• 更新日 : 2024年10月3日

確定申告後の納税にd払いが利用できる!手続きの流れや注意点を解説

確定申告をした所得税は、d払いによりスマートフォンから納付できます。d払いで納付するにはどのような準備が必要になるのでしょうか。この記事では、d払いで納税する方法やd払いによるスマホアプリ納付についてのよくある質問を取り上げます。

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d払いで納税は可能

民間で決済方法が多様化した流れもあり、国税の納付手段も多様化しています。所得税などの国税の納付については、d払いも対応しています。

2022年12月1日から国税のスマホアプリ納付が可能になった

2022年(令和4年)12月1日より、国税の納付手段に、スマホアプリ納付が追加されました。これにより、納税者は、スマートフォンにインストールするなどして利用するPay払いにより税金を納付できるようになりました。d払いは、スマホアプリ納付の対象です。

納税に利用可能なPay払いの一覧

スマホアプリ納付については、2024年9月時点において、以下7種が利用できます。

スマホアプリ納付が可能なPay払い
  • d払い
  • PayPay
  • au PAY
  • LINE Pay
  • メルペイ
  • Amazon Pay
  • Rakuten Pay

d払いで納税するメリット

国税の納付にd払いやスマホアプリ納付を利用する主なメリットを紹介します。

キャッシュレスで納付できる

メリットのひとつは、手元に現金がなくても納税できることです。納税用にお金を預金口座などから引き出して準備する必要がないため、出金の手間がかかりません。また、引き出したお金を紛失するリスクも避けられます。

どこにいても納付できる

d払いなどのスマホアプリで納付できるようになったことで、基本的にどこにいても納付できるようになったのもメリットのひとつです。通信できる環境があれば、自宅からでも、外出中でも、どこからでも納付できるようになりました。

dポイントでも納付できる

Pay払いの中でもd払いを選択するメリットは、d払い残高以外に、dポイントも納税に利用できることです。貯めたdポイントを国税の納付にも活用できるため、ポイントを国税の支払いにも利用したい方におすすめです。

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d払いで納税する流れ

d払いによる納税は、以下の手順により行います。

  1. 国税スマートフォン決済専用サイトにアクセスする
  2. 注意事項を確認して「次へ」をタップする
  3. 「d払い」を選択して「次へ」をタップする
  4. 納税者の情報を入力する
  5. 納税する税目や納税額を入力する
  6. 「納付」をタップする
  7. d払いのアプリが起動する
  8. d払いのアプリで納付する
  9. 納付手続き完了の画面が表示される

d払いで納付するには、国税スマートフォン決済専用サイトへのアクセスが必要です。「国税庁のサイト」よりアクセスできます。アクセス後は、画面に従って、納税者の氏名や住所などの基本情報、税目や税額などの情報を入力するだけです。必要な情報の入力が確認できたら、d払いのアプリが立ち上がるため、アプリを利用して納付します。

e-Taxで確定申告書などを送付した場合は、税務署からのメッセージボックスに格納されている通知からアクセスしてください。e-Taxを利用することにより、納税者情報などの入力の手間が省けます。

d払いで納税する注意点

d払いで納税する場合の4つの注意点を紹介します。

事前にアカウント登録と残高チャージをしておく

スマホアプリ納付を利用する場合は、事前にアカウント登録を済ませておく必要があります。

d払いについては、ドコモと契約しているパターン、dアカウントがあるパターン(ドコモと契約なし)、dアカウントがないパターン(ドコモと契約なし)の3パターンが考えられます。ドコモとの契約もdアカウントの契約もない場合は、dアカウントの登録が必要です。

さらに、d払いのアカウント登録後は、事前に納税資金を準備しておく必要があります。d払いで利用できるのは、d払い残高とdポイントです。d払い残高は、銀行口座やセブン銀行ATMからチャージできます。残高を用意した状態で納税手続きを開始しましょう。

パソコンでは利用できない

d払いなどのスマホアプリ納付は、スマートフォン専用の納付方法です。パソコンからは利用できません。パソコンから納付手続きを進めたい場合は、インターネットバンキングやクレジットカード納付など、別の納付方法を検討しましょう。

利用上限金額は30万円

スマホアプリ納付の利用上限額は30万円です。30万円を超える納税額については、スマホアプリ納付では対応できません。振替納税など別の納付方法を検討ください。なお、納付税額が30万円を超えていない場合であっても、d払いの設定により利用額が制限されることもあるため、事前にいくらまで利用できるか確認しておきましょう。

領収証書は発行されない

d払いを利用した納付では、領収書の発行はありません。領収書がすぐに必要な場合は、税務署の窓口などの領収書が発行される方法を選択することをおすすめします。領収書の代わりに、税務署に対して納税証明書の請求もできます。

スマホアプリ納付に関してよくある質問

スマホアプリ納付について、よく疑問に思われる部分を紹介します。

国税をd払いで納付するとポイントは還元される?

d払いによる納付は、d払い残高からの支払いに限定されています。d払い残高は、支払金額200円につき1ポイントが付与される仕組みです。d払いの利用進呈ポイント対象外店舗に、税金の支払いに関する記載はありません。ただし、地方税はポイント還元が対象外のため、国税も同様に還付されないものと考えられます。

夜間や休日は利用できる?

スマホアプリ納付の利用時間に制限はありません。d払いであれば、夜間や休日でも、自由なタイミングで利用できます。

決済手数料はかかる?

d払いなどのスマホアプリ納付において、決済手数料は発生しません。

振替納税を利用している場合の注意点は?

振替納税を利用している場合は、確定申告書を提出して税額が確定することにより振替納税の手続きが完了します。スマホアプリ納付を利用する場合は、事前に、振替納税の代わりにスマホアプリで納付することを管轄の税務署に連絡しておきましょう。

自宅で納付するならd払いの利用もおすすめ

2022年12月より、d払いを含むスマホアプリ納付が利用できるようになりました。スマホアプリ納付は、スマートフォンひとつで手軽に国税の納付ができるサービスです。30万円以下の少額の国税を納付したい場合は、d払いの利用もおすすめです。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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