苦労しない確定申告の極意!今日からできる確定申告に向けた3つの準備

読了まで約 7

「確定申告なんて申告時期に1年分まとめて処理するものでしょ?」

そう考えている個人事業主やフリーランスの方は多いのではないでしょうか。しかし、筆者は以下のような確定申告にまつわる失敗例をたくさん知っています。

・事前準備を全くしていない中で、直前で申告手続きを進めるものの、結果、期日に間に合わなかった
・必要なレシートや領収書を保管していなかったばかりに、正しい経費計上ができず、税負担が多くなってしまった

皆さんにはこのような失敗を回避していただきたい一方で、会計業務に時間をとられることなく、可能な限り収益の最大化に自身のリソースをつぎ込むのが健全かと思います。

だからこそ、確定申告は事前準備がとても大切です。来年度の確定申告に向けた準備期間は既に始まっているのです。

そこで今回は、以下の方を対象に今日からできる確定申告に向けた3つの準備について説明していきます。しっかり実践し、スマートな確定申告を目指しましょう。

・初めての確定申告を年明けに控えているものの、何から手を付けていいのかわからないという方
・計画的に準備を進めたいけど、実行に移せていない方
・事前準備は全くしていないし、申告時期直前に処理すればいいと考えている方

まず、確定申告について、簡単に復習しましょう。

確定申告とは、個人事業主や法人が納税額を確定させるための手続きのことです。個人の場合課税対象期間は1月1日から12月31日までの1年間で、原則、税務署への提出期間は2月16日から3月15日の1か月間となります。なお、確定申告には、既に支払った税額の過不足調整という側面もあります。

たしかに、提出期間は来年であり、まだまだ時間があると考えがちですが、上述のとおり、今から準備しておくことが重要です。

では、今日からできる確定申告に向けた3つの準備とは何なのでしょうか。実は、とってもシンプルなことなんです。

1.必要書類を知る
2.必要書類を集める
3.記帳する

1. 必要書類を知る

まず、用意すべき書類を把握しないことには何も始まりません。青色申告のケースにおいて、個人事業主やフリーランスの方に必要となる書類は、主に以下の通りとなります。

■1.必要書類

・確定申告書B
・青色申告決算書(損益計算書及び貸借対照表)
・給与所得、公的年金がある場合は、その源泉徴収票(原本)
・配当がある場合、支払い通知書や特定口座年間取引報告書

■2.添付書類

控除を受けるための各種支払い証明書

2. 必要書類を集める

現時点の収入金額や経費など確定していない中で、もちろん、上記に挙げた確定申告書Bや青色申告決算書などの必要書類を作成することはできません。従って、必要書類を集めるという意味では、領収書やレシート、各種支払い証明書を今の段階から準備しておきましょう。具体的なものとして、主に以下が挙げられます。

・必要経費として落としたいレシートや領収書
・医療費控除を受けるための医療費を支払った際の領収書
・社会保険料控除を受けるための社会保険料控除証明書
・小規模企業共済等掛金控除を受けるための支払証明書
・生命保険料控除を受けるための保険料控除証明書
・地震保険料控除を受けるための保険料控除証明書

3. 記帳する

確定申告の手続きを行なう上で、個人事業主やフリーランスの方が最も苦戦し、時間を要するのが上述した必要書類にあたる青色申告決算書(損益計算書及び貸借対照表)の作成になります。また、これらを用意するにあたり、資産と負債の増減を合わせて把握できる帳簿方式である複式簿記での記帳が求められます。簿記になじみのない方には、この複式簿記での帳簿作成は難関と言えるでしょう。

逆に言うと、複式簿記で記帳が日々できると、青色申告決算書(損益計算書及び貸借対照表)の作成は非常に容易になると言えるでしょう。これには、クラウド型会計ソフトが大いに活躍してくれるはずです(※後述)。

実践編

さて、今日からできる確定申告に向けた3つの準備を説明させていただきましたが、それでも中々イメージが湧かない方もいるかもしれません。そこで、クラウド型会計ソフトマネーフォワード クラウド確定申告を利用し、実際に必要な書類集めから記帳までやっていきます。

