• 更新日 : 2023年4月28日

副業でウーバーイーツの始め方。稼げる?バレない?経費や税金は?

会社員がおこづかい稼ぎのために副業でウーバーイーツを始めたい場合、どのようなことを考えるべきでしょうか?この記事では、会社員がウーバーイーツの配達員として副業を始めようとする場合における、経費や税金について説明します。

なお、会社が副業を禁止している場合には、正攻法として主業での給料アップを試みることをおすすめします。

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会社員が副業でウーバーイーツを始めるには

主たる勤務先のある会社員が副業を始める場合には、最初に確認すべきことがあります。

それは、勤務先のルールに抵触していないか、自分の仕事に影響しないかという2点に絞られます。

会社が副業禁止にしていないか

まず、会社が就業規則などで「副業」について認めているかどうかを確認する必要があります。勤務先が副業は認めるも、本業と競合する分野での副業は禁止している場合や本業における技術の漏えいのために制限している場合もあります。

まずは副業に関する規則をよく読んで、わからない場合には直接総務部などに問い合わせてみましょう。また、不安なことがあれば副業先にも問い合わせて確認をとっておきましょう。

会社の仕事に影響が出ないか

会社が副業について許可していても、副業によっては時間的なこと、健康面への配慮などで実際に副業をするのが難しい場合もあります。例えば、本業に夜間勤務があり、睡眠時間を確保すべき昼間をすべて副業に充てるという場合には、まず健康面で難しいと言えます。

要するに、副業が会社のルールに触れておらず、かつ、自己の健康管理等も損なわれないという最低の条件をクリアすることが大切です。また、副業を始めるにあたって、会社に提出すべき書類がある場合には、きちんと提出しておきましょう。

ウーバーイーツを副業に選ぶメリットは?

ウーバーイーツ(UberEats)とは、携帯などからオンライン上で食べ物の注文、配達の依頼ができるプラットホームのことです。もともとは、アメリカのサンフランシスコにあるUberという会社によって立ち上げられたもので、日本では「Uber Japan株式会社」として2016年9月からフードデリバリーサービスが開始されました。

アプリを開くだけで、今いる地域に配達可能なレストランなどが表示されて、メニューを選び、支払いをすると、配達ドライバーの位置情報まで表示してくれます。

食べ物を受け取るまでの一切の手続きをアプリだけでできる便利なシステムで、配達パートナーだけでなく、加盟レストランも募集しています。

自由な時間で気楽に働ける

ウーバーイーツの配達員になる最大のメリットは、自分の都合に合わせて好きな時間、好きなスケジュールで自由に働けることです。配達員は個人事業主として働くため、アルバイトのシフトのようなものはなく、専用アプリで自己管理します。

ちょっとした収入になる

ウーバーイーツの配達員は、配達した分だけ報酬が増えます。時給などというものはなく、「配達料+手数料+チップ」で報酬が計算されます。

1回あたりの報酬の平均は500円程度ですが、バイクにするのか、自転車で配達するかなどの問題や地域性もあります。また、収入は曜日や季節、天気などにも影響されます。

報酬は週単位で配達員の登録口座に振り込まれ、支払い履歴はいつでも簡単に確認できるなど、支払管理に優れているのも特徴の一つです。

意外とバレない

ウーバーイーツの配達員として、月に数回程度働くのであれば収入も多くなく、会社にバレることもないかもしれません。

運動になるうえ道にも詳しくなる

ウーバーイーツの配達員は野外で活動できるため、健康管理の一環と捉えることもできそうです。また、自分の住む地域の地理に詳しくなるのもメリットと言えます。今まで知らなかったレストランや建物などを発見する楽しみもあります。

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ウーバーイーツを副業にするデメリットは?

しかしながら、ウーバーイーツの副業もメリットばかりではありません。直接、身体を使って行う仕事ならではのデメリットもあります。

天気に左右される

雨の日や風の日は配達が大変です。季節的にも真夏や真冬は厳しいですが、配達にはリミットもあるため、極力間に合うようにしなければなりません。届けるものは熱いものも冷たいものも、できるだけ出来立てに近い状態で提供するための努力が必要です。

案件が入らないこともある

せっかく自由時間が確保できたにもかかわらず、注文がない場合もあります。したがって、積極的に働きたい場合には、案件の多い時期や時間帯を狙って空けておく必要があります。

ケガや事故が心配

ウーバーイーツの配達自体は、体力を必要とします。バイクや自転車で時間内に大きなバッグを背負って配達するためには、十分な体力に加え、事故などへの心構えが大切です。人数やメニューによりますが、運ぶ商品の重量が重いことも多々あります。

なお、Uber Japan株式会社は三井住友海上火災保険との包括連携協定を結んでおり、配達中の事故で配達員が傷害を負った場合には、医療費や入院費などの補償があります。しかしながら、ケガをしてしまっては副業どころか本業もできなくなりますので、常に注意が必要です。

ウーバーイーツの配達員は確定申告が必要って本当?

ウーバーイーツの配達員はそれぞれが個人事業主となります。したがって、原則的には確定申告が必要ですが、本業で会社員をしており給与所得がある場合(年末調整をする場合)には、ウーバーイーツ配達による所得金額が年間20万円を超える場合にのみ、確定申告が必要です。

参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁

ここで所得金額というのは、ウーバーイーツで得た収入から、必要経費を控除した金額となりますので、ウーバーイーツで報酬を得るために支払ったものについては請求書領収書を保管しておきましょう。

所得金額 = ウーバーイーツで得た収入 - ウーバーイーツのための必要経費

一般に、会社員の副業の場合には雑所得として確定申告することになります。

参考:No.1500 雑所得|国税庁 

副業のウーバーイーツ、経費は認められる?

ウーバーイーツの所得金額が20万円以上あり、確定申告が必要となる場合にはもちろん必要経費の計上が認められます。例えば、次のような支払いについては必要経費として計上することが可能です。

  • 自転車やバイク関連費用
  • 携帯電話にかかる費用

しかし携帯など、プライベートとウーバーイーツの利用が兼用になっている場合には、取引の記録などに基づき、家事費と必要経費を明確に区分できる部分だけを必要経費にできますので注意しましょう。

参考:No.2210 やさしい必要経費の知識|国税庁 

副業したら確定申告を忘れると大変です!

副業の所得が20万円以上あるにもかかわらず、確定申告をしない場合には次のようなペナルティが課せられます。

  • 加算税
  • 確定申告をしない場合には、無申告加算税の対象となります。

    無申告加算税は原則として、納付すべき税額(本税)に対して50万円までは15%、50万円超の部分については20%を乗じて計算した金額を加算して支払います。

  • 延滞税
    上記税金を支払う際には、納付日までの延滞税も一緒に納付する必要があります。

さらに、税務調査などがあり所得を隠ぺい仮装するようなことがあれば、「重加算税」という重いペナルティがあります。万が一忘れたときは、遅くなったとしても申告を忘れた年分の確定申告をしましょう(期限後申告と言います)。加算税や延滞税については、追って納付書が届きます。

参考:No.2024 確定申告を忘れたとき|国税庁

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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よくある質問

副業でウーバーイーツを選ぶメリットは?

自由な時間で気楽に働ける、ちょっとした収入が週単位で入ってくる、健康維持に役立ち、地域の地理にも詳しくなるなどのメリットがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

副業でかかった経費はどうすればいい?

ウーバーイーツの報酬を得るために支出した必要経費は、差し引くことができます。ただし、家事関連費については注意が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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