストタイミングは個々の事業環境によります。20代で起業するにあたって、成功に必要なものは何でしょうか?

20代に限らず、若くして起業する場合、少なくとも早々に事業から撤退することがないようにするための3つのポイントをまとめました。

起業家精神があること

サラリーマンの家庭で育ち、友人などの家庭も同じサラリーマン家庭が多い場合、起業家の知り合いができる可能性は少ないと言えます。学校においても、ビジネス、起業などの特別に学ぶ機会がなければ、起業家精神は養われません。

起業家がリスクをとり、想像力を駆使して自分の事業を切り開くことに対して、それを推奨する環境はあまり多いとは言えません。

しかし、起業家に培われるべきなのは、「起業家精神」です。新たな領域・分野を切り開く行動力、チャレンジ精神、リスクへの許容などの強い精神力が備わっていることです。これらは長く生きてきたからといって必ずしも備えている資質ではありません。

自己資金が確保できること

世代で見ると、やはり20代を中心とした若年層のほうが、外部からの資金調達は難しいのが現状です。開業の際に、自己資金がないと当初の構想と実際の起業内容に大きなズレが生じ、思うような事業ができないことも多々あります。起業しない理由として、「資金調達が難しそうだから」というのは若年層にはよくあることです。

後述しますが、融資制度だけではなく、補助金や助成金の制度を活用することができます。
国や自治体の制度をうまく利用できるかどうかも事業推進力のひとつです。

多ければよいという訳ではありませんが、最低必要な資金確保が起業の成功に直結するのは言うまでもありません。

周囲に理解者がいること

起業家精神に満ち溢れていても、起業家は一人で多くの判断を余儀なくされます。家族、友人、恋人など周りに寄り添ってくれる理解者がいると、起業家のメンタル面を大いに支えてくれます。

直接、事業についての支援や協力をしなくても、起業家の努力を認め、励まし、時には一緒に気晴らしができるよき理解者の存在はとても貴重です。すぐに探して見つかるものではありませんが、起業前から理解者探しをおすすめします。月に1度、電話やメールをするだけでも、疲れ果てた起業家の心を潤してくれます。

20代で起業するメリット・デメリットは?

20代で起業する場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。注目すべきは、メリットのほうが多いことです。

20代で起業するメリット

20代で起業するメリットは、次の通りです。

  • 体力がある、回復力がある、適応能力が高い
    どんな業種においても起業は体力を使います。また想定外の事項に対応し、眠れなかったり、消耗したりしますが、若いと回復力があります。さらに、若いと新たな環境に適応する能力も高いと言えます。
  • 常識に振り回されず、柔軟な考えができる
    従来の考え方に振り回されず、自由な発想ができ、斬新なアイデアが事業に結びつくことがあります。感性を大切にするクリエイティブな分野などでは必要な要素と言えます。
  • 学生の場合には時間があり、生活の心配をしなくてもよい
    学生である場合は、当面の生活の心配をしなくてよい場合があります。
  • 頼れる人を見つけやすい
    先輩や恩師などからの教えを素直に聞き入れる素直さがあれば、喜んで教えてくれる人に巡り会うこともあります。
  • 若いので、失敗しても次に期待できる
    たとえ失敗したとしても、次に結びつく「よい失敗」ができます。

20代で起業するデメリット

20代で起業するデメリットは、次の通りです。

  • 経験が足りない
    何をするにも熟練していないことが、事業にはマイナスに響く可能性があります。
  • 人脈が少ない
    古くからの業界だとある程度の人脈が必要な場合もあります。
  • 資金調達が大変
    補助金や助成金の申請なども最初は難しく、資金調達が大変になることが多いです。

20代で起業に失敗しないためのポイントは?

起業における成功や失敗の定義も、その起業者によりさまざまです。予め定まったゴールがある場合もありますし、地域に貢献するなど抽象度の高いゴールもあります。

起業者が自らの意思でその事業の進退を含めて「動かせる」ことが、広い意味での起業の成功と言えるのではないでしょうか?

起業して何をするのか、目的を明確にする

雇われるのではなく、起業するには目的があります。起業すると決めたら、手続きなどを進めることに忙殺され、商品開発や会計に気を取られてしまいますが、「起業目的」に立ち返り、その目的達成の途上にあるかどうかを振り返る必要があります。

  • 好きなことで生きるため
  • 困っていることを解決するため
  • 今よりもっと便利にするため

当初に抱いていた目的は何かを明らかにし、今はその途上にあるのかを常に自分に問いながら進まなくてはなりません。

自己資金を確保する

サラリーマン生活をある程度経験したほうがその後の起業に役立つ場合もあれば、クリエイターのように若い感性を大切にしたく、若くして起業する場合もあります。

起業するにはある程度の自己資金がいる場合もありますが、Webクリエイターなど、今ある環境で顧客がつきそうな場合などには自己資金不足にならないこともあります。したがって、漠然と自己資金が必要と考えている人は、起業のために本当に必要な資産(預金も含めて)を書き出し、不足額を計算しましょう。

