- 更新日 : 2023年2月15日
確定申告の納付書(領収済通知書)とは?書き方や所得税の納付方法を解説!
確定申告をする際に納税の必要性が生じたときは、納付書(領収済通知書)を使って税金を納めます。納付書とは何か、書き方や実際の納付方法、書類を使わないで納付する方法についてまとめました。e-Taxを利用して納税するメリットなども紹介していますので、期限内に正しく所得税を納めるためにもぜひ参考にしてください。
なお、マネーフォワード クラウド確定申告では、個人事業主やフリーランスの方が確定申告する際に知っておきたい基礎知識や、確定申告の準備、確定申告書の作成方法・提出方法などを分かりやすくまとめた「青色申告1から簡単ガイド」を無料で用意しております。
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目次
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確定申告の納付書(領収済通知書)とは?
確定申告により所得税・復興特別所得税を納める必要が生じたときは、確定申告の納付書(領収済通知書)を作成して、金融機関や税務署で税金を納付することができます。
納付書は管轄の税務署で受け取ることが可能です。金融機関でも置いている場合がありますが、税務署で受け取ると印字部分が多いため、記載する内容が減って作成しやすいというメリットがあります。
参考:[手続名] 現金に納付書を添えて納付(金融機関又は税務署の窓口)|国税庁
確定申告の納付書(領収済通知書)の書き方・記載例は?
領収済通知書の項目別に書き方を紹介します。
<年度>
確定申告の年度(令和)を数字で記載します。例えば令和5年に納付書を作成するときは令和4年分の所得に対する書類なので「04」と記入しましょう。
<税目・税目番号>
納付書の裏面を参考に税目と税目番号を記入します。確定申告のときは、税目は「申告所得税及復興特別所得(税)」税目番号は「320」です。
<税務署名・税務署番号>
税務署で受け取るときには印字されています。金融機関などで受け取るときは、管轄の税務署に電話をかけ、正式な税務署名と税務署番号を調べて記入しましょう。
<整理番号>
確定申告書の整理番号です。今までに確定申告をしたことがある方には割り振られています。昨年度以前の納付書などで確認してみましょう。不明なときや初めて確定申告をするときは空欄で問題ありません。
<納期等の区分>
確定申告の年度(令和)を数字で記入します。令和5年に納付書を作成するときは令和4年分の所得に関する書類となるため「04」と記入しましょう。
<申告区分>
税務署で受け取るときは印字されています。記載されていないときは空欄でも問題ありません。
<住所・氏名>
納税者の住所と氏名です。住民票の記載通りに記入しましょう。電話番号も正確に書きます。
<本税・合計額>
確定申告書の51の数字を記載しましょう。
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納付書を使った所得税の納付方法は?
納付書を作成すると、金融機関の窓口や税務署の納付窓口で所得税・復興特別所得税を納付できます。なお、納付書では原則として現金払いです。確定申告期間中は税務署の窓口が混み合うので注意しましょう。
納付書で納付すると、領収済通知書として受け取れるので納付した証明にもなります。一方、オンラインで納付するときは証明書を受け取れません。手元に証明書を受け取りたい方は、納付書を作成して納付するほうが良いでしょう。
納付書以外の所得税の納付方法は?
納付書(領収済通知書)がなくても所得税を納付できます。例えば振替納税は「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を金融機関か税務署に事前に提出しておくと利用できる納税方法です。毎年、確定申告で所得税を納税する方は、手続きをしておくと便利になります。
また、e-Taxの利用手続きをしている場合、ダイレクト納付やインターネットバンキングを利用できます。パソコンやスマートフォンで手続きできるので便利ですが、領収書が発行されない点に注意が必要です。領収書を受け取りたい場合は納付書払いが良いでしょう。
クレジットカード払いやコンビニ納付もあります。コンビニ納付は国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」でQRコード作成を選択すると利用できる方法です。ただし税額が30万円を超えるときは利用できないので、納付書払いやe-Taxなどの他の方法を検討しましょう。
確定申告の納税方法ついてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
個人事業主の確定申告はe-Taxでの納付がおすすめ!
個人事業主は基本的に毎年確定申告を行います。少しでも手間を省くために、税務署や金融機関に行かずに納税できるe-Taxを検討してみましょう。領収書は発行されませんが、一度手続きをしておくと、翌年からは税申告から納税までがワンストップで行え、さらにスムーズに納付できます。
はじめての確定申告もラクラク安心に済ませる方法
確定申告がはじめての方や、簿記の知識に不安がある方、確定申告書類の作成を効率よく行いたい方は、確定申告ソフトの使用がおすすめです。
個人事業主向け会計ソフトの「マネーフォワード クラウド確定申告」は、確定申告の必要書類が自動作成でき、Windows・Macはもちろん、専用アプリも提供しています。
①取引明細は自動で取得
銀行口座やカードを登録すると、取引明細を自動取得します。現金での支払いに関しても、家計簿のようなイメージで、日付や金額などを自分で入力することが可能です。
②仕訳の勘定科目を自動提案
自動取得した取引明細データや、受領後にアップロードした請求書・領収書などの情報をAIが判別し、仕訳を自動で入力します。学習すればするほど精度が上がり、日々の伝票入力が効率化されます。
③確定申告必要書類の自動作成機能
白色申告・青色申告の両方に対応しており、確定申告に必要な書類が自動で作成できます。また、マネーフォワード クラウド確定申告アプリで、スマホから直接の提出も可能です。印刷しての提出やe-Taxソフトでの提出にも対応しています。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
もっと読むよくある質問
確定申告の納付書(領収済通知書)とは?
確定申告により納税の必要が生じたときに利用する納付書のことです。所得税と復興特別所得税を納付します。詳しくはこちらをご覧ください。
確定申告の納付書(領収済通知書)はどこで受け取る?
管轄の税務署や金融機関で受け取れます。税務署であれば印字されている項目が多いため、簡単に作成できます。詳しくはこちらをご覧ください。
確定申告の納付書(領収済通知書)以外の所得税納付の方法は?
e-Taxやクレジットカード払い、QRコードを使ったコンビニ納付などを利用できます。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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