• 作成日 : 2022年11月4日

電子レシートとは?利用方法やメリットについて解説

電子レシートとは?利用方法やメリットについて解説

デジタル技術の進歩に伴い、紙媒体ではなく電子でも書類のやり取り・保管をする時代になりました。さらに時代は進んで、今やレシートも電子化されるにいたっています。今回は、電子レシートについて、その利用方法やメリット・デメリットを解説します。

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電子レシートとは

コンビニやスーパーで買い物をした際にレジで受け取るレシートを電子化したものが「電子レシート」です。

電子レシートのもっともポピュラーな発行方法は、レシートの電子データを、アプリを通じて購入者のスマホに送信するものです。これにより紙のレシートを受け取らなくてよくなるので、財布がレシートでいっぱいになることもなくなります。

電子レシートは経済産業省が推し進めるキャッシュレスに関する施策の一つです。最近では実証実験が行われたり、テレビCMが放映されたりと、日常生活をより便利にするための手法として注目を集めています。

政府の施策における電子レシートの最終的な目標は、購買履歴の蓄積により消費者理解の深化と新たな商品・サービスの実現です。当然ですが、購買履歴の提供は本人の明確な許可のもとに行われます。

電子レシートの利用方法

次に、実際に電子レシートを利用するための事前準備や店舗での支払方法、電子レシートの確認方法といった、電子レシートの仕組みをご紹介します。電子レシートサービスにはさまざまな種類があるので、こちらでは一般的な手順として解説します。

アプリをダウンロードする

まずは、スマートフォンで電子レシート用のアプリをダウンロードします。店舗やサービスによって対応している電子レシートアプリが異なるので、自分の用途に応じて必要なアプリをダウンロードしましょう。

ダウンロードができたら、アプリ内で会員登録を行います。アプリによっては、登録した情報に応じてその人に合ったお得な情報が通知されることもあるようです。

支払い時にアプリ画面を掲示

買い物で支払いをするときに、アプリに表示されるバーコードを提示します。これを店側が読み込み、商品の情報を電子レシート上に登録していきます。
値段の計上や項目の割り振りはアプリで自動的に行われます。

データがアプリに反映される

発行された電子レシートは、支払い時に提示したアプリ内にデータとして保存され、アプリ内で過去の電子レシートを確認できる仕組みになっています。
店舗によっては、スタンプカードや保証書も電子レシートと一緒に電子データで発行されます。

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電子レシートのメリット

電子レシートには消費者側にとってはもちろん、店舗側にもメリットがあります。ここでは、電子レシートを利用することのメリットを4つご紹介します。

消費者側:ペーパーレス化

買い物の度に紙のレシートを受け取り、財布の中がレシートでいっぱいになってしまっている方も多いのではないでしょうか。家計簿をつけるつもりでいても、整理が面倒でレシートがクシャクシャになっていると、後から確認するのも大変です。

電子レシートを利用すれば、紙のレシートは発行されず電子データとしてアプリ内に保存されるので、簡単にペーパーレス化を実現できます。電子データなので、長期間放置してもクシャクシャになったり、インクがかすれたりして読みにくくなるといったこともありません。

消費者側:購買記録が残る

紙のレシートの場合、ある程度溜まってきたら別の場所にまとめて保管しておく手間がかかり、紛失するリスクもあります。電子レシートであれば、すべてスマホの中に保存されているため、紛失する心配がなく、いつでもどこでも、過去の購買記録(レシート)を確認できます。

店舗側:コスト削減

店舗側は、これまで紙で発行していたレシートを電子で発行することになりますから、紙のレシートにかかっていた費用(紙代やインク代)を削減できます。1枚1枚のレシートにかかる費用は微々たるものですが、塵も積もれば山となります。

また、紙レシートを発行する機械が故障すれば修理費用が発生しますが、電子レシートであれば故障の心配はありません。中長期的なスパンで見れば、電子レシートによるコスト削減の効果は大きいでしょう。

さらに紙のレシートを発行してお客様に手渡すという一連の労力もカットできます。費用・労力の両面で、店舗側のコスト削減につながります。

店舗側:データの活用

発行した電子レシートのデータは、店舗側にも保管され、蓄積されます。このデータを分析することで、消費者の購買傾向を理解し、売上アップにつなげられます。
また、セールやキャンペーンの情報を特定の顧客のみに限定することも可能になり、広告の費用対効果の向上も目指せます。

電子レシートのデメリット

消費者側にも店舗側にも多くのメリットがある電子レシートですが、次のようなデメリットも存在します。

消費者側:個人情報漏洩のリスク

電子レシートにより、購買履歴は電子データとして保管されることになります。そうなると、心配なのがセキュリティの問題です。昨今、企業や公共団体による個人情報漏洩の問題が度々発生しています。電子レシートも同様で、データの管理が甘い企業だと自分の購買履歴が漏洩してしまうリスクがあります。

消費者側:保管期間が限定される場合がある

アプリによっては、電子レシートの保管期間が限定されており、一定期間を過ぎた電子レシートが閲覧できないこともあります。過去のレシートも閲覧する必要がある場合は、スクリーンショットやプリントアウトなどをして保存しておきましょう。

店舗側:対応レジの導入の必要がある

店舗側は、電子レシートを発行できるレジを導入する必要があります。初期費用として、レジの代金や自社の決済システムの見直し・連携などのコストはある程度かかるかもしれません。場合によってはレジの買い替えや決済システムの新規契約など、導入コストが高額になってしまう可能性もあります。

インターネット回線の速度の影響を受ける

電子レシートを発行するためにはインターネット環境が不可欠です。そのため、突発的にインターネットがつながらない状況になると、電子レシートを発行できずお客様を待たせてしまう可能性も考えられます。

電子レシートは新しい生活様式の一つ

新型コロナウイルスの影響で、企業や公共団体では様々な面で電子化が進んでいます。電子レシートは、消費者側の購買プロセスの電子化とも捉えられます。電子レシートによりペーパーレス化や非接触での決済を実現できるため、一定のコストやリスクが発生するとしても、新しい生活様式の一つとして有意義な仕組みといえるのではないでしょうか。

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よくある質問

電子レシートとは?

紙のレシートではなく、電子データとして発行するレシートで、ペーパーレス化などを実現するサービスです。詳しくはこちらをご覧ください。

電子レシートのメリットは?

消費者側ではペーパーレスや購買履歴の記録、店舗側ではコスト削減や消費者の購買傾向の分析に利用できる点が主なメリットです。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:及川善大(弁護士)

及川法律相談事務所代表。1979年生まれ、宮城県出身。2010年9月司法試験合格。2012年1月に山形県弁護士会に弁護士登録し、同年11月に及川法律事務所を開設。民事、家事、刑事、会社関係を問わず、様々な事件を取り扱っている。また、現在は日弁連の災害復興支援委員会の委員であり、東日本大震災による原発事故避難者への支援や、各種災害からの復興支援も行っている。2021年4月からは、山形県弁護士会の副会長も務めている。

及川法律事務所

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