• 作成日 : 2023年2月16日

ネット物販とは?副業での始め方や、メリット・デメリットを紹介!

ネット物販とは?副業での始め方や、メリット・デメリットを紹介!

物販とは、商品を仕入れて販売することで、転売とは異なります。メルカリやAmazonといったサービスが生活に浸透したことで、初心者でもネットを使って物販がしやすくなりました。

この記事では、物販ビジネスの仕組みや、副業で物販をするメリットやデメリットなどをご紹介します。

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そもそも物販とは?

物販とは、物を仕入れて販売することです。無形の物を販売することは、物販とはいいません。

物販ビジネスの仕組み

物販ビジネスは、物を仕入れて利益を上乗せしてから販売し、さらに売上額を回収することによってビジネスとして成り立っています。

仕入れた商品だけでなく、ハンドメイドなど自分で製作した商品を販売することも、物のやり取りになりますので物販ビジネスといえます。

せどりとの違いは?

せどりは物販の一種で、商品を安く仕入れて、仕入額に利益をプラスして高く販売する仕組みです。

かつては古本を安く仕入れて販売することを指していましたが、現在では幅広い商品の物販の意味で使われています。インターネットの販売価格より安価な商品を仕入れ、さらにインターネット上で販売する手法が増えています。

転売との違いは?

転売とは、物を安く仕入れて高く販売することを指します。せどりと同じような仕組みで、物を仕入れて販売することから物販の一種でもあります。

ただし転売は、既製品を購入してさらに高い価格で販売することを指し、物販のように製作した物を販売する意味はありません。また、悪い意味で注目されることもある転売ですが、一部を除きほとんどのケースでは違法とはされていません。

副業で物販を行うメリットは?

副業で物販を始めるのには、次のようなメリットがあります。

特別なスキルがなくても始められる

ひとつは、特別なスキルが必要ないことです。物販の仕組みはとてもシンプルです。安く仕入れて高く販売することを守ればいいため、スキルは必要ありません。

売れる商品をリサーチしなければなりませんが、今はインターネットでさまざまな情報を取得できる時代です。特別なスキルがなくても情報は得られます。

また、個人で簡単に利用できる物販のプラットフォームも増えました。必ずしも実店舗やネットショップを用意しなくてよく、ネットショップ構築や運営の知識・スキルがなくても始められます。

スキマ時間を活用できる

物販の仕事は、アルバイトのように働く時間が決められていません。本業が終わったあとや休日、移動中など、空いた時間に出品などの作業ができます。スキマ時間にコツコツ取り組めるため、副業にぴったりです。

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副業で物販を行う物販のデメリットは?

副業で物販を始めることには、次のようなデメリットがあります。

在庫を抱えるリスクがある

物販は物を販売するのが基本です。あらかじめ在庫として商品をストックしておく必要があるため、商品がなかなか売れないと多くの在庫を抱えてしまうことになります。

商品の仕入れ、または商品の製作が先に必要なビジネスですので、コストばかりがかかり赤字になってしまうこともあるでしょう。また、商品の売れ行きを見極められないと仕入れ過ぎてしまい、過剰な在庫を抱えてしまうということにもなりかねません。

さらに、在庫が多いとその分、在庫管理が難しくなります。商品を適切に管理できるような場所がないと商品管理や在庫管理が難しいでしょう。

梱包や問い合わせへの対応など作業時間が必要

物販はスキマ時間を活用できるため副業に適していると説明しましたが、大きく収入を得ようとすると、比例して多くの作業時間を確保しなければならなくなります。

仕入れや梱包、発送作業、あるいは問い合わせの対応など、とにかく手を動かす作業が多いためです。作業時間の確保が難しい人など、物販の副業に向かない人もいるでしょう。

副業初心者にはネット物販がおすすめ

インターネット上のプラットフォームなどを利用して商品を販売する物販ビジネスをネット物販といいます。

副業初心者には、ネット物販がおすすめです。商品の仕入れなどはもちろん必要ですが、インターネット環境とパソコンなどのデバイスがあれば物販ビジネスができるためです。ネット物販に使えるプラットフォームも充実してきましたので、すぐに販売を始めやすい点もおすすめポイントです。

また、ネット物販はインターネットを利用する多くの人を対象とするため、販売エリアが限られる実店舗と違って多くの人に商品を見てもらえる可能性があります。

商機が増える可能性がある点でも副業初心者におすすめです。

副業初心者のネット物販の始め方は?

