• 更新日 : 2024年10月17日

子供会の領収書の書き方・無料テンプレート

当記事では、子供会の領収書の書き方やポイントについて、分かりやすく解説しています。

また、領収書の無料テンプレート、領収書の書き方の基本事項なども併せて紹介していますので、ぜひ併せてご参考ください。

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子供会の領収書が必要なケースは?

子供会は、その地域に住む子供同士がふれあえる活動に取り組んでいる任意の団体です。地域によって活動内容は異なり、スポーツ大会やキャンプなどのイベントが開催されることもあります。

市町村からの補助があるため会費が必要ない子供会も存在するものの、安心して子供たちが活動できるように年会費を徴収するのが一般的です。年会費には、安全共済会の年会費も含まれます。

子供会が、市町村などから助成金や補助金を受ける場合、活動の実態がわかるように実績報告書とともに領収書などの提出が求められる場合があります。子供会の領収書が必要になるのは、助成金や補助金で書類の保管が求められる場合、あるいは保護者から領収書の発行が求められるような場合です。

子供会の領収書の書き方・ポイント

子供会の領収書の書き方は、一般的な領収書の書き方と基本は同じです。会費を受け取ったことの証明になるため、発行した側でも領収書を発行したことがわかるようにしておきましょう。ここでは、子供会の領収書を作成する場合の書き方のポイントや注意点を紹介します。

具体的な内容を但し書きする

領収書には、受領した金額の内訳を示す「但し書き」の欄があります。但し書きには、品代としてなどのあいまいな表現は避け、具体的に内容を記載するようにしましょう。

たとえば、子供会の会費を受領した場合は、「会費として」などと記載します。年度の途中から加入があるケースも想定されるため、「○○年度(〇年〇月〇日~△年△月△日)の会費として」のように、対象年度などをしっかり記載しておくとわかりやすいでしょう。

受領者として役員の名前を記載する

一般的な領収書は、受領者として事業者名を記入します。子供会の場合は、子供会の名称に加え、誰が責任をもって受け取ったのか明らかにするために、役員の名前を併記します。

何らかの問題が発生したときに担当者に確認できるよう、子供会の会長や会計の役についている人の名前を記載しましょう。

領収書や集金したお金の管理を決めておく

子供会は任意で結成できる団体であり、会の運営や会費の徴収などは法律により規定が設けられていません。規定がないからこそ、公私混同にならないよう適切に管理することが重要です。

子供会の領収書についても、誰がどのように発行するか(集金の際に発行するのかなど)、どのように保管するのか決めておきましょう。また、二重の集金や集金漏れにならないためにも、会費などを受領して領収書を発行した際は、集金簿などに記録しておくことをおすすめします。集金した会費も適切に管理できるよう、会費専用の財布を作るなどして対策しましょう。

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領収書のテンプレート

ここまで見てきたとおり、領収書は市販のものを使わなければならないわけではありません。正しい形式と記載内容であれば、エクセルで作成されたものであっても、領収書として認められます。

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そもそも領収書とは?

領収書

領収書とは、金銭等の支払いを受けたことを証明する書類のことです。領収書には支払いを受けた者及び支払った者の氏名や取引日付、金額、取引内容などが記載されます。
領収書は、会計上及び税務上の根拠書類としても重要な役割を果たし、領収書やレシートがないと会計上認められず税金が増えてしまうこともあるため、一定期間の保存が求められるものもあります。

領収書はその性質上複数の法律に関与しているため、様々な観点から解釈をすることが可能であり、それによって予期せぬトラブルが発生しやすいという面もあります。

領収書を発行する意味

領収書は商品やサービスに対して、お金を支払う側が確実に代金を支払ったということの証明に、またお金を受け取った側が確実に代金を受け取ったことを証明するために発行されます。

レシートとの違い

領収書は主として「支払いの証明」として利用され、レシートは主として「購入の証明」として利用されている傾向があり、多くの場合、レシートには支払いについての情報まで記載されています。

したがって、レシートであったとしても領収書と同じ役割を果たすものであれば、領収書として認められるのが通例です。具体的には領収日付、売上代金に係る金額、発行元、受領した事実が認められる表記があるものは、すべて領収書に該当します。

【基礎編】領収書の書き方と見本・注意点

領収書の書き方と注意点

領収書を作成する上で最も重要なことは、以下の2点です。

  • 金銭授受の事実を証明するための事項を記載すること
  • 改ざんされないための措置をとること

詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

※以下は上記の抜粋版となります。

タイトル

中央寄せにして領収書であることがよくわかるようにしましょう。

日付

領収書に記載する日付は実際の領収日です。先に商品を引き渡して後日代金が支払われた場合は、実際に支払いがあった日付になります。日付の書き方は西暦、和暦どちらでも構いません。

宛名

相手先の、正式名称を記入しましょう。

金額

領収書には金銭を受け取った法人名や金銭授受日、売上金額などを記載します。金額の改ざんを防止するために金額の先頭には「¥」や「金」を、末尾には「※」や「−」を付けます。さらに金額の0表示3つごとに「,」を付けて記載します。

但し書き

但し書きには、具体的に何の代金を領収したのかを記入します。

金額の内訳

領収書以外に請求書等があり、一定の記載がある場合には不要ですが、領収書のみが取引の証拠である場合に内訳には、税率の異なるごとに合計した金額や消費税額を記載します。

発行者

領収書の発行者の住所・名称を記入します。

収入印紙

印紙税法により、領収書は「金銭または有価証券の受取書」にあたり、5万円以上の場合は収入印紙が必要です。


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