- 更新日 : 2024年11月22日
エンジニアにおすすめの副業プラットフォーム5選!週1リモート案件だとどれぐらい稼げる?
副業をサポートするプラットフォームは数多く展開されているため、副業を始めること自体それほど難しいことではありません。
ただ、プラットフォームごとに特徴や取り扱っている案件は異なります。
この記事では、幅広い方におすすめできる副業プラットフォームのほか、エンジニアが副業することのメリットやデメリット、注意点などを解説します。
自分に合うかどうか、チェックしてみてください。
目次
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ITエンジニアを副業としておすすめする理由
ITエンジニアは副業としておすすめです。特に本業でITエンジニアとして働いている人は副業によって新たな分野へのチャレンジも期待できます。副業をおすすめする理由をご紹介しましょう。
副業でも上流・下流どちらの案件も見つかる
ITエンジニアの世界は日々めざましい速度で変化しています。そのため、常に新しい技術や分野において需要が生じていると言えます。
副業を行うことで、本業では触れられないような新しい技術や分野に挑戦することができる一方で、いわゆる「縁の下の力持ち」のような地道な作業も多く存在します。したがって、ITエンジニアの仕事は副業として考えても、システムの上流から下流まで数多くの案件があります。
スキルがあれば副業でも報酬が高め
一般にITエンジニアのスキルは市場で高く評価されています。案件によっては本業以上の報酬を得ることもあり得るでしょう。
副業の場合は自分で単価や条件を交渉できるため、自分の価値に見合った報酬を受け取ることができます。本業による評価とは別に副業において高い評価を受けることもあります。
どんな案件も経験になる
将来的にフリーランスとして独立したいと考えている人にとって、副業はそのステップになります。
副業を通じて実力や市場価値を客観視することができますし、技術力とは別にフリーランスに必要な経営や交渉などのスキルも身につけることができます。すなわち、本業では得ることのできない経験値を積むことができます。
エンジニアが副業するメリット
副業を始めれば収入源が増え、月々の稼ぎが増えます。また、稼ぎを2カ所以上に分散することはリスクヘッジにもなります。さらに、本業とは異なる会社や業務内容に触れることで人脈も知見も広がり、本業と同じ業界・職種でもスキルアップが期待できるでしょう。
副業で得たスキルを本業に活かして社内での評価を高められることもあり、将来的な転職や独立に役立つ経験を積むこともできます。
特に、ITエンジニアは作業環境の自由度が高い傾向にあり、パソコンとインターネット環境があれば副業を始められるケースも珍しくありません。本業で平日の日中が忙しい方でも、休日や夜間に副業がしやすいでしょう。
また、IT系は売り手市場のため、自分の都合に合った案件を選びやすいです。もちろん見合った実力を備えていなければなりませんが、案件数が多く熟練者以外にもチャンスがあるため、副業を始めやすいといえます。
エンジニアが副業するデメリット
副業を始めると、当然ながら自由な時間は減ってしまいます。エンジニアとしてのスキルアップはできるかもしれませんが、休日が十分に確保できないことにより、本業がおろそかになってしまうおそれもあります。
また、税務などといった自分で対応しないといけないことも出てきます。
例えば、確定申告の手間が増えることにより、自由な時間が圧迫されてしまうでしょう。税理士に依頼するなどして確定申告の作業を任せることはできますが、その分利益は小さくなってしまいます。
こうしたデメリットも理解した上で、副業を始めるかどうかを検討することが重要です。
ITエンジニアの副業にはどんな案件がある?
ITエンジニアの副業を考えたとき、その働き方が気になります。本業に支障のない範囲でどのようなケースがあるのでしょうか?
