利用者識別番号があれば確定申告を電子申告できる!

final tax return user identification number

確定申告の方法

確定申告には郵送(もしくは持参)によって行う方法と電子申告によって行う方法の2つがあります。

それぞれどのような利点があるのでしょうか?

郵送もしくは持参による確定申告

郵送もしくは持参により確定申告をした場合の代表的なメリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。

【メリット】
・パソコンを所持していなくても手書きで作成可能

【デメリット】
・源泉徴収票や医療費の領収書など、全ての添付資料を郵送しなくてはならない

電子申告による確定申告

一方、電子申告により確定申告をした場合の代表的なメリット・デメリットに関しては以下のような点が挙げられます。

【メリット】

・郵送による確定申告とくらべて切手代(往復)がかからない
・持参による確定申告とくらべて交通費や待ち時間がかからない
・源泉徴収票や医療費の領収書など、添付資料の提出が一部省略可能となる(保管義務はあります)
・還付申告の場合には郵送や持参の確定申告より、還付される時期が早くなる

【デメリット】
・電子申告の本人確認をするための器具として「電子証明書搭載の住民基本台帳カード」「ICカードリーダー」が必要となる

利用者識別番号とは

それでは電子申告をする際に必要となる利用者識別番号について確認していきます。

e-Taxとは

まずは利用者識別番号を取得することの出来るサイト「e-Tax」について解説していきます。

e-Taxとは上記の利用者識別番号の取得等を含む国税に関する各種手続において、インターネットを利用して電子的に手続きが行えるシステムのことを指します。

通常の利用可能時間は、月曜日~金曜日の午前8時30分から24時(祝日や年末年始12/29~1/3を除く)となっております。但し、毎年の確定申告時期には利用時間が延長され、24時間利用可能になります。

利用者識別番号とは

電子申告の利用をするためには、利用者識別番号の取得が必要となります。利用者識別番号を取得する方法は「電子申告・納税等開始届出書」をオンライン申請で行う方法と書面で提出する方法と2つがあります。

なお税理士(税理士法人)が関与先に代わって利用者識別番号を取得することも可能です。

利用者識別番号の取得方法(オンライン)の解説

それでは利用者識別番号の取得をオンライン申請で行う方法について詳しく解説していきましょう。

下記の手順に従っていただければ簡単に取得することができると思います。

1.インターネットサイト「http://www.e-tax.nta.go.jp/index.html」へアクセスします

e-Tax画面

(出典:国税電子申告・納税システム|e-Tax

2.「e-Taxをご利用になる場合の流れ」のセクションにある「開始届出書の提出」をクリックします

なお手続を行う上で、以下のような国税庁の推奨環境がありますので、御自分のパソコン環境について確認しておきましょう。

・CPU:Pentium4以上
・メモリ:512MB 以上
・ハードディスクドライブ:2GB以上の空きエリア
・画面解像度:1024×768以上
・OS:Microsoft Windows Vista/Microsoft Windows 7/Microsoft Windows 8.1
・プラウザ:Microsoft Internet Explorer 8/9/10/11
e-Taxをご利用になる流れ画面

3.「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」をクリックします

なお、この画面で「書面による開始(変更等)届出」をクリックすれば、その場合の手続き方法も確認できます。

e-Tax 開始届出書の提出画面

4.「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】」を手順に従って進めます

下記のように手順①~⑤までが掲載されております。

手順①:利用規約の確認
手順②:利用環境の確認
手順③:ルート証明書・中間証明書のダウンロード及びインストール
手順④:信頼済みサイト及びポップアップブロックの許可サイトへの登録
手順⑤:届出書の選択
e-Taxの開始(変更)届出書作成・提出コーナー【事前準備】画面

5.「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【届出書の選択】」の「1開始届出(初めての方)」「個人の方」を選択して、手順に従って進めていきます

e-Taxの開始(変更)届出書作成・提出コーナー【届出書の選択】画面

6.「開始届出(個人の方用)」「新規」の入力箇所に従って必要情報を記入していけば、利用者識別番号の通知(取得)が完了です。

下記の情報(御自身の情報)が必要となるので、あらかじめ整理しておきましょう。

・氏名(フリガナ)
・氏名
・生年月日(和暦)
・電話番号
・職業(事業内容)
・屋号(必要に応じて)
・納税地の住所と郵便番号
・提出先税務署(納税地よりe-Taxサイトにて自動判定可能)
・暗証番号(英小文字と数字を含む半角8桁以上)
・秘密の質問と答え(e-Taxサイトより秘密の質問を7択より選択)
・納税用確認番号(半角数字6桁)
・納税用カナ氏名
・メールアドレス
e-Tax 開始届出(個人の方用)新規画面

まとめ

本稿を読んで電子申告のメリットを感じたひとも多いのではないでしょうか。電子申告を利用するためには利用者識別番号の取得が必要となりますが、時間にして15分もあれば取得可能です。

現在は電子申告の際の本人確認が「住民基本台帳カード」を通じて行われておりますが、平成28年1月以降は全員が無料で取得可能な「個人番号カード(マイナンバーカード)」で行うことが可能となり、手続のハードルが下がります。

みなさんも利用者識別番号を取得して電子申告にチャレンジしてみましょう。



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