• 更新日 : 2024年11月5日

プレゼントを贈る送付状の例文や無料テンプレート、書き方を解説

プレゼントやノベルティを贈る際の送付状は、受取人に感謝の気持ちや祝福の意を伝える重要な役割があります。送付状は書類や品物を郵送する際に添えられます。適切に作成された送付状は、プレゼントや贈り物、ノベルティの価値を引き立て、相手に対する敬意を示すことができます。この記事では、送付状の具体的な書き方や無料で使えるテンプレートを紹介します。

また、すぐに使える送付状の無料テンプレートもご用意していますので、ぜひご活用ください。

プレゼントを贈る際の送付状の例文

プレゼントで商品を送るシーンの送付状の例文を紹介します。なお、本文のみ掲載しておりますので、テンプレートをダウンロードいただき、自社に合わせて編集してご利用ください。

お客様にプレゼントを贈る場合の送付状の例文

●●●●贈呈のご案内

拝啓 平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、ささやかながらプレゼントをお送りさせていただきました。
ご多忙の折、恐縮ではございますが、ご笑納いただければ幸いです。

今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

お客様にお誕生日のお祝いとして贈る場合の送付状の例文

お誕生日のお祝い品送付のご案内

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、お誕生日をお迎えになられましたこと、心よりお祝い申し上げます。ささやかではございますが、弊社よりお祝いの品をお送りさせていただきました。日頃のご厚情への感謝とともに、これからの一年が素晴らしいものとなりますようお祈り申し上げます。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。どうぞご笑納いただければ幸いです。

敬具

お客様にキャンペーン参加のお礼として贈る場合の送付状の例文

キャンペーン参加の御礼と記念品送付のご案内

拝啓 日頃より弊社商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
先日はキャンペーンにご参加いただき、厚く御礼申し上げます。

感謝の気持ちを込めて、ささやかな記念品をお送りいたしました。ぜひお楽しみいただければと存じます。

今後も、お客様にご満足いただけるサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。

敬具

お客様にノベルティを贈る場合の送付状の例文

ノベルティ送付のご案内

拝啓 日頃より弊社サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、ささやかながらノベルティをお送りいたしました。 お忙しいところ恐縮ですが、ぜひお役立ていただければ幸いです。

今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

取引先に感謝の印としてノベルティを贈る場合の送付状の例文

●●●●贈呈のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 平素より格別のご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めて、ノベルティをお送りいたします。お役立ていただけましたら幸いに存じます。

敬具

取引先に贈呈品を送る場合の送付状の例文

●●●●贈呈のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
弊社のサービスをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。

ささやかではございますが、日頃の感謝の気持ちを込めて、粗品を送付させていただきます。
ご笑納くだされば幸いです。

敬具

年末の挨拶として贈る場合の送付状例文

年末のご挨拶と●●●●贈呈のご案内

拝啓 師走の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。

年末のご挨拶として、ささやかな品をお送りさせていただきます。どうぞお受け取りくださいませ。
来年も変わらぬお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

〇周年記念のお祝いとして贈る場合の送付状例文

〇〇周年記念のお祝い品送付のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは貴社の○○周年を心よりお祝い申し上げます。

ささやかではございますが、記念のお祝いとして品物をお送りいたしましたので、どうぞお納めください。
今後も貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

敬具

イベント参加のお礼として記念品を贈る場合の送付状例文

記念品送付のご案内

拝啓 日頃より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
先日は「〇〇イベント」にご参加いただき、誠にありがとうございました。

ささやかではございますが、記念品をお送りいたしましたので、ぜひご笑納くださいませ。
またのご参加を心よりお待ちしております。

敬具

社員に長年の勤続を称えて記念品を贈る場合の送付状例文

長年の勤続を称えて社員にプレゼントを贈る際には、感謝や激励の気持ちが伝わるように、親しみを込めた内容にします。とはいえ、ビジネスマナーを踏まえた丁寧で礼儀正しい文面を心がけ、受け取る側が誇りや喜びを感じられるよう配慮しましょう。

勤続○周年記念品送付のご案内

○○○○ 様

このたび、○周年の勤続を迎えられたこと、誠におめでとうございます。
日頃のご努力と貢献に感謝の意を込めて、記念の品をお送りいたします。長きにわたり、会社の発展に貢献していただいたことに、心より感謝申し上げます。

引き続き、健康に留意しながらさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
ささやかではございますが、どうぞお受け取りください。

敬具

社員にプレゼントを贈る場合の送付状例文

社員にプレゼントを送付する際には、親しみを込めつつ、感謝や激励の気持ちが伝わるように作成します。それでも、ビジネスマナーを踏まえた丁寧な文面を心がけましょう。

●●●●贈呈のご案内

平素よりのご尽力に心より感謝申し上げます。
このたびは、日頃の感謝の気持ちを込めて、ささやかながらプレゼントをお送りいたします。皆様のおかげで日々業務が滞りなく進められていることに、改めてお礼申し上げます。

