- 更新日 : 2024年10月17日
ホールインワンの領収書の書き方・無料テンプレート
当記事では、ホールインワンの領収書の書き方やポイントについて、分かりやすく解説しています。
また、領収書の無料テンプレート、領収書の書き方の基本事項なども併せて紹介していますので、ぜひ併せてご参考ください。
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目次
ホールインワンの領収書が必要なケースは?
ホールインワンを達成した場合、お祝いとしてホールインワン達成者の資金で同行者に記念品を配ったり、祝賀会を開催したりする習わしがあります。人によっては数十万円ほどかかるとされる記念品作成や祝賀会開催のために金銭を支払った場合、領収書は必要なのでしょうか。
「ホールインワン保険」の補償を申請する場合
ホールインワンのお祝いで金銭を使った場合、領収書が絶対に必要なわけではありません。しかし、「ホールインワン保険」に加入しており、補償を申請するのであれば、領収書が必要です。
ホールインワン保険とは、日本国内のゴルフ場でホールインワンやアルバトロスを達成し、そのお祝いにかかった費用を補償してくる保険です。補償の対象になる費用には、次のようなものがあります。
- 記念品作成・購入費用
- 祝賀会費用
- ゴルフ場での記念植樹費用
- 同伴キャディでのご祝儀
※補償対象は保険会社によって異なります。契約時に確認しましょう。
なお、原則として、キャディを同伴せずプレイしホールインワンを達成した場合には、補償が受けられませんが、ゴルフ場従業員の目撃、ゴルフ場主催の競技会での達成、ビデオ映像などの客観的な資料でも代替可能です。
ホールインワンの領収書の書き方・ポイント
ホールインワン保険のための領収書の書き方・ポイントをご紹介します。
宛名はホールインワン保険の契約者
領収書の宛名はホールインワン保険の契約者名にします。会社名や空欄、「上様」だった場合、ホールインワン保険の補償が受け取れない場合がありますので、注意してください。
但し書きに要注意!
但し書きにも気をつけてください。祝賀会費用の場合「飲食代」「祝賀会費用」、記念品代の場合「記念品代」「お品代」などにするとホールインワン保険の補償が受け取れなくなる場合があります。
ホールインワンの祝賀会、記念品代ということが分かるよう「ホールインワン達成記念祝賀会費用」「ホールインワン達成記念品作成代」と記載する必要があります。
金額や支払い方法によっては印紙が必要になることも
ホールインワン達成記念品や祝賀会費用として発行される領収書の金額によっては印紙が必要になることもあります。印紙は領収書に貼付し、必ず消印(割印)を押しましょう
金額ごとにかかる印紙代は、以下の通りです。
金額 | 印紙税額 |
---|---|
5万円以下 | 非課税 |
5万円超100万円以下 | 200円 |
100万円超200万円以下 | 400円 |
200万円超300万円以下 | 600円 |
300万円超500万円以下 | 1,000円 |
500万円超1,000万円以下 | 2,000円 |
出典:No.7105 金銭又は有価証券の受取書、領収書|国税庁
ちなみに、代金をクレジットカード、銀行振込で支払った場合、領収書の印紙は不要です。
ホールインワンの領収書にも活用できる「領収書の無料エクセルテンプレート」
「マネーフォワード クラウド請求書」では、領収書テンプレート(ひな形)をエクセル形式にて無料で提供しています。以下のリンクからダウンロードが可能です。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
オーソドックスな領収書テンプレート | インボイス(適格請求書)を兼ねた領収書テンプレート | シンプルな領収書テンプレート | オーソドックスな領収書テンプレート(横) |
このほかにも、たくさんの領収書テンプレートを用意していますので、自社や自分の店舗などに合った領収書をぜひお気軽にご利用ください。
ここまで見てきたとおり、領収書は市販のものを使わなければならないわけではありません。正しい形式と記載内容であれば、エクセルで作成されたものであっても、領収書として認められます。
※画像は執筆時点のイメージであり、最新の画面と異なる場合がございます
なお、「マネーフォワード クラウド請求書」は直感的な操作で、従来の表計算ソフトに比べて格段に素早く領収書や、見積書 ・納品書・ 請求書も簡単に作成できます。
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そもそも領収書とは?
領収書とは、金銭等の支払いを受けたことを証明する書類のことです。領収書には支払いを受けた者及び支払った者の氏名や取引日付、金額、取引内容などが記載されます。
領収書は、会計上及び税務上の根拠書類としても重要な役割を果たし、領収書やレシートがないと会計上認められず税金が増えてしまうこともあるため、一定期間の保存が求められるものもあります。
領収書はその性質上複数の法律に関与しているため、様々な観点から解釈をすることが可能であり、それによって予期せぬトラブルが発生しやすいという面もあります。
領収書を発行する意味
領収書は商品やサービスに対して、お金を支払う側が確実に代金を支払ったということの証明に、またお金を受け取った側が確実に代金を受け取ったことを証明するために発行されます。
レシートとの違い
領収書は主として「支払いの証明」として利用され、レシートは主として「購入の証明」として利用されている傾向があり、多くの場合、レシートには支払いについての情報まで記載されています。
したがって、レシートであったとしても領収書と同じ役割を果たすものであれば、領収書として認められるのが通例です。具体的には領収日付、売上代金に係る金額、発行元、受領した事実が認められる表記があるものは、すべて領収書に該当します。
【基礎編】領収書の書き方と見本・注意点
領収書を作成する上で最も重要なことは、以下の2点です。
- 金銭授受の事実を証明するための事項を記載すること
- 改ざんされないための措置をとること
詳しくは、以下の記事も参考にしてください。
※以下は上記の抜粋版となります。
タイトル
中央寄せにして領収書であることがよくわかるようにしましょう。
日付
領収書に記載する日付は実際の領収日です。先に商品を引き渡して後日代金が支払われた場合は、実際に支払いがあった日付になります。日付の書き方は西暦、和暦どちらでも構いません。
宛名
相手先の、正式名称を記入しましょう。
金額
領収書には金銭を受け取った法人名や金銭授受日、売上金額などを記載します。金額の改ざんを防止するために金額の先頭には「¥」や「金」を、末尾には「※」や「−」を付けます。さらに金額の0表示3つごとに「,」を付けて記載します。
但し書き
但し書きには、具体的に何の代金を領収したのかを記入します。
金額の内訳
領収書以外に請求書等があり、一定の記載がある場合には不要ですが、領収書のみが取引の証拠である場合に内訳には、税率の異なるごとに合計した金額や消費税額を記載します。
発行者
領収書の発行者の住所・名称を記入します。
収入印紙
印紙税法により、領収書は「金銭または有価証券の受取書」にあたり、5万円以上の場合は収入印紙が必要です。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
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