週1や土日だけ働く場合
週に1日や週末だけの場合は、あまり緊急性のない作業が中心となるでしょう。
まず、ウェブサイト開発が考えられます。例えば、企業や個人のウェブサイトの構築や改修の案件などです。緊急性はないものの、新しい機能の追加やデザインの改善など依頼主の要望に応じて作業を行います。
次に、アプリ開発のプロジェクトに加わるという働き方もあります。スマホアプリの開発やアップデートに関してiOSやAndroidなどのプラットフォームに対応したアプリの制作や機能追加などのチームに参加して担当分の作業をします。
そして、システム保守・運用において、既存のシステムやデータベースの保守・運用業務を担当することなどがあります。主としてシステムの安定稼働を確保するため作業やログの解析など緊急性を要しない業務が中心となります。
在宅やリモートで働く場合
時間やスキルなどにもよりますが、本格的にシステム構築のプロジェクトにも参画できます。
ウェブサイトやアプリケーションのユーザーが直接操作する部分をフロントエンドと言いますが、HTMLの作成やCSS、JavaScriptなどの技術を使用してこれらのユーザーインターフェースを構築する仕事などが考えられます。ある程度の開発期間が設定され、在宅やリモートでの作業により、画面のレイアウトや動作を実装します。
また、ウェブサイトなどの裏側にあたるサーバーサイドの開発をバックエンド開発と言いますが、データベースやAPIの設計・実装などをプログラミング言語を駆使して構築する作業も考えられます。
単発で案件を受ける場合
システム開発において、特定のウェブサイトやアプリの設計から実装までを担当する単発案件もあります。
また、ITエンジニアの仕事は実際のシステム構築以外にも考えられます。企業のIT戦略の策定やシステム改善の提案、プロジェクトの進行管理などのコンサルティング案件やソフトウェアやハードウェアに関する技術的なサポートを担当する仕事もあります。
ユーザーからの問い合わせやトラブルシューティングに応答する業務を担当するなどが挙げられます。
おすすめのエンジニア副業プラットフォーム
副業を始める場合、直接企業に営業をかけていくよりも、副業プラットフォームを利用したほうが効率的です。
副業やフリーランスの案件獲得を支援するプラットフォームは、インターネットで探せばたくさん出てきます。むしろ、「いろいろありすぎてどれを選べばよいのかわからない」と悩むこともあるかもしれません。
以下では、その中でも実績のある、代表的なサービスを取り上げてご紹介します。
レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、IT系では最大手のエージェントサービスの一つです。IT分野に特化したサービスとして20年近い実績を持ち、掲載されている案件も豊富です。
たくさんある案件の中から自分にぴったりのものに出会うために、エンジニア専門のコーディネイターがヒアリングをしてくれます。
単価の高い案件も広く取りそろえているため、ちょっとした副業だけでなく「本格的にフリーランスとして活動を始めたい」という方や「今後フリーランスとして独立することも考えている」という方にもおすすめです。
エンジニアが副業を始める際に登録しておきたい、代表的なエージェントサービスといってよいでしょう。日本マーケティングリサーチ機構調べ(2020年)でも、フリーランスエージェントとしての登録者数が1番であるとの調査結果が出ています。
公式ページはこちら
Shuuumatsu WORKER(シューマツワーカー)
「Shuuumatsu WORKER(シューマツワーカー)」は、その名の通り週末に副業として働きたい方向けのエージェントサービスです。
週あたり10時間ほどの稼働で参加できる案件が数多く取り扱われており、「本格的なフリーランス活動を始めるにはまだ不安がある」という方におすすめのサービスです。
また、時給制で働くことが可能で、スケジュール管理・調整がしやすいのもシューマツワーカーの利点といえるでしょう。90%以上がリモートワーク案件で、出社が厳しいという方にもおすすめです。
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Crowdtech(クラウドテック)
「Crowdtech(クラウドテック)」は、国内最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」と連携しているエージェントサービスです。エンジニア専用のサービスではありませんが、取り扱っている案件としてはエンジニア向けのものが多数となっています。
また、案件の多くがリモートワークのため、自宅での時間を使って副業をしたいと考えている方にはぴったりです。クライアント企業とクラウドテックの3社間で契約を結び、業務委託を受けて働くことになります。
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workhop(ワークホップ)
「workhop(ワークホップ)」は、IT、とりわけWeb系に特化したマッチングプラットフォームです。
「おためし入社」ができる会社も紹介されています。おためし入社では、本格的に参画する前に、実際に短期間入社をする形で働くことが可能です。この期間で企業との相性を確認することができ、入社後のミスマッチを防ぎやすくなっています。
副業からはじめて正社員になることを目指したい方に特におすすめのサービスです。
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Midworks
「Midworks」は、フリーランスのエンジニアやデザイナーに特化したエージェントサービスです。
フリーランス向けですが、正社員並みの保障がついている点が特徴的です。例えば、「賠償責任補償」や「健康診断優待」、「経理支援」、交通費等を支援する「経費補助」など、多数の保障サービスが提供されています。
フリーランスは会社員と比べて制度上の保護があまり受けられないため、こうした正社員並みの保障が受けられる制度があるのは大きな利点です。安心感を持って働くことができるでしょう。
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エンジニアにおすすめの副業の働き方
エンジニアの副業には、週1のリモートで働く、土日メインに働く、フリーランスとして複数の案件を兼業するなど、いろいろな働き方があります。
拘束時間や稼ぎの大きさ、応募できる案件の幅がそれぞれで異なります。それぞれの働き方の特徴やメリットを、以下から見ていきましょう。
週1リモート案件から始める
週1のリモート案件なら、比較的気楽に副業を始められるでしょう。
ただし、拘束日数や対応できる時間が短い分、できる仕事内容には限りがあります。ITエンジニアとして高度な仕事を請け負うのは難しいでしょう。
時給換算した単価はあまり高くありませんが、エンジニアとしての知見を活かしたライティング業務、プログラミング講師、ランディングページの作成などを始めることで月数万円程度なら十分稼ぐことは可能です。
土日も稼働してがっつりお金を稼ぐ
週1ではなく、土日も使って副業をすることで、月に10万円以上収入を増やすことも可能です。単発の仕事ではなく数カ月間の契約、年単位の契約を取れば、土日だけの対応でも安定的に副業収入を得ることができます。
ただし、拘束日数が増えることでプライベートの時間がなくなってしまうおそれがあります。また、長期案件をいきなり取ってしまうと、体力的に辛くなってもなかなか辞められなくなってしまいます。本業への悪影響が出ないよう、様子を見ながら拘束日数を調整することが大切です。
なお、「週2だけの稼働」という案件でも、平日にコミュニケーションを取ることが求められるケースもあります。応募前に要件をよく確認し、土日だけで完結させられるかどうかをチェックしましょう。
フリーランスとして複数案件を兼業する
フリーランスとして独立すれば、さまざまな仕事に応募できるようになります。Web系の仕事、インフラ構築や管理、組み込み系やサービスの運用・保守など、IT系であれば幅広い仕事が募集されています。
同じ分野の仕事でも単価はまちまちです。リモートで対応できるものも多いですが、出社を求められるものも少なくありません。
なお、案件は必ずしも1つに絞る必要はありません。拘束日数や時間を調整することができれば、複数の案件を掛け持ちして収入を増やすことも可能です。
ITエンジニアが副業をする際に必要なスキルは?
