- 更新日 : 2023年10月23日
副業で婚活アドバイザーを始める際の基礎知識!年収はどれくらい?
副業として人気を集めている仕事の1つが、婚活アドバイザーです。結婚相談所に在籍するだけでなく在宅でもできるため、検討している方も多いでしょう。
本コラムでは婚活アドバイザーの仕事内容や年収、メリット・デメリット、必要なカウンセラーなどの資格について紹介していきます。
目次
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婚活アドバイザーとは?
婚活アドバイザーは、名前の通り結婚を目指している方の婚活サポートを行います。会員の希望に合う結婚相手を探したり、出会いの場をセッティングしたりするのが主な仕事です。具体的な仕事内容について、詳しく見ていきましょう。
婚活アドバイザーの仕事内容
婚活アドバイザーの仕事は、婚活をしている方がスムーズに結婚できるようにサポートを行います。具体的な仕事内容としては、下記があります。
- 希望条件をヒアリング
- 希望に合った相手を紹介する
- お見合いの日時や場所の設定
- お見合い後のフォローやアドバイス
- 会員情報の管理
多岐にわたる仕事内容のなかでも、特に重要なのは希望に合った相手を紹介することです。婚活アドバイザーは結婚を成約させなければ成り立たないため、会員の希望を細かく把握して条件に合った相手を紹介する必要があります。もし希望条件に合わない相手を紹介する際には、理由をしっかり伝えましょう。
「年収は希望には届かないものの、趣味が同じだから紹介した」という具体的な理由を伝えることで、信頼を得られるでしょう。会員に対して「長期間パートナーが見つからない人を紹介した」と思われてしまうと、離れていってしまいます。顧客の期待を上回るようなアドバイスをすることで、成約も増えていくでしょう。
婚活アドバイザーの副業はどれくらい稼げる?年収は?
婚活アドバイザーを副業で行なった場合の収入は、副業のスタイルや個人のスキルによって大きく異なります。婚活アドバイザーの主な収入源は成約料であるため、成約件数によって収入は大きく左右されます。つまりどれほど働いても、成約が無ければ収入は発生しません。
収入の目安としては週末のみの稼働で月収3万〜10万円、毎日稼働した場合は30万円程度といわれています。年収に換算すると100万〜360万円程度と、収入は働き方や成約件数のよって幅があることが分かります。
婚活アドバイザーの副業に資格は必要?
婚活アドバイザーを行うにあたり、資格は必要ありません。そのため誰でも始められるのも、婚活アドバイザーの魅力といえるでしょう。ただし必要な資格はありませんが、婚活アドバイザーは会員との信頼関係がとても重要です。
会員との信頼関係が、そのまま成約件数に反映するといってもよいでしょう。会員からの信頼を得るためには、スキルや資格を取得しておくことをおすすめします。
婚活アドバイザーの民間資格
婚活アドバイザーとして活躍するためには、下記の資格を取得するとよいでしょう。
- 日本能力開発推進協会(JADP)が実施している「婚活アドバイザー」
- プリマリタルカウンセラー
- 仲人士
- IWPA婚活プランナー
日本能力開発推進協会(JADP)が実施している婚活アドバイザーは、婚活に関する知識とアドバイススキルを習得します。特に女性に寄り添ったアドバイス技術を学べるため、会員に女性が多い方にはおすすめといえるでしょう。
プリマリタルカウンセラーでは、結婚後の円満な生活を送るためのカウンセリングを習得します。婚活している方の中には、結婚後の生活に不安を感じている方も多いでしょう。プリマリタルカウンセラーを持っておくことで、より的確なアドバイスができるようになります。
仲人士は、日本仲人協会が運営している資格です。仲人士の資格を取得することで、日本仲人協会に加盟している全国の仲人士の会員とのマッチングが可能になります。会員の希望にあった相手を見つけやすくなり、成約件数も上がるでしょう。
IWPAは「International Wedding Professional Association」の略で、国際ウェディングプランナー協会ともいいます。名前の通りウェディングプランナーの資格に関する団体であり、この資格を持っていることでIWPA認定のウェディングプランナーとのコラボができます。結婚の成約だけでなく、結婚式のプロデュースも行いたい方は取得を検討してみるのがおすすめです。
副業で婚活アドバイザーを始める際の手段
副業で婚活アドバイザーを始めるには、次の3種類の方法があります。
- 結婚相談所の婚活アドバイザーとして雇われる
- 結婚相談所のフランチャイズに加盟する
- 結婚相談所を自分で開業する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
結婚相談所の婚活アドバイザーとして雇われる
