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  • 更新日 : 2021年5月7日

フリーランスがするべき「マーケティング活動」のポイント6つ

フリーランスがするべき「マーケティング活動」のポイント6つ

クラウドソーシング等のサービスが広く使われるようになった背景もあり、企業という器に頼らずに働く、フリーランスの方々が増えているようです。

ただ、「収入が安定しない」、「仕事が見つからない」、すなわち「営業やマーケティングが弱い」と悩みを持つフリーランスの方々が増えているのも、また事実です。

しかし、企業と異なりフリーランスはある程度一人で全てをこなさなくてはいけません。限られたリソースをどのように使うか、非常に悩ましいことと思います。

そこで今回は、フリーランスがするべき「マーケティング・営業活動」について、書いてみたいと思います。

フリーランスがするべき「マーケティング活動」のポイント6つ

まず、「マーケティング」という言葉と、「営業」という言葉の違いを少し書きたいと思います。これらは似て非なる概念です。

学術書や、書籍には定義が複数あり、正解はありませんが、この記事では以下のように定義します。

マーケティング:売り込みをできるだけ少なくて済むようにする活動

営業:顧客へ売り込みをかける活動

そして、「マーケティング」と「営業」どちらが重要かといえば、圧倒的に「マーケティング」です。なぜなら、「売り込み」は効率が悪く、フリーランスの方がリソースを十分に割くことが難しいからです。

例えば、理想とする仕事のもらい方は以下のような形ではないでしょうか。

メールや電話などで、「仕事を頼みたい」と言われ、こちらの言い値で受注できる。

いかがでしょう。この受注の仕方であれば、「売り込み」は不要です。実際、立場が弱いフリーランスは、「営業活動」をいくら行っても、比較され、値切られ、安定収入は難しいという状態になってしまうのです。

そこで、「マーケティング」を強化します。そして、そのために必要なのが、

1.ネームバリューの向上
2.連絡窓口の整備
3.自分を安売りしない
4.時間配分の厳守
5.依頼主と同じ場所で働く
6.「無料で頼んでくる人」は、無視し、「無料でも手伝ってあげたい人」に奉仕する。

の6つの施策です。

1.ネームバリューの向上

一言で言えば、「名前が売れる」ことです。例えば、クラウドソーシングで仕事を受けるにしても、「あなたの名前が上位表示される」ことが重要です。クラウドワークス内でのクリエイター受注件数ランキング3位の岡田氏は、こう述べています。

「受注件数を積み上げて行くと、クラウドワークスのクリエイターページ内で上位に表示されていくようになるので、発注者の目に触れやすくなります。

受注件数が伸び、上位表示されていくようになると、徐々にスカウトメールをいただくことも増えてきました。なので、最初は案件の種類にこだわらず、愚直に受注することを心掛けたんです」(岡田氏)
参照:http://engineer.typemag.jp/article/crowdworks-onemonth-1

最近では自分の作品を発信できる場が数多くあります。ブログ、Youtubeを始めとする動画サイト、写真投稿サイト、イラスト投稿サイトなどです。また、SNSで自分の作品を発信する方も多くいます。

出来がよく、その作品が拡散すれば、自ずと声のかかる可能性も高くなります。したがって、これらのサイトにぜひ「自分の作品を世の中に積極的公開」することが大切です。目先の利益だけに囚われず、名前を売る努力をする必要があります。

2.時間配分の厳守

マーケティングは、活動を始めてすぐに効果が出る、というものではありません。Webに作品を公開しても、それが認められるまでにはかなりの時間がかかります。

かと言って、目の前の仕事ばかりをこなすことで精一杯になっていると、その仕事が途切れた時に「売り込み」に頼らざるを得なくなります。

「困ってから、慌てて仕事を探しても、遅い」のです。

大切なのは、時間配分です。自分のすべての時間が10あるとすると、「目の前の仕事をこなす」ことに7、マーケティングなど、将来の案件獲得に3の時間を使うことです。この配分を守れば、いざというときに仕事がなくて困る、という不安から開放されます。

3.連絡窓口の整備

いくら有名になっても、「連絡先」がわかりにくかったり、「こういう仕事を受けています」といった窓口がなかったりすれば、仕事を依頼する方は声をかけて良いのかどうか躊躇してしまいます。

メール、SNS、自分用のポータルなど、どのようなものでも構いませんが、「お仕事の依頼はこちらまでご連絡ください」という窓口を様々な場所に設ける必要があります。

自分の窓口たるWebサイトなどは、必須と言ってもいいでしょう。

4.自分を安売りしない

「仕事は忙しい人に頼め」という格言があります。この言葉は非常に言い得て妙で、「安売り、安請け合いをする人のところには頼むな」とも言えます。

裏を返せば、フリーランスは、「目の前の安い仕事をとらず、良い仕事を獲得するように動かなければ、ますます仕事が減る」と言ってもいいでしょう。

案件の種類は選ばず、案件の金額は高めに、これを続けることで結局は提案力を高める訓練になったり、仕事の幅を広げることにつながります。

また、良い顧客の周りには、良い人達が集まります。客を選びましょう。あなたが選ばれない理由は、価格が高いからではなく、あなたの価値を納得させるだけの提案がなされてないからです。

5.依頼主と同じ場所で働く

できれば、仕事は依頼主と同じ場所で行いましょう。意思疎通も図れますし、なによりも「そこにいて仕事をしている」ということ自体が、最高のマーケティング活動のひとつです。なにしろ、「売り込まずに、新しい案件があったらまず声をかけてもらえる」のですから。

新しい依頼主の場合は特に、最初と最後だけ顔を合わせる、と言う状態で仕事をすることはおすすめしません。トラブルを招きやすくなりますし、顔を突き合わせて働いている人へは配慮の気持ちが生まれやすいからです。「常駐」させてもらえるようなら、遠慮なく常駐させてもらいましょう。

6.「無料で頼んでくる人」は、無視し、「無料でも手伝ってあげたい人」に自分の時間の一部を奉仕する。

自分の仕事ぶりを見てもらうことは、もっとも有効なマーケティング活動です。しかし、中には悪い人がいて、「次の案件」をチラつかせ、あなたを無料で働かせようとする人もいます。

結論から言えば、そういう人は「無視」しましょう。あなたのところに良い案件をもたらす人ではありません。「無料で頼んでくる人」は無視します。

そうではなく、あなたが「無料でも手伝ってあげたい、素晴らしい人」には尽くし、「貸し」をつくっておきましょう。その方はあなたのことを覚えていて、きっといざというときにお礼をしてくれるはずです。

まとめ

フリーランスにとって、「売り込み」は最後の手段です。仕事に窮すれば「売り込み」を行わざるを得ず、ますます不利な条件で仕事を受けることになりかねません。

常日頃の「マーケティング」に時間を割くことによって、「しかたなく受ける仕事」をできるだけ減らし、良い循環を作り出すことが大事なのではないでしょうか。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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