• 更新日 : 2023年9月8日

面接で履歴書を渡す際に送付状は必要?持参時のマナーを紹介

面接で履歴書を渡す際に送付状は必要?持参時のマナーを紹介

面接で履歴書を手渡す際に、送付状は不要です。しかし、手渡す場合には送付状とは別のマナーがあります。相手が読みやすい方向で渡す、渡す書類の内容を簡潔に伝えるなど、相手への気遣いも必要です。履歴書を入れる封筒の扱いも知っておくといいでしょう。本記事を参考にして、ビジネスマナーに沿って履歴書などの応募書類を手渡しましょう。

面接で履歴書を渡すなら送付状は必要ない

対面で履歴書や職務経歴書などを手渡す場合は、送付状(添え状)は不要です。

そもそも送付状は、書類を郵送やFAX送信をする場合に、挨拶や送付物の内容などを伝えるための書類です。送付状がなければ挨拶は伝えられず、送付物が正しかどうかを相手が確認できません。

しかし、相手に直接合って渡す場合は、送付状の内容は口頭で伝えられるため、送付状は必要ありません。

履歴書を郵送するケースでは送付状を同封すべき

履歴書などの書類を郵送する場合は、送付状を同封するようにしましょう。送付状があれば採用担当者が中身を迅速に確認できます。

送付状を同封することで、好印象を抱く担当者もいるでしょう。一方で、送付状を同封するのは当たり前と思っている担当者も少なくありません。送付状は必須ではないものの、同封することをオススメします。

郵送する書類はまとめてクリアファイルに入れ、さらに封筒に入れて送ります。送付状は書類の一番上にし、他の書類は送付状に記載した順番に入れましょう。

履歴書を手渡しする際のマナー

履歴書を先方へ手渡しする場合、送付状は不要です。

しかし、マナーに沿って相手へ配慮しながら渡す必要があります。「両手で渡す」「相手に下方向を向ける形で読みやすい方向にして渡す」など、丁寧に渡すことを心掛けましょう。

ほかにも、履歴書を手渡す場合に気を付けておきたい点があります。一つずつ見ていきましょう。

手渡すときに口頭で書類を伝える

書類を手渡すときには、「履歴書と職務経歴書です。よろしくお願いいたします」などと書類の内容を伝えましょう。適切なコミュニケーションを取ることは、仕事において大切です。相手は、何気ないコミュニケーションの姿勢にも注目しているかもしれません。一礼しながら内容を簡潔に伝えることで、親切で丁寧な印象を与えられるでしょう。

面接で手渡す場合は封筒から出して手渡す

履歴書を面接で採用担当者に直接渡す場合は、封筒から中身を出してクリアファイルごと手渡しましょう。封筒もクリアファイルの一番下にして、一緒に渡します。

面接で封筒も一緒に渡す可能性があるなら、カバンの中で折れたり汚れたりすることは避けたいものです。「十分な大きさのカバンを選ぶ」「封筒を2方向からクリアファイルで挟む」「雨の日は封筒をビニール袋などに入れる」などの対策も必要です。

受付などで手渡す場合は封筒に入れたまま手渡す

履歴書を採用担当者以外に渡す場合は、封筒に入れたまま渡しましょう。会社の受付など、面接会場に入る前に履歴書の提出を求められることもあります。渡す場所やタイミングに応じて、臨機応変に対応しましょう。

ただし、受付などで渡す場合でも、封筒から出して渡すよう先方に指示されることもあります。その場合は、指示に従って構いません。

履歴書を手渡すときはマナーに気を付けよう

履歴書を手渡す場合、送付状は必要ありません。ただし、「相手の読みやすい方向で一礼しながら渡す」「口頭で渡す書類の内容を伝える」など、別の気遣いは必要です。これらはビジネスマナーの一つであり、何気ない姿勢を採用担当者は見ているかもしれません。履歴書を入れる封筒の取り扱い方も場合別に押さえ、臨機応変に対応しましょう。


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