更新日 : 2021年1月7日 【これから始める会社設立】会社を設立するなら読んでおきたいおすすめ記事7選 会社設立の手続きは、とても複雑。 「事業を始めるときには、個人事業主と会社設立どっちがいいの?」「個人事業主から法人化したほうがいいの?」「合同会社と株式会社は何が違うの?」など、たくさんの疑問があるのではないでしょうか。 そんなお悩みを一気に解決できるよう、会社設立前に必要な知識をケース別にまとめました。 そもそも会社設立をするべきなのか、法人成りすべきかどうか、実際に会社を設立する際に必要になる知識や手続きとは何なのかなど、会社設立する前から会社設立を始める前までの知識が包括的にわかるものになっています。 目次個人事業主か、会社設立か?株式会社と合同会社の違いは?個人事業主から法人成りすべき?法人化して得られるメリット法人化のデメリット会社設立までに準備するべきものとは?決めるべき事項用意すべきもの登記までの流れとはさぁ、会社設立の第一歩を踏み出しましょう! 個人事業主か、会社設立か? 個人事業主として事業を始めるか、会社を設立するかでお悩みの人もいるのではないでしょうか。 個人事業主と会社設立では、税金面・信用面・設立費用・手続き面・資金調達面で違いがあり、それぞれにメリットとデメリットを検討することが大切です。 メリット・デメリットについて詳しくはコチラ↓ 個人事業開業or会社設立? 事業を始める際どちらが有利か? 株式会社と合同会社の違いは? 株式会社と合同会社の違いは以下の通りです。 株式会社合同会社 商号「株式会社」と入れる「合同会社」と入れる 出資者の最低人数1人1人 出資者の名称株主社員 出資者の責任有限責任有限責任 資本金1円以上1円以上 法定費用20~24万円6万円~10万円 代表者代表取締役代表社員 役員取締役1人以上、監査役は任意取締役、監査役不要 役員任期2~10年無制限 最高意思決定機関株主総会社員総会 議決権株式(出資)組合一人一票(原則) ※定款で別段の定めも可能 利益の分配出資額に比例自由に決定できる 決算の公告義務ありなし 定款の変更主席した株主の議決権の2/3以上原則、総社員の同意 ※定款で別段の定めも可能 社会的認知度高い株式会社より低い 社会保険の加入義務義務 税金法人税法人税 株式会社と合同会社では、設立や運営手続きの点で違いがあります。 それぞれの特徴を踏まえて、株式会社と合同会社の選択ができると良いでしょう。 株式会社と合同会社の違いについて、詳しくはコチラ↓ 合同会社のメリットとデメリットとは 個人事業主から法人成りすべき? 個人事業主が法人化すると以下のようなメリットがあります。 法人化して得られるメリット 売上1000万円を超えた翌年に法人化することで、さらに最低2年間は消費税の納税が免除になる。 社会保険に加入できる。 社会的信用が得られる。取引先を確保しやすく、活動の幅が広がる。資金調達面からも有利になる。 一方、法人化にはデメリットもあるので、注意が必要です。 法人化のデメリット 社会保険の加入により、人件費の負担が増える。 会計処理や事務処理などの業務が増える。 法人化にはメリットもデメリットもありますが、事業規模が大きくなればなるほど、法人化の節税メリットは大きくなります。事業を拡大するなら、法人化して社会的信用度も必要になるでしょう。 今、個人事業主として事業をされている方は、会社設立のタイミングを考えてみてはいかがでしょうか。 詳しくはコチラ↓ 個人事業主が法人化をするベストタイミングは?4つのポイントを解説! 節税のメリットについては、以下の記事も参考にしてください。 会社設立による7つの節税メリット 会社設立までに準備するべきものとは? 実際に会社を設立する際、決めるべき事項や用意すべきものがあります。会社設立の手続きに入る前に確認しておきましょう。 決めるべき事項 会社名(商号) 事業目的 本店所在地 資本金の金額 株主・出資者 機関設計(株主総会や取締役会など、会社法に定められた機関の組み合わせを決めること) 用意すべきもの 会社設立のための費用 会社の印鑑 それぞれの項目について、どのように準備すればいいか気になった方はコチラ↓ 会社設立前に準備しておくべき10の設立事項 設立前に知っておきたい登記事項の決め方 登記までの流れとは 会社設立までに準備するべきものを揃えたら、以下のような流れで会社設立の手続きを進めていきます。 定款の作成と認証(合同会社の場合は定款認証はありません) 資本金の払込 登記申請書類の準備 登記の申請 印鑑の届け出 このステップを経て、会社の設立が完了します。 それぞれのステップで必要な知識はコチラ↓ 株式会社の設立手続「会社設立の流れと必要な期間」 さぁ、会社設立の第一歩を踏み出しましょう! 会社設立のために必要な知識をまとめてきました。 「そもそも会社設立をするべきなのか?」 「個人事業主か、会社設立か?」 「株式会社か、合同会社か?」 「定款の認証の流れとは?」 「法人成りをするべきなのか?」 「会社設立の実際の流れは?」 それぞれの疑問は解決できたでしょうか。ぜひ今回ご紹介した記事を参考に、会社設立を進めてみてくださいね。 会社設立後にも手続きがあるので、困った時はぜひ会社設立の基礎知識をご参照ください!※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。自分で会社設立の準備をはじめませんか? 「マネーフォワード 会社設立」を利用すれば、会社設立に必要な書類を無料で作成でき、会社を設立するまでのコストや時間も大幅に削減できます。 会社設立に必要な情報をフォームに沿って入力するだけで、簡単に書類作成が可能! 会社名や代表・事業目的などの情報を入力することで、会社設立に必要な書類を自動で作成できます。書類の作成、提出場所、必要な持ち物もわかるので、迷わず簡単に設立までの手続きが可能です。 会社設立後に必要な手続きもサポート 設立後は、年金事務所、税務署、都道府県税事務所に提出する書類を作成できるほか、法人銀行口座、クレジットカード、バックオフィスサービスなど、会社運営に必要なサービスがお得にご利用いただける特典もご用意しております。 「マネーフォワード 会社設立」で会社設立をもっとラクに 詳細を見てみる無料で試してみる 関連記事 会社法こんな時に適用される!知っておきたい会社法の基本・適用場面まとめ 有限会社から株式会社へ移行するメリットとデメリット 親のサポートなくして成功なし!「子ども起業家」のために親ができること 就任承諾書とその書き方 株式交換と株式移転の違いとは?グループ会社設立時は要チェック!