• 作成日 : 2022年12月16日

副業でできる翻訳の仕事とは?初心者や在宅ワークの案件の探し方も解説!

副業でできる翻訳の仕事とは?初心者や在宅ワークの案件の探し方も解説!

翻訳の仕事は、在宅ワークで副業としても取り組めます。案件を探す際は、求人サイトへの登録やクラウドソーシング、スキルシェアサービスの利用がおすすめです。特に、クラウドソーシングサービスなら、翻訳未経験の初心者でも可能な案件が見つかります。今回は、副業でできる翻訳の仕事と探し方、稼ぐコツや確定申告について解説します。

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副業でできる翻訳の仕事とは?

そもそも翻訳とは、英語やそのほかの外国語で作られた映画や本・書類などを日本語に直す、あるいは日本語から外国語に直す仕事です。
翻訳の仕事には、大きく以下の4つがあります。

  • 実務翻訳
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳
  • Webサイト翻訳

以下では、副業でできる翻訳のなかでも、初心者におすすめの仕事と在宅ワーク可能な仕事、そしてスキルを活かせる仕事について解説します。

初心者におすすめの翻訳の副業

初心者におすすめの翻訳の副業は、出版翻訳です。出版翻訳は、海外で出版された書籍や雑誌などを日本語に翻訳する仕事が多く、出版社などから依頼を受けて翻訳を行います。一定期間かけて1冊の本を読み、翻訳していく仕事です。

なかでも、リーディングは初心者におすすめできます。リーディングとは、原書を読んで本の内容をまとめ、感想文を書く仕事のことです。出版社は、リーディングの内容を見てその本を翻訳して日本で販売するかを判断します。原書を理解できる語学力が必要ですが、全文を翻訳するわけではないため、ハードルが低く取り組みやすいです。

そのほか、商品ページや各種Webサイトの翻訳、海外の方が制作した動画を日本語に翻訳する映像翻訳も、初心者が副業として取り組みやすい仕事として挙げられます。

在宅ワーク可能な翻訳の副業

翻訳の仕事のなかには、在宅ワークで取り組めるものが多く存在し、ワークライフバランスを実現しやすいのが特徴です。特に、出版翻訳や、輸出向けに日本製品の取扱説明書・マニュアルを翻訳する仕事、ゲームの翻訳などは、在宅ワーク可能で副業におすすめできます。特に、取扱説明書やマニュアルの翻訳は、グローバル化の流れで需要が高まっている仕事です。

スキルを活かせる翻訳の副業

スキルを活かせる翻訳の副業としては、実務翻訳が挙げられます。実務翻訳は、ITや金融・経済、医療などに関する文書を翻訳する仕事です。専門的な文書を翻訳するため、各業種に関する知識が求められます。特に、契約書や特許関連文書といった法的な文書を翻訳するためには、法律に関する高い知識が必要です。単価が高い傾向にあるため、特定の分野について知識やスキルがある場合は、それを活かせる実務翻訳に取り組むのがおすすめです。

副業でできる翻訳の仕事の探し方は?

副業でできる翻訳の仕事は、以下のサイトやサービスを活用して探しましょう。

  • 求人サイト
  • クラウドソーシングサイト
  • スキルシェアサービス

特に、翻訳未経験の方はクラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。

以下では、翻訳の案件を見つけるのにおすすめのサイトやサービスをご紹介します。案件を探す際はぜひ参考にしてください。

求人サイトで翻訳の案件を探す

求人サイトには、業務委託や派遣社員として取り組める多くの翻訳の求人が掲載されています。

なかには、在宅でできるものや週1稼働からOKなもの、期間限定の案件などもあり、副業として取り組めるものも多いです。一方、案件応募時に語学力を証明できる資格や、翻訳実績を求められることが多く、未経験者が副業を始めるのには適していません。