今後も、健康に留意しながら引き続きご活躍いただければ幸いです。
どうぞご笑納ください。

敬具

プレゼントを贈る際の送付状の無料テンプレート

プレゼントを贈る際の送付状の無料テンプレートは、こちらからダウンロードできますので、ぜひお気軽にご利用ください。

プレゼントを贈る際の送付状の書き方

送付状は、1枚にまとめるのが一般的です。必要な情報を記載し、余計な表現は控えるよう心がけましょう。相手も読みやすく、内容もしっかり伝わります。

送付状に記載すべき項目は、以下のとおりです。

  1. 送付年月日
  2. 送付先(宛先)
  3. 差出人情報
  4. タイトル
  5. 頭語と結語・挨拶文
  6. 本文

①送付年月日

送付状には、送付した日付を入れておきます。これにより、相手が書類を受け取った日付を確認しやすくなります。送付年月日は、送付状の右上か左上に書くことが多いです。

②送付先(宛先)

送付状には、相手の名前や会社名を明記します。会社宛の場合は、会社名の後に担当者名も入れておくと丁寧です。個人宛なら、名前だけで十分です。これにより、相手に対する配慮が伝わります。

また、送付先が企業や部署の場合は「御中」を使用し、個人名がわかっている場合は「様」を使います。同じ宛名で「御中」と「様」を併用しないようにしましょう。例えば、部署宛なら「株式会社○○○○ ○○部 御中」、担当者宛なら「株式会社○○○○ ○○部 ○○ ○○ 様」と記載します。

③差出人情報

自社や自身の情報も忘れずに書いておきます。住所や氏名、連絡先などを書いておくと、相手が連絡を取りたい場合にスムーズに対応できます。

④タイトル

送付状には、何を送るかを簡潔に示すタイトルをつけます。「〇〇贈呈のご案内」や「プレゼント送付のお知らせ」といったものがよく使われます。タイトルをつけることで、送付状を受け取った相手がすぐに内容を把握できます。

⑤頭語と結語・挨拶文

送付状の冒頭には「拝啓」といった頭語を使い、最後には「敬具」などの結語で締めくくります。また、挨拶文では、相手との関係や季節の一言を入れて、より丁寧な印象を与えると良いでしょう。

基本的な挨拶の例

ビジネスシーンにおいては、一般的な挨拶文がいくつかあります。以下の例を参考にして、自分の状況に合った挨拶文を選んでください。

「拝啓、いつもお世話になっております。」
「拝啓、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。」
「拝啓、春の陽気が心地よい季節となりました。」

⑥本文

送付状の本文では、プレゼントや贈り物の背景や目的を明確に伝えます。相手に対する感謝の言葉や、お祝いの気持ちを表現する内容が好ましいです。

また、末文は文を締めくくる重要な部分で、今後の関係性への期待を込めて表現します。
例えば、「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」のように、本文と末文はお互いの心を通わせるような文章になるように心がけましょう。

プレゼントを贈る際の送付状を書くときのポイント

プレゼントや贈り物を贈る際に書く送付状には特に注意が必要です。特に、忌み言葉に関しては、相手に不快な印象を与えないよう配慮しなければなりません。

忌み言葉を使用しない

忌み言葉とは、縁起が悪いとされる言葉や、好意を持って贈りたい内容とは真逆のイメージを持つ言葉のことです。送付状に使う言葉として不適切なこれらの言葉は、特にビジネスシーンにおいては慎重に扱う必要があります。

忌み言葉の例

送付状で避けるべき忌み言葉の具体例を以下に挙げます。

  • :死ぬ、逝くなどの表現は避けましょう。
  • 切れる:関係が切れることを連想させます。
  • 苦しい:苦痛やネガティブな感情を引き起こします。
  • 失う:失うことに関連する表現は好まれません。
  • 滅びる:終わりを連想させる言葉です。

プレゼントを贈る際の送付状には忌み言葉を避け、相手に良い印象を与える内容にすることが重要です。言葉一つで印象が大きく変わるため、慎重に選ぶようにしましょう。

相手に感謝を込めた一文を添える

送付状に一言添えるだけで、相手にとって特別な印象を与えることができます。例えば、お客様のお誕生日に送る際は、「お誕生日おめでとうございます」などのお祝いの言葉を加えることで、より心のこもった印象が伝わります。また、相手の立場やお付き合いの深さに合わせて、季節の挨拶や体調を気遣う一言を加えると、より丁寧で温かみのある送付状になります。こうした配慮により、受け取る方が喜びを感じ、より好印象を持っていただけるでしょう。

送付状は1枚に収める

送付状は基本的にA4用紙1枚にまとめ、シンプルで見やすい形式にすることが大切です。要点を簡潔に伝え、相手がすぐに内容を把握できるようにしましょう。郵送する際は、送付状を一番上に添えて、開封後すぐに内容が確認できるようにすると丁寧です。


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