- 更新日 : 2024年10月17日
送料が記載された見積書の書き方・無料テンプレート
当記事では、送料が記載された見積書の書き方やポイントについて、分かりやすく解説しています。
また、見積書の無料テンプレート、見積書の書き方の基本事項なども併せて紹介していますので、ぜひ併せてご参考ください。
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目次
送料が記載された見積書が必要なケースは?
商品を宅配会社や運送会社などを使って客先に送る場合、送料がかかります。送料の負担を巡って取引先とトラブルが発生する可能性もあるため、事前にしっかりと打ち合わせをした上で見積書に記載するのがよいでしょう。
商品とは別に送料を請求する場合
商品を宅配会社や運送会社などを使って送り、送料を取引先が負担する場合は商品の明細とは別に送料を記載しましょう。なお、送料を商品の提供者側が負担する場合は当然のことながら記載する必要はありませんが、売主側が負担する旨を必ず明記しておきましょう。
送料が記載された見積書の書き方・ポイント
送料の記載方法
見積書に送料を記載する場合の見本を以下に掲載します。
明細 | 単価 | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
商品A | 11,000 | 2 | 22,000 |
送料(●●運輸利用) | 1,000 | 1 | 1,000 |
「送料」という明細を1つ設けて、そこに単価と数量、金額を記載します。なお、利用する運送会社に関しても記載しておくとよいでしょう。
なるべく金額を明らかにする
見積書では商品の価格はもちろん、送料の具体的な金額についても明らかにしましょう。送料は商品のサイズや種類、配達先のエリア、利用する運送会社やサービスによって異なります。あらかじめ運送会社に見積もりを取ることをおすすめします。
特に大型品や特殊な扱いが必要となる商品、あるいは納期が指定されている場合、運送会社によっては取り扱ってくれないこともあり得るため、確実に納品するためにも事前確認は重要です。
送料を商品の代金に含めるという方法も
送料を商品代金に含めるという方法も可能です。「商品A(送料込み)」と記載する場合は、送料の明細は無記載で商品代金に上乗せするという方法もあります。
こうした方法であればわざわざ送料の項目を追加する必要はなく、手間を削減することができます。また、送料の変動にも対応しやすいといった点もメリットです。
一方でこうした方法を取った場合、商品価格が高くなってしまい受注確率が下がってしまうリスクもあります。また、送料が予想よりも高額であった場合、送料を別途請求しづらくなるため損失を被る可能性もあります。
送料を記載する際にも活用できる「見積書の無料エクセルテンプレート」
見積書テンプレート_オーソドックス | 見積書テンプレート_おしゃれ | 見積書テンプレート_オーソドックス(ブルー) | 見積書テンプレート(オレンジ) |
「マネーフォワード クラウド請求書」では、見積書テンプレート(ひな形)をエクセル形式にて無料で提供しています。以下のリンクからダウンロードが可能です。
このほかにも、たくさんの見積書テンプレートを用意していますので、自社や自分の店舗などに合った見積書をぜひお気軽にご利用ください。
見積書の作成枚数が多い場合は、見積書作成ソフトを使用するといいでしょう。一度作成した見積書の内容が次回の見積書にも反映されるほか、見積書の内容をもとに請求書を発行することもできるためです。
※画像は執筆時点のイメージであり、最新の画面と異なる場合がございます
なお、「マネーフォワード クラウド請求書」は直感的な操作で、従来の表計算ソフトに比べて格段に素早く見積書や、見積書 ・納品書・ 請求書も簡単に作成できます。
そもそも見積書とは?
見積書とはクライアントへ費用の目安を伝える目的として、取引の初期段階で発行する書類です。依頼の検討に必要な情報が共有できるほか、条件のすれ違いによるトラブルを避けることもできます。
クライアントは見積書の内容を確認して、仕事の発注を検討します。その際に見積書があれば、費用や納期などの契約に必要な基礎的な情報が確認できるため、取引をスムーズに進めることが可能です。
見積書に記載されている金額はあくまで費用の目安であるため、妥当な理由があれば契約時に金額の変更が生じたとしても問題ありません。
【基礎編】見積書の書き方と見本・注意点
①宛名
宛名には、先方の所在地、会社名を記載します。また、場合によっては担当者名なども必要とされます。
一般的に、会社対会社という形での取引の場合の書き方は、会社名のみを記載することが多いようです。ただ、どこまで記載するのかに関しては、ケースバイケースで担当者間で決定することになります。
書き方として、一般的なのは以下のような形のものです。
まず、会社名を記載。必要な場合には、その下に担当者の部署や担当者名を記載。その後、さらに担当者名の下の部分に、会社の所在地を記載することになります。
②差出人の名前
相手先名などを記載すると同時に、誰からの見積りなのか記載するため、差出人の名前も必要です。差出人、会社名のみを記載する場合や、加えて担当者名も記載する場合など、状況により書き方が異なります。そのため、できるだけ宛名と記載内容を揃えるほうがよいでしょう。
また、宛名同様に所在地の記載も求められます。
差出人の部分の書き方で忘れてはいけないのが、差出人の電話番号を記載するということ。見積書の記載内容に関する疑問などがあった際に直ぐに連絡を取ったりできるようになるので、必ず記載を行なうようにしましょう!ここは宛名を記載するときと大きく異なる点なので、注意が必要です。
③見積書の通し番号
事業を営んでいると、見積書を発行する機会というのは多くあると思います。その中で、「アレ、あの見積書どこに行ったっけ?」のように、見積書を探すのに苦労したという経験がある方もいると思います。
通し番号を記載しておくことで、管理や整理がしやすくなり、そのような探す手間が発生しなくなります。見積書作成ソフトなどを使うと、自動で通し番号を発行してくれるので便利です。
④発行日
発行日も絶対に必要になる項目の一つといえるでしょう。発行日を記載することで、先方とのコミュニケーションコストが下がり、管理するための手間が減ることにつながります。
また発行日を記載することは、この見積もりに関する有効期限を意味する見積有効期限を設定するためにも必要になります。
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⑤見積もりの合計金額
見積もりの合計金額も当然記載することになります。この合計金額は、各項目の金額を合計したものとズレないように注意が必要です。
⑥見積もりの内容
見積もり内容には、品目名、単価、個数、合計などを記載します。
品目名
品目名の欄には、納品物や提供するサービスなどを項目ごとに記載します。このときには取引相手にも分かるような書き方で記載することが必要となります。
単価
次に記載するのが単価。原則、品目ごとに一つもしくは一単位あたりの金額を記載します。ただし、単価の記載ができないモノやサービスについては、空欄で問題ありません。
個数
それぞれの品目に対して、提供する数量を記載します。サービスなどで、具体的な数量を記載するのが難しい場合には、「1式」のような書き方で記載しても問題ありません。
合計
品目ごとの合計金額を記載します。ここでの金額は単価×個数で算出される金額となります。
⑦各項目の小計、消費税、合計金額
各項目の小計欄には、それぞれの項目の合計金額を合算した金額を記載します。また、合計金額の欄には、小計金額に消費税の金額を追加した金額を記載します。
⑧備考欄
備考欄の書き方にルールはありませんが、全体に関わるかつ補足説明が必要な内容や条件などを記載します。また、特に記載が必要な項目がないという場合には、短い挨拶文やメッセージを記載するというケースもあるようです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
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