領収書集め〜記帳まで

まず、必要書類を把握したことを前提とし、必要書類にあたる領収書や各種支払い証明書を日々の生活の中で、漏れなくしっかり集めていきます。その際、量が多くなると整理が困難になるので、定期的にファイリングする習慣付けをしておくことを推奨しています。そういう筆者も1ヶ月放置していると、経費に該当する領収書やレシートがこんなにたまってしまいます。
1. 領収書やレシートの整理
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2. スマートフォンアプリで領収書やレシートの撮影

マネーフォワード クラウド確定申告では、スマートフォンアプリから領収書やレシートを撮影することで、データを会計ソフト内に自動で読み込みます。もちろん、PCとの同期もばっちりです。早速、膨大な領収書を撮影していきましょう。
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3. PC版のサイトから勘定科目を選択

取り込んだデータに対し、PC版のサイトから勘定科目を選択することで仕訳が完了します。たったこれだけで記帳は完了です。
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この作業を繰り返し、たったの10分で、あれだけの領収書の山の処理が完了しました。この通り、記帳も簡単にできます。
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確定申告書Bと青色申告決算書の作成がこんなに簡単に!

この通り、日々記帳をしていくことで、いざ確定申告の時期には、驚くほど簡単に確定申告書Bと青色申告決算書の作成が可能となります。以下の画像の中で赤枠で示した部分をクリックするだけで、これらの書類が自動作成されるわけです。
キャプチャ

実際に作成した書類は以下の通りです。実際の仕様と同様であり、そのまま税務署に提出することができます。

※今回の例では、経費に該当する領収書を元に記帳しましたが、実際に確定申告書Bと青色申告決算書を作成するとなると、収入金額の入力(または金融機関データとの連携)や控除金額の確定など各種記帳が必要になることをご理解ください。

書類

上記に紹介したものに加え、マネーフォワード クラウド確定申告では以下のような機能も提供しています。確定申告の手続きを進めるにあたり、強力な味方となること間違いなしです。

・金融機関データ自動取得機能
1,449の金融機関から入出金のデータを自動で取得することが出来、自分で手入力する手間を省くことができます。

・取引(仕訳)自動学習機能
仕訳学習機能により、一度登録した仕訳を覚え、仕訳の精度を自動で高めていくので、さらに手間を省くことができるようになります。

・見積書、請求書発行(売掛、入金消込自動連携)
マネーフォワード クラウド請求書との連動により、簡単に見積書、請求書、納品書の作成を行うことが出来ます。このサービスを用いて請求書を作成することで自動で売掛金の仕訳を行うこともできます。

最後に

以上のように、今日からできる確定申告に向けた3つの準備として、必要書類を知る必要書類を集める記帳するの3つがあることを説明してきました。ただし、何よりも大事なことは、事前準備を早いタイミングからする、そしてそれを日々の習慣とするということです。そんな中、実行に中々移せない方は、今回利用したマネーフォワード クラウド確定申告のようなクラウド型会計ソフトを利用することから始めるというのも1つの手かもしれません。

今から準備を進めることで、苦労しないスマートな確定申告手続きを目指しましょう。

※掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:加地 延行 (公認会計士 / 税理士)

税理士法人ゆびすい
ゆびすいグループは、国内8拠点に7法人を展開し、税理士・公認会計士・司法書士・社会保険労務士・中小企業診断士など約250名を擁する専門家集団です。
創業は70年を超え、税務・会計はもちろんのこと経営コンサルティングや法務、労務、ITにいたるまで、多岐にわたる事業を展開し今では4500件を超えるお客様と関与させて頂いております。
「顧問先さまと共に繁栄するゆびすいグループ」をモットーとして、お客さまの繁栄があってこそ、ゆびすいの繁栄があることを肝に銘じお客さまのために最善を尽くします。
お客様第一主義に徹し、グループネットワークを活用することにより、時代の変化に即応した新たなサービスを創造し、お客様にご満足をご提供します。



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