そして資金が必要な場合には、何のためにいつまでにいくら必要なのかを計画書に落としましょう。

融資制度や補助金を利用する

国や自治体の融資制度や補助金制度をよく調べましょう。インターネットで調べたり、市役所や商工会議所などで聞いたりと、制度を知るための努力を惜しんではいけません。

融資については、信用保証協会による信用保証制度を利用することも検討しましょう。信用保証協会とは、会員となれば金融機関から資金調達する際に、「保証人」となって融資を支援する公的機関です。

これら制度の適用には、最低限の対人エチケット・マナーを守り、素直な対応ができるかという点も大切です。起業においても、自分自身で努力する者にのみ周囲が力を貸してくれるものです。

仲間を見極めること

気の合う仲間、共感し合う友人、親友の存在は何ものにも代えがたいものです。起業するにあたっても、「友人と起業」「仲間と会社を始める」などと聞くと、羨ましく思うこともあります。確かに気の合う仲間との仕事は楽しそうですが、資金の出し合い、利益の分配だけが問題なのではありません。

事業継続には種々のトラブルや失敗がつきものです。失敗やリスク、責任の所在まで友人と平等に分割することはできません。事業の方向性の違いなどが生じた時や仲間の働き方にアンバランスが生じた時など、互いの価値観の相違を上手く乗り越えなければなりません。仲間との調整に時間がかかり過ぎると事業のスピードが落ちることになります。

仲間との起業については、十分に見極める必要があります。

女性起業家も必見!20代の起業におすすめの職種とは?

20代をはじめとした若年層の起業で、おすすめの職種はあるのでしょうか?そもそも起業の目的が、「好きなことを仕事にする」「困っていることを便利にする」など、起業者が自ら生みだした需要に根ざすものである場合には、おすすめは度外視して問題ないと思います。

しかし、ここでおすすめする職種は低予算でできるものもあるため、一見の価値はありそうです。

若い感性を必要とするもの

20代で起業する利点は、若い感性が商品やサービスに結びつくことです。他に類を見ないオリジナリティや、誰も気づかなかった視点など若々しさが発揮できるものがおすすめです。

したがって、デザイナー、フォトグラファー、イラストレーター、カラーコーディネーター、楽曲制作他アーティストと呼ばれる職種がおすすめです。

開業資金の少ないもの

資金調達が難しい20代では、開業資金の少ない事業でまず資金を貯めるという方法も考えられます。実店舗を持つことを最終目的とし、当初はネットショップで取引先状況や顧客のニーズを探るという段階的な事業展開も合理的です。

動画作成、Youtuber、ネットショップの運営、司会業など、将来の本格拡大の前段としての開業も大いにおすすめです。

インターネットなどでニッチ産業をねらう

起業の際にSNSを上手く利用できるかどうかは重要なポイントです。SNSなどで発信し、興味のある人やニーズを求めている人をリサーチしつつ、開発を進めるといったインターネットを大いに利用した起業もおすすめです。

また、インターネットで調査の結果、隙間市場が見つかれば、ニッチ起業も夢ではありません。競争相手が少ないニッチビジネスでは、低予算、低リスクが可能となります。

筆者の知人の例ですが、「医院の昼ご飯弁当販売」に目をつけられた方がいました。院長の奥様などが受付などもされている小規模な医院では、昼ご飯の準備も大変だそうです。そこで、そのような医院限定で昼ご飯用に高級なお弁当を届けるビジネスを思いついたようです。

ビジネスチャンスは意外なところにあることが、ニッチ産業に焦点をあててみると見えてくるかもしれません。

20代で起業したいなら、事業計画をきちんと立てましょう!

20代で起業したいというタイムリミットを持つのはよいことです。漠然とした夢を持ちながら歳を取ってしまわないように、起業したいという気持ちが固まったら、まずは調査をしましょう。そして、事業計画を立てましょう。

自分の想いはすぐに具体化できるものではありません。事業計画一つをとっても試行錯誤、挫折とリカバリーの中で培われるものです。

しかしながら、20代という若いうちの起業であれば、何をするにもスピード感をもって実行できます。起業という人生を賭けた大きな挑戦を若いうちに体験してみませんか?

なお、起業の具体的な方法については、こちらの記事をご参照ください。

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よくある質問

20代で成功する起業家の特徴は?

起業家精神を持ち、自己資金の目途が立ち、周囲にメンターとなる理解者がいることと言えます。詳しくはこちらをご覧ください。

20代の起業で失敗しないためには?

起業して何をするのか目的を明確にすること、自己資金を確保する、または、融資制度や補助金を利用すること、そして、仲間との起業には慎重になることです。詳しくはこちらをご覧ください。

20代の起業におすすめ職種は?

若い感性を必要とする職種、開業資金の少ない職種に加え、ニッチ産業などです。ニッチでの起業にはインターネットやSNSのリサーチは欠かせません。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:岡 和恵 (税理士 / CFP)

大学卒業後、2年間の教職を経て専業主婦に。システム会社に転職。 システム開発部門と経理部門を経験する中で税理士資格とフィナンシャルプランナー資格を取得。 2019年より税理士事務所を開業し、税務や相続に関するライティング業務も開始。

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