• 更新日 : 2022年5月31日

一口馬主の確定申告のやり方から対象者、添付書類まで解説

一口馬主の確定申告のやり方から対象者、添付書類まで解説

一口馬主が得た収益は雑所得となり、確定申告の必要が生じることもあります。また、所得税が課せられないときでも、確定申告をすることで税還付を受けられることがあります。

一口馬主はどのようなときに確定申告をするのか、やり方から対象者、添付書類まで解説するので、ぜひ参考にしてください。必要性があるにもかかわらず確定申告をしなかったらどうなるのかについても見ていきましょう。

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一口馬主は確定申告の対象?

競走馬が賞金を得たときや出走手当を受け取ったときは、馬主も収入を得られます。馬主として支払っている出資金などの費用を差し引いて利益が残る場合は、雑所得の対象です。雑所得が20万円を超えるときは、確定申告を行いましょう。

確定申告が必要な場合

馬主としての収入から費用を差し引いた利益が20万円を超えるときは、雑所得として確定申告を行います。また、馬主としての利益が20万円を超えないときでも、他の雑所得と合計して20万円を超えるときは確定申告が必要です。

なお雑所得には、副業による所得や暗号資産による所得などが含まれます。所得を求めるときは収入から費用を差し引くため、費用が多いときは節税になることもあります。例えば馬主になったときであれば入会金、それ以降であれば年会費などは経費計上可能です。

一口馬主の確定申告のやり方

確定申告は、国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」で手続きできます。一口馬主による収入や費用がわかる書類を用意して期日内に申告しましょう。所得税・復興特別所得税の納付が必要なときは、納付書を作成する、もしくはクレジットカードや口座振替などでも納付できます。

確定申告のやり方についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

参考:確定申告書等作成コーナー|国税庁

確定申告書の書き方

確定申告書には、一口馬主としての収入と費用を記入します。一口馬主以外にも確定申告する収入や控除などがあるときは、まとめて申告しましょう。
確定申告書A 第一表
出典:令和3年分用 所得税及び復興特別所得税の確定申告書A|国税庁

確定申告書Aを使用する場合には、収入は(エ)、経費を差し引いた所得は(4)、他の雑所得との合計は(5)に記載します。また、給与所得は(1)、所得合計は(8)、控除合計額は(25)に記入しましょう。

(8)から(25)を差し引いた金額を(26)、(26)に対する所得税を(27)に記載します。所得税の計算は所得税率をかけて控除額を差し引くと簡単に算出可能です。

(44)に記載するときは所得税・復興特別所得税の納税義務があります。反対に、(45)に記載するときは還付を受けられます。確定申告書作成コーナー」で申告を行うときは同時に還付金用の口座登録ができるので、別途、還付金を受け取る手続きをする必要はありません。

参考:No.2260 所得税の税率|国税庁

添付書類

給与所得があるときは源泉徴収票が必要です。また一口馬主の収入・費用がわかる書類やマイナンバーがわかる書類も準備しておきましょう。

合わせて生命保険料控除などの手続きをするときは、控除証明書も必要です。還付金があるときは通帳コピーなどの口座番号や名義などがわかる書類も用意しておきます。

サラリーマンか個人事業主による確定申告の違い

サラリーマンや公務員は、所得税・復興特別所得税が給与から源泉徴収されているため、本来であれば確定申告の必要はありません。しかし、一口馬主の所得などを含む雑所得が20万円を超えているときや、医療費控除などの控除申請手続きを行うときは確定申告を行います。サラリーマンであれば給与所得がわかる書類(源泉徴収票)も準備しておきましょう。

また確定申告書には、AとBの2つのフォームがありますが、サラリーマンは確定申告書A、個人事業主は確定申告書Bを使いましょう。確定申告書Bは事業所得があるときに利用できるフォームです。事業所得があるときは、収支内訳書や青色申告決算書も必要です。早めに準備しておきましょう。

一口馬主が確定申告しなかったらどうなる?

申告するほどの収入がないとき(雑所得が20万円以下のとき)には確定申告は不要です。しかし、雑所得が20万円以下でも、確定申告することで還付を受けられることがあります。例えば一口馬主になっている競走馬がレースに優勝し、多額の報酬を受け取った場合は、適切に確定申告することで課税所得額を減らし、節税できることがあります。

一口馬主で配当金を受け取っている場合は、必ず確定申告の理解を深めておきましょう!

いつ競走馬が賞金を得るかはわかりません。賞金を得なくても出場回数が増えれば出走手当なども増えるため、確定申告が必要になることもあります。確定申告についての理解を深め、適切に収入と費用を申告するようにしましょう。

よくある質問

一口馬主による利益に課せられる税金は?

利益が生じたときは雑所得の対象です。暗号資産や公的年金などによる所得も雑所得の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。

一口馬主が確定申告するケースとは?

収入から費用を差し引いて20万円を超える所得があるときに確定申告します。他の雑所得との合計が20万円を超えるときも確定申告が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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