婚活アドバイザーを始める方法の1つが、結婚相談所の婚活アドバイザーとして雇われることです。結婚相談所は全国にあるため求人サイトなどをチェックすると、婚活アドバイザーの求人情報が見つかるでしょう。未経験OKの求人も多いため、初めての方でも婚活アドバイザーとして働きやすいでしょう。
結婚相談所に雇われるため、毎月安定した収入を得られる点がメリットです。一方、求人はフルタイムでの勤務が多く、隙間時間を活用した副業として取り組みたい方には不向きといえます。
結婚相談所のフランチャイズに加盟する
結婚相談所の団体にフランチャイズとして加盟するのも、婚活アドバイザーを始める方法の1つです。団体に加盟をしてもあくまで個人として働けるため、時間や働き方は自由です。また団体が行う研修やサポートが受けられることや、団体に加盟している会員とのマッチングも可能であるため、メリットも多いでしょう。
しかしフランチャイズとして加盟するためには、高額な加盟料を払う必要があります。団体によって必要な料金は違うため、加盟する際にはよく確認するようにしましょう。
結婚相談所を自分で開業する
団体や勤務先に縛られないで自由に働きたいのであれば、自分で開業するという方法もあります。フリーランスとして独立することになり、働き方も自由で高額な加盟料も必要ありません。
成約で得た報酬をすべて自分で獲得できるため、手取りも増えるでしょう。しかし団体や勤務先のサポートは受けられないため、よほど人脈が広くなければ顧客同士をマッチングさせることは難しいかもしれません。まずは友人・知人などを集めて、隙間時間の副業としてスモールスタートするのがおすすめです。
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副業で婚活アドバイザーを行うメリット
副業で婚活アドバイザーを行うメリットには、下記のようなものがあります。
- 将来的な需要もあるサービス
- 未経験から始められる
- 開業する際の資金が少なめ
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
将来的な需要もあるサービス
最近では晩婚化が進んでおり、結婚に対して不安を感じている方が増えています。そのため結婚相手を見つけるにあたって、婚活サービスを利用する方は今後も増加するでしょう。婚活ビジネスは今後も市場拡大が予想されるため、婚活アドバイザーの需要も増えていくことが見込まれます。
未経験から始められる
婚活アドバイザーを始めるのに、専門的な知識や経験は必要ありません。学歴なども関係なく、未経験からでも始められます。成約率を高めるためには独自のノウハウは必要ですが、独学でも身につけられるでしょう。フランチャイズなどの団体に加盟すれば研修などもあり、スキルも習得しやすいです。
開業する際の資金が少なめ
開業するための資金が少ないことも、婚活アドバイザーを始めるメリットです。婚活アドバイザーに必要なのはパソコンとホームページぐらいで、事務所も必要ありません。自宅を事務所として利用することもできるため、起業時の資金を抑えられるでしょう。このように資金面でも始めやすいことも、メリットの1つです。
副業で婚活アドバイザーを行うデメリット
メリットの次は、婚活アドバイザーを行うデメリットを紹介していきます。
【フランチャイズの場合】初期費用がかかりやすい
先程メリットで開業する際の資金が少ないと説明しましたが、フランチャイズなどの団体に加盟する場合は違います。団体にもよりますが、加盟するためには40万〜200万円の加盟料が必要です。このようにサービスの業態によっては多額の初期費用がかかる点は、デメリットだといえるでしょう。
【開業する場合】集客に苦戦する可能性も
集客に苦戦する可能性がある点も、婚活アドバイザーのデメリットといえるでしょう。婚活アドバイザーは会員がいなければ成約しないため、副業として成り立ちません。そのため会員数は多ければ多いほどよいですが、初めは集客に苦労するでしょう。特に個人で開業する場合はその傾向が高く、注意が必要です。
婚活アドバイザーは資格不要のおすすめ副業
婚活アドバイザーとは名前の通り婚活をサポートする仕事で、副業として検討している方も多いでしょう。婚活アドバイザーに必要な資格はなく、専門的な知識やスキルも不要です。また開業時の資金も少ないため、比較的始めやすいでしょう。
しかし収入は成約件数によって左右され、必ずしも稼げる訳ではありません。当初は集客に苦労することがある点は、注意点といえます。副業で就活アドバイザーを検討している方はぜひ本記事を参考にしてください。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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