• 更新日 : 2023年7月14日

送付状に前略・草々は失礼?ビジネスに適した頭語と結語を紹介

送付状に前略・草々は失礼?ビジネスに適した頭語と結語を紹介

請求書などの書類と一緒に送る送付状には、頭語・結語である「前略・草々」は基本的に使いません。前略とは「時候の挨拶を省く」という意味で、ビジネスシーンで使うのは避けた方がよいでしょう。

本記事では送付状やビジネスシーンで使う頭語・結語や、送付状の例文などを紹介します。

ビジネスにおける送付状で前略・草々を使ってもよい?

「前略」とは、手紙やメールの最初に使う頭語です。前略に対する結語は「草々」です。頭語は「こんにちは」にあたる言葉で、結語は「さようなら」にあたる言葉です。結語は一般的に、頭語に対応した言葉を使います。

草々を「早々」と書く人もいますが、前略の結語には草々を使います。草々には「簡略な様子」「あわただしい」といった意味があり、急いで文章を終えることを詫びるという意味合いです。

前略は「前を省略する」という意味で、省略するのは時候の挨拶です。挨拶のない簡略化された手紙に使うもので、主に親類や親しい友人などに使います。基本的にビジネスの文書には使いません。使えるのは、職場内の同僚にあてる場合など親しい間柄に限られます。文書に添付する送付状では時候の挨拶を省略せずに記載すべきなので、前略を使うことはありません。

ビジネスに適した頭語と結語は?

頭語と結語はさまざまな種類があり、手紙を出す相手や状況によって異なります。組み合わせは決まっているため、間違えて使わないようにしましょう。

ビジネスの場面で使う頭語と結語の組み合わせは、以下のとおりです。

使うシーン頭語結語
一般的な場合拝啓
拝呈
啓上
敬具
敬白
拝具
丁寧な手紙の場合謹啓
恭啓
粛啓
謹白
謹呈
敬具
謹言
謹白
頓首
敬白
緊急な場合急啓
急呈
急白
早々
敬具
拝具
返信を送る場合拝復
復啓
謹復
敬具
敬白
拝具
簡略にする場合前略
冠省
略啓
草々
早々
不一

前略をはじめとして簡略な場合に使う頭語・結語は社内など親しい間柄で使う場合に限ります。取引先や顧客、目上の人には使わないようにしましょう。

頭語と結語を含めた送付状の挨拶文の例

送付状に書くのは以下の項目で、挨拶文には必ず頭語・結語をつけます。

  • 送信年月日
  • 相手先会社名・氏名
  • 書類作成者会社名・氏名
  • 頭語と結語
  •  挨拶文
  • 記、以上
  •  送付内容

頭語と結語を含めた挨拶文の例文は、以下のとおりです。

拝啓
晩秋の候、貴社におかれましてはますますご清栄のほどお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。早速ではございますが、下記の書類をお送りします。ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

頭語は挨拶文の右上に、結語は左下に記載します。

送付状の書き方については、以下の記事が参考になります。合わせてチェックしてみてください。

送付状に前略・草々を使わないようにしよう

前略・草々は手紙やメールを送る際、時候の挨拶を省略する頭語・結語です。基本的にビジネスシーンでは使いません。送付状に使うと失礼にあたるため、注意してください。

一般的に送付状に使うのは「拝啓・敬具」です。頭語・結語は組み合わせが決まっており、さまざまな種類があります。使うシーンに合わせて使い分けましょう。


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