• 更新日 : 2024年10月17日

郵便物の厚さで郵便料金は変わる?値上げ後の料金比較も

郵便料金は、郵便物の厚さによって金額が変わります。定形郵便物、定形外郵便物のそれぞれに厚さ制限があるため、注意しましょう。厚さのある郵便物を送りたいときは、レターパックプラスやゆうパックなどが便利です。

本記事では、郵便物の厚さによって変わる郵便料金や、厚さのある郵送物を送る方法、郵便料金の値上げについて解説します。

定形郵便物の厚さ制限

定形郵便物とは、大きさと重さが日本郵便の定める規格内である郵便物のことです。重さは50g以内であり、サイズは次のとおりです。

最大(cm) 最小(cm)
23.5×12 厚さ1cm 14×9

最小は一般的なはがきよりもやや小さめです。最小より小さい場合は、定形外郵便になるため注意してください。

厚さ1cmの制限があり、大きさや重さが所定の範囲内でも、厚さが1cmを超えた場合は定形外郵便物になります。

重さは内容物だけではなく封筒やテープなども含まれるため、発送前に計測しましょう。厚さが規定通りでも重さが50gを超えた場合は規格外になります。

定形外郵便物の厚さ制限

定形外郵便物とは、定形郵便の規格内に収まらないものの、規程の範囲内であれば送れる郵便物です。「規格内」と「規格外」があり、それぞれ大きさや重さが定められています。

重さ 最大(cm) 最小(cm)
規格内 1kg以内 34×25 厚さ3cm 14×3(丸筒形のもの)
14×9(丸筒形以外)
規格外 4kg以内 60×90(縦+横+厚さ)

最小サイズには特例があり、上記のサイズより小さなものでも6×12cm以上の耐久力のある厚紙、または布製のあて名札を付ければ送ることが可能です。

郵便ポストに投函可能な厚さ

郵便ポストから郵便物を送る場合、ポストに入る厚さであれば投函できます。ポストの投函口のサイズはポストの種類によって異なるため、注意しましょう。

ここでは、郵便ポストに投函可能な厚さについて解説します。

一般的な郵便ポストは厚さ3cmまで

郵便ポストに投函できる厚さの目安は3cmで、新しいタイプのポストでは厚さ4cm×横29cmまでの荷物が投函できるものもあります。新しいタイプがあるのは、主に​都市部や郵便局の前です。

また、日本郵便ではECサイトやフリーマーケット市場の拡大に合わせ、厚さ7cm以内の郵便物を投函できる大型投函口郵便ポストを全国で14ヶ所に設置しています。

参考:大型投函口郵便ポスト設置場所|郵便局

コンビニに設置のポストは厚さ3.4cmまで

ローソンやミニストップなどには店内に郵便ポストがあり、そこからでも郵便物を投函できます。

コンビニのポストは、厚さ3.4cm×幅24cmまでの荷物が投函可能です。

厚さだけでなく、横幅にも注意しましょう。A4サイズは横幅が21cmでB4サイズは25.7cmであるため、投函できるのはA4サイズまでになります。

定形外郵便以外で厚さ3cm以上の郵便物を発送する方法

定形外郵便以外で厚さ3cm以上の郵便物を発送したい場合、次の3つの方法があります。

  • レターパックプラス
  • ゆうパケットプラス
  • ゆうパック

それぞれの特徴と送り方を紹介します。

レターパックプラス

レターパックプラスは、対面で受け取れる郵便物です。追跡サービスで郵便物の配達状況を確認でき、郵便窓口のほか、ポスト投函もできます。土日祝日を含めて毎日配達しています。

レターパックプラスの概要は、次のとおりです。

  • 料金:520円
  • サイズ:34×24.8cm
  • 重さ:4kgまで
  • 受け取り方:対面

専用封筒に入るサイズで4kgまでの荷物であれば、3cmの厚みを超えても配送できます。

ゆうパケットプラス

ゆうパケットプラスは、次のサービスで利用できるサービスです。

郵便局やローソン、「メルカリストア」で販売している「ゆうパケットプラス専用箱」に商品を梱包して発送します。

ゆうパケットプラス専用箱は、厚さが7cmあります。

概要は次のとおりです。

  • 料金:65円(税込・運賃は別途発生)
  • サイズ:24cm×17cm×7cm
  • 重さ:2kgまで

料金は郵便局で販売されているもので、それ以外の価格は販売元で確認してください。

配送料等については、利用するサービスの公式サイトで確認できます。

ゆうパック

ゆうパックは、最高30万円までの損害賠償がつく配送サービスです。全国の郵便局や一部のコンビニから送れます。

  • 料金:サイズと宛先別で算出
  • サイズ:3辺合計170cm以下
  • 重さ:25kgまで

3辺合計170cm以下であれば、厚さは自由です。重さが25kgを超え30kg以下の場合は、「重量ゆうパック」を利用できます。

ゆうパックで送れる荷物の最大サイズは?