ひと口にITエンジニアといっても多くの分野があり、持っているスキルもさまざまです。作業によってはあるスキルが絶対的に求められることもありますが、副業にあたってITスキルの考え方を3つにまとめてみました。
実は未経験でもできる案件はある
実は未経験でも可能なIT案件はあります。ITエンジニアの副業スキルといっても、高度な技術や経験ばかりが求められる訳ではありません。
例えば、データ入力や修正などの比較的簡単な作業を行う案件は多くあり、基本的なITスキルや知識があれば問題ありません。もちろん、その分報酬は高くはないですが、試しに副業を始めるには良いきっかけになります。
専門分野やスキルがあると副業もしやすくなる
自分の得意な分野やITスキルを活かし、より高度な案件に挑戦することも可能です。
例えば、プログラミング言語やフレームワークの専門知識、デザインセンス、AIの開発能力など、市場価値の高いスキルを持っていれば、より多くのクライアントから注目され、それに見合う報酬が得られます。
そのために、持てるITスキルを効果的にアピールするには、ブログを作成したり、SNSで発信したりすることも有効です。
コミュニケーション力や営業力があればマッチングもしやすい
実はITエンジニアの世界も、技術力だけではなく、人間関係が重要です。クライアントとのコミュニケーションは言うまでもなく、自分の価値を伝えたり、交渉したりするためにも営業力が必要です。
コミュニケーション力や営業力をつけるためには、こまめなメールや電話だけでなく、対面で話す機会を増やしたり、フィードバックを求めたりと日頃の努力が大切です。
エンジニアが副業を始める際の注意点
エンジニアを募集する案件はたくさんありますが、副業を始める前には「確定申告の必要性を確認すること」と「本業での就業規則を確認すること」に注意しましょう。
確定申告が必要か確認する
会社員として働いている場合、源泉徴収が毎月行われており、本来納めるべき所得税との差額は会社が年末調整をしています。そのため、会社員の方が税に関して対応すべきことはあまりありません。
しかし、副業収入が年間20万円を超える場合、確定申告をする必要があります。副業収入については本業として勤めている会社が把握できないため、自分自身で本業の給与所得と一緒に所得の内容を税務署に申告しなければなりません。
確定申告に関してはこちらのページでも詳しく解説しています。
本業の就業規則を確認する
勤務時間外をどのように過ごそうが、基本的には従業員の自由です。
しかし、「労務提供上の支障がある」「業務上の秘密が漏えいする」などの理由がある場合に限り、会社が副業を禁止することができます。とはいえ、仮に会社が就業規則で副業を禁止する規定を設けていたとしても、その規定に反したことのみを理由に懲戒処分ができるものではありません。
過去には、私立大学の教授が許可を得ず副業をしたことで懲戒解雇を受けたという事例があります。しかし、副業は休日や夜間に行われており、本業への支障は認められず、解雇は無効であると判断されました(東京地判平20.12.5)。
ただ、トラブルを避けるためには就業規則を確認しておくことが大事です。就業規則で副業が規制されているなら、許可を求めましょう。
副業でやりたい仕事を始めてみよう
転職エージェントやクラウドソーシングサービスを利用して募集をかけている会社も多く、副業を始める環境は整っています。
エンジニアとして新たにスキルアップを目指したい、収入を増やしたいと考える方はその第一歩として副業プラットフォームからやりたい仕事を探してみてはいかがでしょうか。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
もっと読むよくある質問
エンジニアが副業を始めることには、どのようなメリットがありますか?
業務内容や働き方についての選択肢が豊富にあること、またフルリモートで対応できる案件も多いというメリットがあります。詳しくはこちらをご覧ください。
副業を始める際の注意点とは?
副業収入を得ることで確定申告が必要になるかどうか、また本業における就業規則で副業が規制されていないかどうかも確認するよう注意しましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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