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  • 更新日 : 2024年11月1日

お中元を贈る送付状・添え状の例文、テンプレート、書き方を解説

お中元を郵送する場合は、送付状や添え状を添えることがビジネスマナーとされています。受け取る方への配慮の気持ちを込めて、丁寧に作成することが大切です。状況に応じて適切な文面を選ぶよう心がけましょう。本記事では、送付状と添え状の違いや、シーン別の送付状の例文や書き方、注意点について詳しく解説いたします。

また、効率的に送付状を作成できる無料テンプレートもご用意していますので、ぜひご活用ください。

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お中元を郵送する際の送付状と添え状の違い

送付状には「送り状」や「添え状」「挨拶文」など、さまざまな呼び方がありますが、どれもお中元を郵送する際に「お中元をお送りした」ということを伝えるためのものです。送付状は、お中元が届く前に相手に発送や到着予定を知らせる文書として使われることもあります。また、添え状は、お中元に添えて同封し、簡単な挨拶や感謝の気持ちを伝えるもので、送付状ほど堅苦しくなく、封をせずにそのまま同封します。どちらも受け取る相手への気持ちを表す大切な役割を持っています。

お中元の送付状・添え状の例文

お中元の送付状の例文を紹介します。なお、本文のみ掲載しておりますので、お中元の送付状のテンプレートをダウンロードいただき、自社に合わせて編集をしてお使いください。

取引先への送付状の例文

拝啓　盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび、日頃の感謝とご挨拶を込めまして、○月○日到着予定にて、ささやかではありますがお中元の品をお送りいたしました。皆様でお楽しみいただければ幸いです。

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
貴社の益々のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

敬具

お世話になった目上の方への送付状の例文

拝啓　盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび、日頃の感謝の気持ちを込めまして、○月○日到着予定にて、心ばかりではありますがお中元の品をお送りいたしました。お納めいただければ幸いです。

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
暑さ厳しき折、ご体調には十分お気をつけくださいませ。

敬具

先生、恩師への送付状の例文

拝啓　大暑の候、先生におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
長年にわたりご指導いただき、心より感謝申し上げます。

つきましては、日頃の御礼を込め、心ばかりではありますがお中元の品をお送りいたしました。〇日には届くかと存じますので、お納めいただければ幸いです。

今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。略儀ながら、お中元のご挨拶とさせていただきます。

敬具

親戚への送付状の例文

拝啓　暑さが一段と厳しくなってまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。おかげさまで、こちらも元気に過ごしております。

このたび、日頃の感謝の気持ちを込めまして、お中元を別便にてお送りいたしました。○日頃に到着するかと思いますので、どうぞお楽しみいただければ幸いです。

厳しい暑さが続きますので、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。まずはお中元のご挨拶まで申し上げます。

敬具

友人・知人への送付状の例文

拝啓　本格的な暑さを迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
しばらくご無沙汰してしまい、申し訳ございません。

このたび、暑気払いとして○○様がお好きな○○をお送りさせていただきました。○月○日の到着予定です。
どうぞお召し上がりいただき、ささやかな涼を感じていただければ幸いです。
まだまだ暑い日が続くかと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。略儀ながら、お中元のご挨拶とさせていただきます。

敬具

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送付状（お中元）のテンプレート

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お中元の送付状の書き方

お中元を送る送付状は、1枚にまとめるのが一般的です。必要な情報を記載し、余計な表現は控えるよう心がけましょう。相手も読みやすく、内容もしっかり伝わります。

送付状に記載すべき項目は、以下のとおりです。

  1. 送付年月日
  2. 送付先（宛先）
  3. 差出人情報
  4. タイトル
  5. 頭語と結語・挨拶文
  6. 本文

①送付年月日

送付状には、送付した日付を入れておくと、相手が書類を受け取った時期を確認しやすくなります。送付年月日は、送付状の右上か左上に書くことが多いです。

②送付先（宛先）

送付状には、誰に送っているのかを明確にするために、相手の名前や会社名を記載します。会社宛の場合は、会社名の後に担当者名も入れておくと丁寧です。個人宛なら、名前だけで十分です。これにより、相手に対する配慮が伝わります。

また、送付先が企業や部署の場合は「御中」を使用し、個人名がわかっている場合は「様」を使います。同じ宛名で「御中」と「様」を併用しないようにしましょう。例えば、部署宛なら「株式会社○○○○ ○○部 御中」、担当者宛なら「株式会社○○○○ ○○部 ○○ ○○ 様」と記載します。

③差出人情報

自社の情報も忘れずに書いておきます。住所や氏名、連絡先などを書いておくと、相手が連絡を取りたい場合にスムーズに対応できます。

④タイトル

送付状に何を送るかを簡潔に示すタイトルをつけます。「お中元送付のご案内」といったものがよく使われます。タイトルをつけることで、送付状を受け取った相手がすぐに内容を把握できます。ただし、お中元などの送付状の場合、季節のご挨拶の一環として贈られるため、特にタイトルを設けずに文章のみで始めることも一般的です。タイトルを省略することで、形式ばらず、より自然なご挨拶としての印象を与えることができます。

⑤頭語と結語・挨拶文

送付状の冒頭には「拝啓」といった頭語を使い、最後には「敬具」などの結語で締めくくります。また、挨拶文では、相手との関係や季節の一言を入れて、より丁寧な印象を与えると良いでしょう。

⑥本文

送付状の本文では、何を送ったかを具体的に説明します。例えば、「ささやかではございますがお中元の品をお送品をお送りさせていただきました。」など、送ったものやその背景を簡潔に伝えます。

お中元の送付状を書くときのポイント

お中元を送る送付状を書く際は、相手に丁寧で心配りが伝わる印象を与えるために、以下のポイントを意識して作成しましょう。

忌み言葉を使わない

不吉な印象を与える「忌み言葉」（例：切れる、終わる、壊れるなど）は、特にお祝い事やフォーマルな文書では避けましょう。相手に対する配慮が伝わり、失礼がない印象を与えます。

季節の挨拶を添える

お中元の送付状には、時候の挨拶を一言添えると丁寧です。例えば、「盛夏の候」「暑さ厳しい折」「猛暑が続いておりますが」などの表現を使い、季節感を出すことで温かみのある文章になります。

宛先を正確に記載する

お中元を送る際の送付状では、宛先を正確に記載することが大切です。宛先が取引先の場合は、企業名や部署名、担当者のフルネームを正確に書き、敬称も「御中」や「様」を適切に使い分けましょう。個人宛の場合も、フルネームで記載し、敬称には「様」を忘れずに添えます。宛先を正確にすることで、相手に対する丁寧な配慮が伝わり、好印象を与えることができます。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

  • 監修：マネーフォワード クラウド請求書

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