- 作成日 : 2021年6月16日
確定申告書は白黒とカラーどちらで印刷すべき?モノクロでも提出できる?
所得税の確定申告書を提出する場合は電子申告が可能なのですが、用紙にプリントして添付資料とともに提出書類を郵送や窓口で提出する方法もまだまだ健在です。
その場合、どのような印刷方法がよいのでしょうか?白黒でよいのでしょうか?それともカラー印刷の必要があるのでしょうか?家にプリンタがなくても大丈夫でしょうか?
なお、マネーフォワード クラウド確定申告では、個人事業主やフリーランスの方が確定申告する際に知っておきたい基礎知識や、確定申告の準備、確定申告書の作成方法・提出方法などを分かりやすくまとめた「青色申告1から簡単ガイド」を無料で用意しております。
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確定申告書の印刷は白黒?カラー?
確定申告書や添付資料を印刷するのは、白黒でもカラーでもどちらでも問題ありません。
印刷にあたっては、確定申告書も添付書類も、白黒又はカラーの「片面印刷」で、「実寸サイズ」で印刷して提出します。確定申告書の実寸サイズとはA4サイズを指します。
本人確認資料などは両面印刷でもよいかと思いますが、基本的に「片面印刷」にしましょう。
また、使用する印刷用紙は、「インクジェット用紙」や「フォト用紙」、「マット紙」など表面に光沢があったり、厚みがあったり(厚さ0.1mm超)、色がついている用紙は避けましう。
印刷が正常にできていれば問題はありませんが、プリンタのヘッドが汚れている場合やインク残量が不足している場合には正しく印刷できないことがあります。プリンタのマニュアルなどで確かめましょう。
なお、免許証やマイナンバーカードの本人確認書類についても、白黒、カラーどちらでも問題ありません。コピーを取る際は紙面にまっすぐになるようにし、不鮮明な場合は取り直しておきましょう。
確定申告の印刷はどこで出来る?
家にプリンタがない場合、コンビニなどのプリンタで印刷することができます。
最近はローソンをはじめ、どこのコンビニでもプリンタ機能のある複合機を設置していますので、自宅で作成した確定申告書を簡単に印刷することが可能です。
ローソンやファミリーマートなどでは「ネットワークプリント」、セブンイレブンでは「ネットプリント」のサービスがあります。
それぞれのサービス利用には、パソコンやスマホにアプリをダウンロードし、作成したファイルを所定場所にアップロードします。その後アプリに合ったコンビニの複合機まで行けば、プリント方法は画面上に指示されます。
コンビニに設置されたプリンタは白黒とカラーで料金が異なり、白黒印刷のほうが安価に印刷できます。
なお、コンビニのプリンタはコピー機能もあるため、免許証など身分証明書類のコピーもできます。
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確定申告で書類を提出する際の注意点
確定申告で書類一式を紙で提出する際の注意点として、「控え用紙と返信用封筒」の同封を忘れないこと、提出期限の厳守です。
確定申告書の控えは、後に確定申告をした証拠となります。返信用封筒に自分の住所を記載し、必要な切手を貼付して同封しましょう。
郵送の場合は、郵便局で押印された通信日付印で表示された日が提出日となります。郵送に日数がかかる場合もありますので、提出期限ぎりぎりにならないように余裕をもって投函しましょう。
また、郵送で納付まで行いたい場合には、「振替納税依頼書」に所定事項を記載、押印したものを同封すれば、納付すべき金額が指定した銀行から引落しされます。
確定申告の提出方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
確定申告書の印刷は白黒でも問題なし
確定申告書の印刷は、白黒でも問題ありません。
しかし、確定申告書を印刷するためにプリンタを購入するほどでもないでしょう。
スマホを持っているのであれば、翌年はスマホによる電子申告を考えてみてもいいかもしれません。
面倒な控えの準備や身分証明書のコピーも不要になります。
はじめての確定申告もラクラク安心に済ませる方法
確定申告がはじめての方や、簿記の知識に不安がある方、確定申告書類の作成を効率よく行いたい方は、確定申告ソフトの使用がおすすめです。
個人事業主向け会計ソフトの「マネーフォワード クラウド確定申告」は、確定申告の必要書類が自動作成でき、Windows・Macはもちろん、専用アプリも提供しています。
①取引明細は自動で取得
銀行口座やカードを登録すると、取引明細を自動取得します。現金での支払いに関しても、家計簿のようなイメージで、日付や金額などを自分で入力することが可能です。
②仕訳の勘定科目を自動提案
自動取得した取引明細データや、受領後にアップロードした請求書・領収書などの情報をAIが判別し、仕訳を自動で入力します。学習すればするほど精度が上がり、日々の伝票入力が効率化されます。
③確定申告必要書類の自動作成機能
白色申告・青色申告の両方に対応しており、確定申告に必要な書類が自動で作成できます。また、マネーフォワード クラウド確定申告アプリで、スマホから直接の提出も可能です。印刷しての提出やe-Taxソフトでの提出にも対応しています。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
もっと読むよくある質問
申告書は白黒印刷でよい?
確定申告書、添付資料については白黒、カラーのどちらで印刷しても問題ありません。詳しくはこちらをご覧ください。
申告書の印刷はどこでできる?
家にプリンタがなくても印刷用のデータを作成すれば、コンビニでの印刷が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
申告書を印刷する際の注意点は?
確定申告書を印刷して郵送する際には、「控え用紙と返信用封筒」の同封、提出期限の厳守に注意します。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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