定形郵便や定形外郵便では送れない大きなサイズや重さの荷物を送りたい場合は、ゆうパックを利用しましょう。

ゆうパックの最大サイズや配送料について解説します。

荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下、重さ25kgまで

ゆうパックのサイズは、荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下であれば、特に厚さの制限はありません。重さは25kgまでが対象で、重さが25kgを超え30kg以下の荷物は「重量ゆうパック」を利用できるほか、生鮮品やゴルフ道具、スキー道具を送れる目的別ゆうパックサービスもあります。

スーツケースなどを空港内にある指定カウンターに届ける「空港ゆうパック」や、当日中に配送するサービスも提供しています。

料金はサイズと宛先別で算出される

ゆうパックの配送料金はサイズと宛先別で算出され、具体的な金額は郵便局のサイトで計算できます。差出元と差出先のエリアを入力すると、サイズごとの料金が表示されます。

ゆうパックはWebから自宅への集荷を依頼できますが、郵便局やコンビニに持ち込むと1個につき120円割引になり、お得です。

また、代金引換や着払い、30万円を超える損害賠償をつけるセキュリティサービスのオプションがあり、別途料金がかかります。サイトでは、割引やオプションを適用した詳細運賃も計算できます。

2024年10月の値上げで郵便料金はいくらになる?

2024年10月から、郵便料金が変わります。値上げは一部を除いて重量ごとに区分されており、料金は次のように値上がりします。

種類 重量 料金(9/30まで) 料金(10/1以降)
定形郵便物 25g以内 84円 110円
50g以内 94円
定型外郵便

(規格内)

50g以内 120円 140円
100g以内 140円 180円
150g以内 210円 270円
250g以内 250円 320円
500g以内 390円 510円
1kg以内 580円 750円
はがき 63円 85円
特定記録郵便 160円 210円
レターパックプラス 520円 600円
レターパックライト 370円 430円
スマートレター 180円 210円

定形郵便物の封書は25g以下と50g以下の重量区分がなくなり、ともに110円となります。

その他の郵便料金については以下の記事をご覧ください。

2024年10月の値上げで郵便料金のオプションはいくらになる?

2024年10月の値上げでは、郵便料金のオプションも一部値上がりします。

詳しくみていきましょう。

速達

郵便料金は速達料金も値上げになるため、送る際は金額に注意しましょう。

速達の値上げは、以下のように重量ごとに金額が変わります。

種類 重量 料金(9/30まで) 料金(10/1以降)
速達 250g以内 260円 300円
1kg以内 350円 400円
4kg以内 600円 690円

たとえば、2024年10月以降に50g以内の定形郵便物を速達にすると、合計郵送料は410円です。

特定記録郵便

特定記録郵便は、郵便物やゆうメールの引受けを記録するサービスです。手紙やはがきを郵便局窓口で引受けた際に受領証を発行してもらい、確実に差し出したことを証明できます。配達状況は、インターネット上で確認できます。

配達は、受取人の郵便ポストに投函します。

値上げは重量に関係なく一律で、金額は次のとおりです。

特定記録郵便 160円 210円

書留(値上げ無し)

書留のオプションは2024年10月以降も次の料金であり、値上げはありません。

  • 一般書留および現金書:480円
  • 簡易書留:350円

書留料金は変わりませんが、普通郵便の料金は値上がりするため、合計金額に間違いのないようにしてください。

郵便料金は厚さによっても制限がある

郵便料金は定形郵便物と定形外郵便物でサイズや重さの制限が異なりますが、厚さにも制限があるため、注意しましょう。

定形外郵便物は3cmまでで、それよりも厚い郵便物を送りたい場合は、レターパックプラスや、ゆうパケットプラスを使うとよいでしょう。ゆうパックであれば、より大きいサイズ・重さの荷物も送れます。

郵便を送る際は、2024年10月以降の値上げにも注意してください。

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