- 更新日 : 2019年9月26日
インストラクターの納品書の書き方

インストラクターといっても、スポーツインストラクターやアロマテラピーインストラクターなど、色んな種類があります。ここでは、インストラクターの納品書の書き方や使われる場面について説明し、マネーフォワード クラウド請求書を用いたインストラクター種類別の納品書の例を紹介します。
目次
インストラクターが発行する納品書の役割
インストラクターとは、派遣先で企業の商品説明や紹介などを行ったり、インストラクター自身が持つ技能を指導したりする仕事です。派遣先で指導をする際に納品書を発行することで、派遣先での業務報告書としての役割を果たすことができます。
また、納品書を指導の際に提出することで、指導時間や料金などについて納品書を用いて依頼主と内容確認を行うことができます。
インストラクターの種別による納品書の書き方例
ここでは、種別ごとに異なるインストラクターの納品書の書き方について説明します。
スポーツインストラクターの納品書の書き方
スポーツインストラクターが行う指導には、水泳やエアロビクス、ヨガ等があります。その際に生じる指導料やスタジオまでの交通費、スタジオ利用代などが納品書の摘要となります。なお、どのクラスの指導料であるのかがわかりやすいよう、クラス名や日時を明記するとよいでしょう。
以下は、スポーツインストラクターがヨガの指導を2時間行った場合の納品書の例です。
技術インストラクターの納品書の書き方
技術インストラクターは、機械を企業が導入する際に納品に立ち会って使い方の説明を行ったり、設定の変更を行ったりします。また、導入後のフォローアップも含まれる場合があります。納品書の摘要には、納品立ち会い料、導入時指導料、オリジナルマニュアル作成料、フォローアップ料などが含まれます。
なお、フォローアップ料を記載する場合には、フォローアップ期間も明記するようにしましょう。
以下は、技術インストラクターの納品書の例です。
マナーインストラクターの納品書の書き方
マナーインストラクターは、ビジネスマナーや接客マナーなどを指導します。企業に出向き新人研修を行ったり、講演会のような形式を取ったりします。納品書の摘要は、マナー講義料、教材費、交通費などがあります。また、合宿形式では、これらに宿泊費や食事代などが加えられます。
以下は、マナーインストラクターの納品書の例です。ここでは、新人50人に向けた研修合宿2日間の場合の納品書を示します。
アロマテラピーインストラクターの納品書の書き方
アロマテラピーインストラクターは、アロマテラピーの知識を地域社会や家庭に広く浸透させるための指導を行います。指導は文化講習として行ったり、教育現場でボランティアとして行ったりします。内容は、アロマテラピーを使ったベビーマッサージや、アロマ石鹸作りなど多岐に渡ります。アロマテラピーインストラクターの納品書では、アロマテラピー指導料、材料費、交通費などが摘要として挙げられます。
なお、同様の講習が繰り返し行われる場合があることから、区別をつけやすくするために講習の日付や内容を明記しておくとよいでしょう。
以下は、アロマテラピーインストラクターの納品書の例です。ここでは、2時間のアロマ石けん作り講習を12人の生徒に向けて行った場合の例を紹介します。
スポーツインストラクターを始めとする、さまざまなインストラクターの納品書の例について紹介しました。インストラクターには多くの種類があるように、そのインストラクター種別によって納品書の書き方、摘要なども異なります。該当するインストラクターに近いものを参考に、インストラクターの納品書を作成するとよいでしょう。
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