- 更新日 : 2024年10月30日
面接が決まっている場合の履歴書の送付状の例文や書き方【無料テンプレート】
履歴書を郵送する際には、適切な送付状(添え状)を添えることがビジネスマナーとされています。
履歴書に添える送付状の例文や書き方、郵送時の注意点をわかりやすく解説します。また、効率的に送付状を作成できる無料テンプレートもご用意しています。ぜひご活用ください。
目次
履歴書の送付状の無料テンプレート
マネーフォワード クラウドでは、履歴書の送付状(面接が決まっている)の無料テンプレートをご用意しております。無料でダウンロードできますので、ぜひお気軽にご利用ください。
履歴書の送付状(面接が決まっている)の例文
ここでは、履歴書の例文をケース別に紹介いたします。履歴書に添える送付状を書く際は、ビジネスマナーを守り、簡潔で丁寧な表現を心がけましょう。
基本的な履歴書送付状の例文
株式会社〇〇〇〇〇
採用担当:〇〇〇〇様
〇〇県〇〇市〇〇町X丁目X番X号
氏名:〇〇 〇〇
TEL:XX-XXXX-XXXX
E-mail:XXXXXX@XXXXX
履歴書送付のご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたび、貴社の〇〇職の採用面接をお引き受けいただき、誠にありがとうございます。 つきましては、面接に先立ち、履歴書を同封いたしましたので、恐れ入りますがご査収くださいますようお願い申し上げます。
面接当日は、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
・履歴書 1通
・職務経歴書 1通
以上
転職活動中に送る履歴書の送付状例文
株式会社〇〇〇〇〇
採用ご担当者様
〇〇県〇〇市〇〇町X丁目X番X号
氏名:〇〇 〇〇
TEL:XX-XXXX-XXXX
E-mail:XXXXXX@XXXXX
履歴書送付のご案内
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、貴社〇〇職への応募を検討しており、貴社での採用面接をお受けする機会をいただき、誠にありがとうございます。つきましては、履歴書と職務経歴書を同封させていただきましたので、ご確認のほどお願い申し上げます。ご多用の折とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
・履歴書 1通
・職務経歴書 1通(全2枚)
以上
履歴書の送付状は、状況や相手との関係に応じて表現を変え、感謝や丁寧な言葉を添えると良いでしょう。
履歴書の送付状の書き方
履歴書に添える送付状は1枚にまとめ、必要な情報を記載し、簡潔で読みやすい表現を心がけましょう。相手も読みやすく、内容もしっかり伝わります。
送付状に記載すべき項目は、以下のとおりです。
- 送付年月日
- 送付先(宛先)
- 自分の氏名・連絡先
- タイトル
- 頭語と結語・挨拶文
- 本文(自己PR)
- 送付内容(記・以上)
①送付年月日
送付状の日付には、履歴書をポストに投函する日を記入します。送付年月日は、送付状の右上に書くことが多いです。記入日ではないことに注意しましょう。
②送付先(宛先)
送付状の左上には、送り先の会社名や担当者名を記載します。「株式会社」を(株)と省略せずに記入しましょう。担当者の氏名がわかる場合は、「様」をつけて記載し、わからない場合は「採用ご担当者様」または「人事部御中」と書くのが適切です。
③自分の氏名・連絡先
自分の氏名(フルネーム)や連絡先の情報も忘れずに書いておきます。住所は都道府県名も省略せずに書き、電話番号は、携帯電話番号など連絡の取りやすい番号にしましょう。
④タイトル
送付状には、何を送るかを簡潔に示すタイトルをつけます。「履歴書送付のご案内」や「履歴書送付の件」といったものがよく使われます。タイトルをつけることで、送付状を受け取った相手がすぐに内容を把握できます。
⑤頭語と結語・挨拶文
送付状の冒頭には「拝啓」といった頭語を使い、最後には「敬具」などの結語で締めくくります。また、挨拶文では、相手との関係や季節の一言を入れて、より丁寧な印象を与えると良いでしょう。
⑥本文(自己PR)
送付状の本文では、何を送ったかを簡潔に説明します。その際、自己PRも2,3行を目安に簡潔にまとめて伝えると良いでしょう。
⑦送付内容(記・以上)
本文の最後には、送った内容を箇条書きにしておくことがよくあります。「記」と書いて「履歴書1通」のように書くと、相手が何が送られてきたかをすぐに把握できます。そして、最後に「以上」と書いて締めます。
履歴書と送付状を郵送する際の注意点
送付状は1枚に収める
送付状は簡潔にまとめ、A4サイズ用紙1枚に収まるように記載します。長すぎると相手の負担になるため、伝えたいポイントを絞って記述しましょう。また、ビジネス文書として適切な言葉遣いや敬語を使用し、礼儀正しくまとめることが重要です。
送付状は手書きではなくパソコンで作成するのが一般的
ビジネスマナーとして、送付状はパソコンで作成することが一般的です。手書きだと字が崩れたり、読みにくくなったりする場合があるため、読みやすいフォントを使用してパソコンで整った書式に仕上げるのが好ましいです。読みやすく、フォーマットが整った文書を心がけましょう。
送付状は応募書類の一番上に重ねる
送付状は応募書類の表紙の役割も果たすため、一番上に重ねます。送付状があることで、相手にとって書類全体の内容や目的がわかりやすくなり、スムーズに対応してもらいやすくなります。送付状の内容が最初に目に入ることで、好印象を与えることもできます。
送付状や応募書類は折らずにクリアファイルに入れて封筒に入れる
送付状や履歴書などの応募書類は、折らずにA4サイズのクリアファイルに入れた上で封筒に入れます。クリアファイルは書類を保護し、折れや汚れを防ぐ役割があります。また、A4サイズの書類がそのまま収まる封筒を選ぶことで、相手にきれいな状態で書類が届くよう配慮しましょう。
履歴書をメールで送る場合
メールで履歴書を送付する場合、送付状を別途添付する必要はありませんが、件名には「【重要】履歴書の送付」や「応募書類のご送付について」などを記載し、重要な書類であることを伝えましょう。メール本文には送付状と同様の内容を記載し、簡潔ながらも丁寧な挨拶を含めると良いでしょう。応募書類の簡単な紹介を加えることで、より相手に伝わりやすくなります。履歴書はPDF形式で添付し、送信前には添付漏れや相手の名前・メールアドレスの確認も忘れずに行いましょう。
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