副業初心者が知っておきたいネット物販の始め方を説明します。基本的な流れは次の通りです。

商品を仕入れる

物販ビジネスを始めるには、手元に商品を用意する必要があります。まずはどのような商品を販売するのか、どこから仕入れるのかを決めていきましょう。

自分が欲しいジャンルや注目を集めている物なども商品選択の糸口になるかもしれません。既製品を仕入れるのではなく、ハンドメイドなど自作の商品を販売する方法もあります。

仕入先や販売先を国内だけでなく国外に広げてみるのもよいでしょう。インターネットを利用して海外から仕入れて国内で販売する、あるいは国内で流通している物を海外向けに販売するといった方法もあります。

販売するプラットフォームを選ぶ

販売できる商品を準備したら、どこで販売するかを考えます。オリジナリティが出せるネットショップを開設して販売するといった方法もありますが、常に商品がある状態にしておかなければならないなど、副業初心者向きではありません。

後述しますが、数多くのネット物販のプラットフォームの中では、メルカリなど気軽に利用できる物がおすすめです。プラットフォームによって利用者数や利用者層が異なりますので、ターゲットを定めてプラットフォームを決めるのもよいでしょう。

商品を出品する

利用するプラットフォームを決めたら、登録手続きをして、商品の出品準備を進めていきます。商品名のほか、商品価格や送料、商品説明や商品画像が必要になります。必要事項を入力して出品作業を終えたら準備完了です。

副業初心者のネット物販におすすめのサービスを紹介

副業初心者におすすめなのが、幅広い商品の扱いがあって認知度も高いメルカリとAmazonです。それぞれのサービスの特徴を見ていきましょう。

メルカリ

メルカリは、国内でも利用者の多いフリマサイトとして知られています。個人が気軽に出品しやすいのが特徴で、スマートフォンひとつで簡単に出品できます。基本は、商品写真を登録して、商品説明を入力して、販売価格や配送の設定をするだけです。

「らくらくメルカリ便」などメルカリだけで利用できる配送方法があったり、匿名配送にも対応していたりと、個人が利用しやすい環境が整っているのもおすすめポイントです。

Amazon

Amazonは、世界中で多くの人から利用されているECモールです。法人の出品だけでなく、個人の出品にも対応しています。1カ月の販売予定数が49個以下なら、1商品につき100円の販売手数料で利用可能です。

また、Amazon出品者の登録をすると、アカウントの管理や在庫更新、商品情報追加などができる「セラーセントラル」というページを利用できるようになります。効率よく運用したい場合、将来的には規模を広げてネット物販をしたい場合にAmazonがおすすめです。

何より、Amazonは世界規模で利用者がいて、利用者数も多いことから、商機をつかみやすい点でも副業初心者の利用に向いています。

副業初心者が物販で稼ぐポイントは?

副業初心者がネット物販で稼ぐには、次の3つのポイントを意識してみるとよいでしょう。

売れる商品を販売する

商品によって売れる物と、あまり売れない物があります。売れない商品ばかりを扱っても収入は伸びません。売れる商品を販売するのも稼ぐためのポイントです。

売れる商品は、季節やトレンドなどで変わります。販売する商品のジャンルに合わせて新しい情報を取得するなど、何が売れそうか常にリサーチするように心がけましょう。

写真の掲載を増やす

ネット物販では、実際の商品を手にして見ることができません。顧客は商品説明や商品画像で購入の判断をすることになります。商品画像は、1枚よりも、さまざまな角度で複数枚あったほうがよいでしょう。雑貨やアクセサリーであれば使用感、食品であれば盛り付けなど、より商品のイメージがしやすい写真が多いほうが、売上にもつながりやすくなります。

商品管理と検品で品質を保つ

商品に汚れがあったり、破損があったりすると、商品を購入した人との信頼関係が損なわれてしまいます。

問い合わせに丁寧に対応することはもちろん、トラブルになる前にしっかり検品をして問題がないことを確認してから発送することも重要です。

商品の管理の仕方が悪いと商品を破損させてしまうこともありますので、商品管理にも注意を払うようにしましょう。品質の良い商品を提供し続けることで信頼関係の構築やリピート購入につながります。

副業のネット物販で確定申告が必要なケースは?

会社員で、給与以外にネット物販での副業の収入がある場合、副業の所得(収入から必要経費を差し引いた額)が年間20万円を超えるときは確定申告が必要です。

また、給与やネット物販の副業以外にも所得がある場合は、ネット物販の副業による所得とそのほかの所得が20万円を超えるかどうかで判断します。いずれにしても、給与以外の所得が20万円を超えるような場合は、基本的に確定申告が必要です。

ネット物販である程度収入が見込める場合などは、早めに確定申告のための準備を進めておくとよいでしょう。

副業の確定申告については、以下の記事で詳しく取り上げています。

ネット物販は副業初心者も始めやすい

ネット物販は、インターネットを利用して商品を販売することです。仕入れた商品に利益を上乗せして販売する意味では、せどりも、転売も、物販の一種になります。

ネット物販は特別なスキルがなくても始められますし、メルカリやAmazonなど個人でも利用しやすいプラットフォームがありますので、副業初心者も始めやすいでしょう。副業をするなら、ネット物販を選択肢のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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よくある質問

副業初心者のネット物販の始め方は?

販売する商品を仕入れ、販売するプラットフォームを選んだら、あとは商品を出品するだけで始められます。詳しくはこちらをご覧ください。

副業のネット物販で確定申告が必要なケースは?

会社員が副業をする場合で、副業のネット物販の所得(収入から必要経費を差し引いた金額)が年間20万円を超えるときは確定申告が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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