求人サイトでは、翻訳者ディレクトリの利用がおすすめです。翻訳者ディレクトリは、翻訳に特化した求人サイトであり、多くの翻訳案件が掲載されています。翻訳求人サイトでは、入会金や年会費がかかることが多い一方、翻訳者ディレクトリは無料で利用できるのがメリットです。求人を掲載するクライアントも無料で利用できるため、案件数が多いという特徴もあります。翻訳者登録をしておくことで、クライアントから仕事の依頼が来ることも期待できます。

参考:翻訳者ディレクトリ

翻訳未経験ならクラウドソーシングの登録がおすすめ

翻訳未経験の方が新しく翻訳の仕事を始める場合は、クラウドソーシングサイトへの登録がおすすめです。

クラウドソーシングサイトには、クライアントのニーズに応じたさまざまな案件が掲載されており、「未経験OK」の仕事も多いです。また、英語以外にも、中国語やドイツ語、フランス語などさまざまな言語の翻訳の仕事が多いため、自身の語学力を活かした仕事を見つけやすいという魅力があります。

まずはクラウドソーシングに登録して副業で翻訳の仕事に取り組み、経験を積んで、さらに単価の高い高度な案件に挑戦するのが望ましいです。

クラウドソーシングでは、以下のサービスがおすすめです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

クラウドワークスは、登録者数が約480万人を超える、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。翻訳以外にも、ライターやデザイナー・マーケターなど、さまざまなジャンルの案件が掲載されており、豊富な案件数を誇ります。クラウドワークス会員向けの福利厚生サービスがあるのも特徴です。

運営会社株式会社クラウドワークス
形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
料金無料
システム手数料5〜20%
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

参考:クラウドワークス

ランサーズは、クラウドワークスと並ぶ、国内でも主流なクラウドソーシングサービスです。請求書の作成が不要であり、仮払い制度もあるため安心して受注しやすいという特徴があります。

運営会社株式会社ランサーズ
形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
料金無料
システム手数料一律16.5%(税込)
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

参考:ランサーズ

翻訳スキルを出品できるサービスも

最近では、自身の翻訳スキルを出品できるスキルシェアサービスも人気を集めています。
クラウドソーシングサービスは、クライアントが掲載している案件に応募する仕組みです。一方、スキルシェアサービスでは、自身が持つスキルを提供し、クライアントに購入してもらいます。

スキルシェアサービスでは、以下のサービスがおすすめです。

  • ココナラ
  • タイムチケット

ココナラは、自分のスキルや経験を独自のサービスとして言い値で出品できます。イラスト・資料作成から占い・相談まで、出品できるスキルのジャンルが幅広いのが特徴です。

運営会社株式会社ココナラ
料金無料
システム手数料10〜25%
報酬の支払いココナラを仲介した決済システム

参考:ココナラ

タイムチケットは、自分のスキルや時間を自身が決めた時給で販売できるサービスです。時間とスキルをチケットとして出品し、チケットが売れた場合に手数料が発生します。案件によっては販売価格が非常に高いのが特徴です。

運営会社株式会社タイムチケット
料金無料
システム手数料15〜25%
時給5,000〜100,000円

参考:タイムチケット

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副業でできる翻訳の仕事の収入はどのくらい?

副業でできる翻訳は、業務内容や翻訳に必要なスキルなどに応じて報酬が大きく異なります。

求人サイトには、時給1,800円~3,000円ほどの比較的高待遇の案件が多く掲載されています。一方、勤務時間が9~17時などと固定されており、副業には不向きな場合が多いです。
また、クラウドソーシングサイトには、単価500~1,000円ほどで、隙間時間に取り組める案件が多く掲載されています。

日本翻訳連盟は翻訳の仕事について目安単価を定めています。この金額は翻訳会社への発注単価であるため、翻訳をした個人が実際に受け取る額とは違いがありますが、収入の目安を知るうえで参考になるでしょう。

文書の種類/分野英文→和訳(税別)和文→英訳(税別)
コンピューターマニュアル28円20円
一般科学・工業技術28円21円
金融30円25円
経営管理・財務・契約書30円25円
医学・医療・薬学35円30円
特許明細書26円30円

※英日の場合は原文の英語 1ワードあたり、日英は和文原稿の1文字あたりの価格

参考:一般社団法人日本翻訳連盟 翻訳料金(クライアント企業の翻訳発注価格)の目安

翻訳の副業で稼ぐコツは?

