- 更新日 : 2023年1月26日
副業で出来るアンケートモニターとは?メリット・デメリットや人気サイトも紹介
企業から依頼されたアンケートに答えるアンケートモニターは、誰でも気軽に稼ぐことが可能というメリットがあり、副業におすすめです。副業でアンケートモニターを始める際は、注意点や確定申告について理解しましょう。
この記事では、アンケートモニターとは何か、メリット・デメリットや危険性、確定申告の必要性などを解説します。
目次
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アンケートモニターとは
アンケートモニターとは、企業から依頼されたアンケートに答える仕事のことです。スマホやパソコンなどを使ってアンケートに答え、謝礼として現金やポイント・商品券などをもらいます。隙間時間を活用して気軽に取り組めるため、副業として人気を集めている仕事です。
企業は、新商品・サービス開発や既存の商品の改善などを行う際、アンケートを実施します。多くの方にモニターとしてアンケートに参加してもらうことによって、幅広くデータを集めることが可能です。
アンケート調査にはさまざまなタイプがありますが、主なアンケート調査の種類としては、以下のようなものが挙げられます。
- Webアンケート
- 商品モニター
- 会場調査
- 座談会
- 個別インタビュー
- 訪問インタビュー
Webアンケートは、スマホで簡単に参加できるアンケートです。インターネット環境があれば、時間や場所にとらわれず自由に参加できます。選択肢を選んで回答するタイプが多いですが、自由記述タイプもあります。手軽にできる一方、単価は1件あたり100〜200円程度と高くないのが特徴です。
商品モニターは、化粧品や食品などの商品を一定期間実際に使用し、評価や感想を消費者目線で回答するアンケートのことです。自宅に商品が送られ、買い取る場合とアンケート回答後に返送する場合があります。単価は500〜5,000円程度と、案件によってさまざまです。
会場調査は、実際に指定された会場へ行き、会場で商品やサービスを使用し、評価・感想などを回答するアンケートのことです。会場を訪れる手間はかかりますが、単価は3,000~5,000円程度と比較的高いという特徴があります。
そのほか、司会進行に沿って進められるインタビュー形式の調査もあります。複数人で実施される座談会や司会と1対1で進める個別インタビュー、調査員が自宅を訪れて行う訪問インタビューなどです。単価は数千~数万円程度で、一般的なアルバイトよりも稼ぎやすい傾向にあります。
アンケートモニターを副業で行うメリット
アンケートモニターを副業で行うメリットは、以下のとおりです。
- スマホがあれば気軽にできるものが多い
- 誰でも簡単にできる
- 労働時間が短く、隙間時間を活用できる
アンケートモニターの中には、スマホ1つあればできるものも多く、時間や場所を選ばないため気軽に参加できます。また、インターネット環境と回答するための端末さえ用意すれば始められるため、初期費用がほとんどかからず、副業として始めやすいのもポイントです。
さらに、アンケートモニターは自分の感想や意見を伝える仕事であり、特別な知識やスキルがなくても参加できます。主婦や高校生をはじめ、誰でもすぐに始められるのが魅力です。ノルマもなく、在宅でマイペースに取り組みながら収入を増やしたい方におすすめです。
また、簡単なアンケートなら1分~数十分程度で回答できるため、労働時間が拘束されません。通勤・通学時間や休憩時間など、隙間時間を活用して効率的に稼ぐことが可能です。
アンケートモニターを副業で行うデメリット
一方、アンケートモニターを副業で行うデメリットは以下のとおりです。
- 報酬はそこまで多くない
- 案件を継続的に獲得する必要がある
アンケートモニターは誰でも簡単にできる一方で、数百円程度と、単価は安いケースが多く見られます。多くの報酬を得ることは期待できず、月に数万円稼ぐのはかなり難しいでしょう。隙間時間を活用したお小遣い稼ぎ程度の仕事と言えます。また、報酬として現金ではなくポイントが用意されていることもあり、ポイントを換金するために最低限必要なポイント数が設定されている場合もあります。ある程度のポイントを貯めないと換金できないため、すぐに使えない点もデメリットです。
さらに、単発案件が多いため、自分で継続的に案件を獲得する必要があります。座談会やインタビューといった単価の高い人気の案件は、すぐに締め切られてしまうため、希望しても参加できるとは限りません。毎日こまめにアンケートサイトをチェックして、参加できる案件を見つける必要もあります。案件探しに時間がかかるのは、大きなデメリットです。
アンケートモニターは安全?危険?
アンケートモニターは、適切なサイト・サービスを使用すれば基本的には安全です。しかし、中には危険なサイトも存在します。「簡単な副業」を謳い、実際には詐欺案件だった、というパターンもあるため、注意が必要です。例えば、モニターとして商品を購入したにもかかわらず、購入額と報酬が支払われない、などの被害が見られます。
アンケートモニターサイト選びのポイントは、口コミと個人情報の取扱い方法です。口コミを検索し、危険な目に遭った人はいないかをチェックしましょう。Pマーク(プライバシーマーク)を取得しているかも重要なチェックポイントです。Pマークは、日本産業規格が定める個人情報保護の基準を満たした企業にのみ与えられるマークです。アンケートモニターサイトにPマークが表示されていれば、個人情報を適切に扱っている信頼できる企業だと判断できます。
このように、アンケートモニターは、誰でも簡単に行えるからこそ、危険なサイトや詐欺案件には注意が必要です。
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アンケートモニターを副業でやる場合は確定申告が必要?
会社勤めをしながらアンケートモニターを副業として行う場合、確定申告が必要になるケースがあります。それは、副業で得た雑所得が年間で20万円を超える場合です。会社員やパート・アルバイトとして働いている方は給与所得者に分類され、給与所得者が副業で得た雑所得が年間で20万円を超える場合、確定申告が必要となります。
つまり、アンケートモニターで収入を得た場合、収入から経費を差し引いた雑所得が年間20万円を超えている方は、会社で行われる源泉徴収とは別に、自身で確定申告を行わなくてはいけません。また、アンケートモニター以外に副業を行っており、雑所得のトータルが20万円を超えている場合も、同様に確定申告が必要です。
確定申告の大まかな流れは、以下のとおりです。
- 確定申告書をはじめとする提出書類を準備する
- 確定申告書を作成する
- 税務署に提出する
- 税金の納付または還付
副業の確定申告について、詳細は以下の記事を参考にしてください。
危険性や確定申告を理解し、アンケートモニターを副業にしよう
今回は、副業として取り組めるアンケートモニターについて解説しました。誰でも気軽に参加でき、隙間時間を活用してコツコツ稼げるアンケートモニターは、始めやすい副業として人気です。しかし、高収入を得るのは難しく、案件によっては危険なものもあるなど、注意すべきポイントも存在します。確定申告が必要になるケースもあるため、デメリットや確定申告の流れなどを理解したうえで、アンケートモニターに挑戦してみてください。

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よくある質問
アンケートモニターとは?
アンケートモニターとは、企業から依頼されたアンケートに答える仕事で、スマホで簡単にできるWebアンケートや商品モニターなどさまざまな種類があります。詳しくはこちらをご覧ください。
アンケートモニターは危険?
アンケートモニターは基本的には安全ですが、危険なサイトも存在するため、危ない詐欺案件に注意することが必要です。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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