- 更新日 : 2023年6月23日
0円開業ってどうやるの?資金なしからビジネスを始める方法を解説
開業資金が0円でも起業は可能です。資金なしで独立できるアイデアを集めました。また、ビジネスに使えるお金が少ないときに想定されるリスクや、開業後にかかる費用についても説明します。0円開業・0円起業を目指す方はぜひご覧ください。
目次
資金0円で開業することはできる?
資金0円で開業する方法としては、次の2つが挙げられます。
- すでに実施しているビジネスを利用する
- 自己資金以外で開業する
すでに実施しているビジネスとは、現在の職業や副業を活かした働き方です。たとえばWebライターやデザイナーなどであれば、パソコンとインターネット環境が整っていることが前提となるため、追加資金が0円の0円開業を実現できます。
一方、自己資金以外で開業するとは、フランチャイズなどを利用する方法です。サービスによっては初期費用が0円になるため、0円開業を実現できます。
主な0円で開業できる仕事
0円で開業できる主な仕事を集めました。始め方や注意点もあわせて紹介します。
Webライター
Webライターは、インターネット上で公開する記事を執筆する仕事です。パソコンがあればお金をかけずに始められるため、開業のハードルは低めです。
クライアントから仕事を受けて働きますが、すでにクライアントがいる方でなくても、アウトソーシングサイトなどに登録し、案件を探せば始められます。ただし、アウトソーシングサイトは登録料は無料のことが多いですが、クライアントから受け取る報酬の一部を手数料として差し引かれる点に注意しましょう。
Webデザイナーやプログラマー
Webデザイナーやプログラマーも、パソコンがあればお金をかけずに始められる仕事です。Webライターと同じく、アウトソーシングサイトなどに登録し、案件を探せば始められます。過去に手掛けた作品を集めておくと、依頼を受けやすくなることがあります。
ネットショップ
ネットショップで商品を販売して利益を得る方法もあります。家にあるものを販売するなら、元手がかからず、0円で開業が可能です。また、仕入先からいつでも仕入れられる状況なら、在庫を持つ必要はないため、さらに手軽に始められます。
手作りが得意な方なら、手作り品を売ることで原価コストを下げられるかもしれません。ただし、インターネット上のショッピングモールを使って販売するときは、手数料がかかる点に注意が必要です。
コンサルタント業
専門知識やコンサルタント経験を活かして、コンサルタント業として仕事をする方法もあります。事務所を開設しなくても、オンラインでコンサルティングできるため、0円で開業が可能です。
ただし、クライアントがつくまでは収入が不安定になりがちです。ある程度クライアントを獲得してから開業するか、副業のスタンスでオンラインコンサルティングに取り組むほうがリスクを抑えやすいでしょう。
フランチャイズや代理店
フランチャイズや代理店として開業する場合、最初にフランチャイズ加盟料がかかるケースもありますが、開業後に加盟料を支払うタイプもあり、手元資金がなくても開業できる可能性があります。開業後の費用や収益について詳細に調べてから、加盟するようにしましょう。
ある程度の資金は絶対に必要
0円で開業することも可能ですが、インターネット上のショッピングモールに出店する費用やフランチャイズ加盟料などがかかることもあります。また、事業所を開くときには家賃がかかります。
開業は0円でも、運転資金は別途かかる点にも注意が必要です。軌道に乗るまでの生活費も準備してから、計画的に開業しましょう。
0円開業は可能!リスクもしっかり抑えておこう
0円開業は可能です。すでに手がけている仕事で開業したり、初期費用がかからないフランチャイズに加盟したりすることで、開業時の費用を0円にできます。
しかし、0円で開業できても、運営資金や生活費などは別途必要です。開業してから経営が立ち行かないなどの事態に陥らないよう、綿密な資金計画を立てておくようにしましょう。
また、長期的な目線でビジネスをおこなうことも大切です。たとえばコンサルティングやWebデザインなどの仕事は、クライアントがつくまでに時間がかかることもあります。最初は副業として始め、軌道に乗ってから独立を検討してみましょう。
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