• 更新日 : 2022年9月8日

会社名の決め方にルールはある?アイデアの出し方や商号の具体例を紹介

会社名の決め方にルールはある?アイデアの出し方や商号の具体例を紹介

会社名は、会社の顔ともいえる重要なポイントです。そのため、どのように決めればいいのか悩む人も珍しくないでしょう。そこで今回は、会社名の決め方で守るべきルールを解説します。アイデアの出し方やおすすめの具体例も紹介しているので、会社名を決める際の参考にしてみてください。

広告
法人化や起業をお考えの方におすすめ!フォーム入力だけで簡単に会社設立できるマネーフォワード クラウド会社設立を無料で始める >>
広告

そもそも会社名とは

そもそも会社名とは、商号のことを指します。商号とは個人の氏名にあたるもので、会社を設立した際に登記簿に登録しなければいけない正式な名称のことです。

つまり、会社名は会社の顔ともいえるため、慎重に決めるべきだといえるでしょう。

会社名の決め方で守るべきルール

会社名の決め方で守るべきルールは、以下のとおりです。

  • 会社の種類は必ず表示
  • 使える文字が限られている
  • 他人に事業や会社を誤認させてはいけない
  • 同一の所在場所で同一の商号で登記することはできない

それぞれのルールについて詳しく解説します。

決め方のルール1 会社の種類は必ず表示

「会社」といってもいくつか種類があります。

自分が設立する会社がどのような会社なのか、株式会社○○、××合同会社、一般社団法人△△といったように、会社の種類を必ず表示しなければいけません。

なお、会社の種類を名称の前につけるのか、後につけるのかは特に決まりがありません。

決め方のルール2 使える文字が限られている

商号中に使用できる文字は、法務局で登録可能な以下の文字に限られています。日本文字、ローマ字、アラビア数字、&(アンパサンド)、アポストロフィー、コンマ、ハイフン、ピリオド、中点です。

以上のことから一般的な文章に使用されている文字は、おおむね使用できると考えていただいて構いませんが、特殊な外国文字やギリシャ数字などは使用することができません。

注意していただきたいポイントとして、会社名を英語にする場合は最後の文字に気をつける必要があります。「.(ピリオド)」で終わる場合には問題ありませんが、「,(コンマ)」を最後の文字にはできません。これは、英語でコンマは文章中に使用されるものである、という理由からです。なお、同じ理由により、日本語の会社名でも「、」や「・」を最後の文字に使用できません。

参考:法務省 商号にローマ字等を用いることについて

決め方のルール3 他人に事業や会社を誤認させてはいけない

銀行、保険、証券など特殊な事業については、その事業を行わない会社が使用するのは禁じられています。また、会社の種類について、他の種類の会社と誤認する恐れのある使用方法も禁じられています。例えば「株式会社」と「合同会社」がどちらも商号中にあるような場合です。

決め方のルール4 同一の所在場所で同一の商号で登記することはできない

現在の会社法に改正される前は「類似商号の禁止」といって、同一の市町村区つまりは“ご近所”に同じ会社名で登記された会社があれば、登記することはできませんでした。しかし、この“ご近所”の定義が定められておらずその判断は各登記官に委ねられていたため、この規定は会社法の改正に伴い撤廃されています。

現在は、全く同一の所在場所で同一の商号では登記することはできない規定ですので、「〇〇町1番1号 △△株式会社」があったときに「〇〇町1番2号 △△株式会社」であれば、他の会社と認識できるため、登記は可能です。

なお、本店所在地は地番まで入っていれば、建物名は入れなくても、郵便物が届けば問題ありません。「○○ビル3階」までを本店所在地に入れると、後日「〇〇ビル4階」で同じ商号の会社が設立されるかもしれません。その予防として、本店所在地はビル名まで入れないという選択もあります。

以上が会社名を決める際の最低限のルールです。
ここからは社名をつける際のポイントを見ていきましょう。

広告

会社名を決める際のアイデアの出し方

会社名を決める際のアイデアの出し方は、以下のとおりです。

  • 複数の候補を出した上で検討する
  • 事業内容やサービスにちなんだ名前をつける
  • 先にロゴを決めてから会社名を考える

それぞれのアイデアの出し方について詳しく解説します。

複数の候補を出した上で検討する

会社名を決める際は、複数の候補を出した上で検討するようにしましょう。先述したとおり、会社名は会社の顔ともいえる重要なポイントです。そのため、安易に決めてしまうのではなく、あらゆる角度から考慮すべきだといえます。

例えば、造語で個性を出したり、創業者の名前を入れたりと、いくつもの候補を出すことで、より自社に最適な会社名を見つけられます。

事業内容やサービスにちなんだ名前をつける

会社名を決める際は、事業内容やサービスに関連した名前をつけるのもおすすめです。事業内容やサービスを反映させれば、どのような会社なのかイメージしやすくなります。

例えば、看板商品の名前を入れたり、サービス内容を反映させたりすると外部の人にも覚えてもらいやすくなるでしょう。

先にロゴを決めてから会社名を考える

会社名を決める際、先にロゴを決めてしまうのもひとつの方法です。ロゴは会社のトレードマークともいえるので、関連した社名にすれば外部の人に覚えてもらいやすくなります。