翻訳の副業で稼ぐコツは、以下のとおりです。

  • 和訳案件からスタートする
  • 英語力以外の専門性を身につける

翻訳の仕事に初めて取り組む場合は、比較的難易度が低い和訳案件からスタートしましょう。また、法律や金融に関する知識など、英語力以外の専門性を身につけることによって、仕事の幅が広がります。専門知識が必要とされる案件は単価が高い傾向もあるため、稼ぎたい場合は専門性を身につけるのもおすすめです。

ここでは、翻訳の副業で稼ぐためのコツを解説します。

和訳案件からスタートする

翻訳初心者の場合は、外国語から日本語に翻訳する和訳案件からスタートするのがおすすめです。一方で日本語を外国語に翻訳するためには、日本語の持つ独特のニュアンスを外国語にうまく訳す必要があり、より高い語学力が求められます。和訳案件の方が難易度が比較的低いため、まずは和訳案件からスタートし、経験を積んでいくのが望ましいです。

英語力以外の専門性を身につける

英語力以外に専門性を身につけることによって、付加価値が生まれ、ほかの翻訳者と差別化できます。例えば、法律に関する知識があれば契約書、金融に関する知識・スキルがあれば、金融に関する専門的な文書の翻訳案件を受注できたりするのです。専門性が必要な案件は単価が高い傾向にあるため、収入アップも見込めます。

興味関心がある分野や得意なジャンルを見つけ、同一ジャンルの仕事を連続で受注するようにすることで、その分野の専門性がさらに身につきます。また、数をこなしていけば、専門用語を覚えられたり、翻訳の効率が上がったりするためおすすめです。

翻訳の副業で20万円より稼ぐ場合は確定申告が必要!

翻訳の副業では、確定申告が必要になるケースがあります。会社員やパート・アルバイトなど、企業で働いている「給与所得者」が副業する場合、副業で得た雑所得(収入から経費を差し引いた額)が年間で20万円を超えると、確定申告を行う義務が課されるのです。

翻訳の仕事で得た雑所得が年間20万円を超える場合、あるいは翻訳の副業とそのほかの副業で得た雑所得の合計が年間20万円を超える場合は、会社で実施される源泉徴収とは別に、確定申告を行う必要があるため注意しましょう。

副業の確定申告について、詳細は以下の記事を参考にしてください。

確定申告について理解したうえで副業として翻訳を始めよう

この記事では、副業で取り組みやすい翻訳の仕事や、案件の見つけ方、稼ぐためのコツなどを解説しました。翻訳の仕事は、語学力を活かせるだけでなく、在宅で取り組めるものや、専門的な知識を活かせるものなどがあり、副業としておすすめです。副業で翻訳に取り組む際は、確定申告が必要になる場合もあるため、確定申告について理解することも重要です。この記事を参考に、副業として翻訳に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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よくある質問

副業でできる翻訳の仕事とは?

副業でできる翻訳の仕事には、実務翻訳・出版翻訳・映像翻訳・Webサイト翻訳などがあり、特に初心者には出版翻訳(難易度が低いのはリーディング)、映像翻訳やWebサイトの翻訳がおすすめです。詳しくはこちらをご覧ください。

副業でできる翻訳の仕事の探し方は?

求人サイトへの登録やクラウドソーシングサービス、スキルシェアサービスを利用することで、ニーズに合った翻訳の仕事を見つけられます。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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