例えば「いのしし」を使用したロゴを作成した場合、いのししをもじった社名にするといいでしょう。会社名とロゴに共通点が生まれれば、一体感を得られます。

会社名で迷った時におすすめの具体例

どのような会社名をつけるか迷ったときは、以下のおすすめの具体例を参考にしてみてください。

  • 金融ウェブサービスのマネーフォワード
  • サービス自動化のスマートキャンプ
  • 紙をデータで保存するクラビス

それぞれの具体例を参考に、より良い会社名をつけましょう。

金融ウェブサービスのマネーフォワード

金融ウェブサービスのマネーフォワードは、「Money(お金)」と「Forward(前へ)」を組み合わせてできています。「お金を前へ。人生をもっと前へ」というミッションが会社名の由来です。

サービス自動化のスマートキャンプ

サービス自動化のスマートキャンプは、「スマート」と「キャンプ」のそれぞれに以下のような思いが込められています。

  • スマート:よりクリエイティブに効率よく最適化していきたい
  • キャンプ:メンバーが1つになって同じ目標に向かって進んでいく

紙をデータで保存するクラビス

紙をデータで保存するクラビスは、「Clavis(鍵)」から命名されています。創業理念である「We have the key.(社会課題を解決する唯一の鍵となる)」が会社名の由来です。

会社名で後悔しないためのポイント

会社名で後悔しないためのポイントは、以下の5つです。

  • ドメインを取得できるかどうかを重要視する
  • 会社の理念や目標を会社名に入れる
  • 漢字だけではなくカタカナや英語なども活用する
  • 会社名を英語にするなら読みやすくする
  • ストーリー性や今後の課題・夢を反映する

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

ドメインを取得できるかどうかを重要視する

会社名で後悔しないためには、ドメインを取得できるかどうかをチェックしておくのがおすすめです。インターネットが発達した現代では、ホームページ(コーポレートサイト)の作成は必要不可欠です。Web上からも集客したいのであれば、会社名とドメインは統一しておくとわかりやすくなります。

しかし、ドメインは1つのサイトで使用すると他では使えません。そのため、想定されるドメインが取得可能かどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。

会社の理念や目標を会社名に入れる

会社名で後悔しないためには、企業理念や目標などを反映させるのもおすすめです。会社名に企業理念や目標を入れれば、どのような考えを持った会社なのかイメージしやすく、外部へのアピールにもつながります。

例えば地元地域に密着した会社を作り上げていきたいなら、地域名を入れるのもひとつの方法です。どのような会社にしていきたいか、しっかりと考えてから会社名をつけましょう。

漢字だけでなくカタカナや英語なども活用する

会社名を決める際は、カタカナや英語などの活用も検討しましょう。会社名には漢字だけではなく、カタカナや英語も利用できます。そのため会社のイメージに合わせて、使い分けることも可能です。

ただし外国での事業展開を視野に入れている場合は、現地の言葉でマイナスな印象を与えないかを確認しておくことが大切です。

会社社名を英語にするなら読みやすく!

英語表記でも読みやすい商号であれば問題はありませんが、当職の経験上、読みにくい英語表記の会社はなかなか覚えてもらえない印象です。
起業するとなれば、「どこどこの〇〇さん」と覚えてもらうことが大切。また、もし新規のお客さんや取引先が連絡先を忘れてしまい会社名で検索しようとしても、そもそも会社名を覚えていなければ検索すらできませんので、注意しましょう。

ストーリー性や今後の課題・夢を反映する

会社名の由来について尋ねられる機会は多々あります。その際、法人化に至るストーリーや、会社のミッション、これからの夢についてなどが商号に込められていると、そこから話が発展して取引先と懇意になれるきっかけにもなります。営業方法のひとつ、と考えるのも会社名の決め方のポイントといえるでしょう。

会社名ひとつで会社全体の印象が変わる

起業すると、言わずもがな会社名は会社の顔です。銀行などの出先にて呼ばれるのはもちろん、領収書をもらう際や電話の受け答えなど、今後の全業務に関わります。ルールを押さえた上で、しっかり熟考しましょう。

広告

「マネーフォワード クラウド会社設立」で会社設立をもっとラクに

広告
合同会社マイティワン代表 下田 高嗣 様

マネーフォワード クラウド会社設立の導入事例

サクサクと迷うこともなく簡単に最後まで進めることができ、申し込みから2週間足らずで法人化することができました。会社設立した後も色々なサービスを利用できるのが良いですね。

合同会社マイティワン代表 下田 高嗣 様

右矢印アイコン もっと読む

よくある質問

会社名とはなんですか?

会社名とは商号のことを指し、個人の氏名にあたるものです。詳しくはこちらをご覧ください。

会社名を決める際のルールはありますか?

会社名を決める際は、「会社の種類を必ず表示」「使える文字は限られている」「他人に事業や会社を誤認させてはいけない」といったルールを守る必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。

会社名を決める際のポイントはありますか?

会社名を決める際は、「ドメインを取得できるかどうかを重要視する」「会社の理念や目標を会社名に入れる」「漢字だけではなくカタカナや英語なども活用する」などを確認しておくのがおすすめです。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

【監修】マネーフォワード クラウド会社設立

マネーフォワード クラウド会社設立が監修する「会社設立の基礎知識」では会社設立にあたって必要な基礎知識や、知っていると便利な豆知識をご紹介します。
マネーフォワード クラウド会社設立はフォームに沿って入力するだけで、設立に必要な書類を無料で作成できるサービスです。

会社設立手続きの関連記事

新着記事